11/17、梅田のトミノ

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

富野･梅田講演３９．その為にもう後２年だけ生きてこうと思ってる。（これで講演内容は一旦終了。以降は質問コーナー）

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（個人的メモ）ここ数年富野発言ってそこまでちゃんと追って無かったのだけど、「アニメで喜んでても良い」「ガンダムしか出来ないってのもまあ良いか」と言ってたのには結構衝撃だったなあ。７１歳かあ。

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富野･梅田講演４０．ここから質問コーナー、なんだけど一人目の質問はちょっと飛ばす。多人数を動かす創作のヒントを質問されてたようだけど、ぶっちゃけ何言ってるんだかよく分かんなかった。メモもしてない。

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富野･梅田講演４１．二人目の質問。「最近ヤマトや００９やクレヨンしんちゃんなど、作者の死後も作品が続くという例が多いがアレは芸術なのか唯の商売か？」 単なる商売でしかない。作ってる人間は自分のオリジナルをやれない悔しさを抱えてるのかもね。これは神山クンの話だけど。

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富野･梅田講演４２．「富野さんが一時期よく言っていた芸能、歌舞伎や落語は古い作品をずっと引き継いでいってる。商売でしかないと言うのなら、アニメはそうはならないのか？」 そういった形の継承はアリ。アニメは継承が非常にしやすい媒体でもある。

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富野･梅田講演４３．人物で無くてキャラクターだから。マリリン・モンローの映画を本人の死後には作れない。ミッキーも「最近のミッキーは昔のミッキーとは…」と言われるけど、偽マリリン・モンローが出てくる程の違和感は無い。

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富野･梅田講演４４．三人目の質問。「富野監督の喋り方が先日法事の時に見た住職さんに似ている。住職さんは漫談みたいに人を笑わせながら生とか死とか老いについて説法する。」

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富野･梅田講演４５．（質問者続き）「そういう姿が本来の宗教の役割なのだとしたら今の宗教は宗教が本来果たすべき役割を果たしていないように思える。明石家さんまや立川談志の方がよっぽど宗教家なのではないか？ 正しい宗教の姿とは？」

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富野･梅田講演４６．もし明石家さんまが宗教家に見えるなら、それを拝んでしまえば良いのでは。個人的には手合わせるのがあの顔なのは嫌。

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富野･梅田講演４７．仏教というのは「南無阿弥陀仏を唱えれば極楽へ行ける」という単純なフレーズで受けた。１００万人１０００万人に受けるフレーズというのが大切。

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富野･梅田講演４８．さっきのは質問と言うより、意見として正しい。エンタメの半分はそもそも踊る宗教。舞い踊りを見せてお布施を貰う。

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富野･梅田講演４９．逆に言えばエンターテイメントがそもそも宗教だという自覚は必要。最近も実際に宗教がアニメ作っちゃった。だからアニメももはやそういう権力になり得る存在なんだという危険性は分かっておかなきゃいけない。

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と言う訳で、以上11/17に大阪梅田で行われた富野講演でした。他に今回の講演見てた人からしたら「そんな事言ってないぞ！」「この話抜かしちゃ駄目だろ！」というのもあるかも知れませんが、まあご容赦を。

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ちなみに、分かる人には丸分かりだったと思うけど最後の質問者は私です。