@H926 ただ現象として「それ」が発生する際に大きなエネルギー放出を観測した、のでしょうね。彼ら自身はエネルギー獲得量の最大化でしか動いてない以上、そこに付随する心理的な要素を斟酌する必要がない、或いはそれさえ最適化の為の因子たり得ると判断した。
2012-07-17 18:25:58最悪の皮肉があるとすれば。逝く筈だった魂は地脈に囚われ、廃棄された脱け殻の脱け殻に絡め取られ、凝り固まって大きな呪いを生んだこと。狂った世界と云う戯曲を演じんがために、演者として見初められてしまったこと。
2012-07-19 03:48:02多分、転生を期して魂を地脈に放流したんだと思うけれど、連中が処分場所に困ってシードの殻を地脈に投棄していたとかそんな。そんな殻がいくつか集まるうちに求心力を持ち始めて、元々の片割れだった魂を巻き込んで……
2012-07-19 04:03:32先の推論の延長線上でワルプルギスの発祥にも一応の辻褄合わせが可能なようである。アレが地脈に関連する"現象"としての性格を色濃く帯びるなら、だが。
2012-07-19 03:51:56……と云う訳でプレ改変仮説を前提に推論をしてみた訳だが、案外収まりの良いところに落ち着くな、と云う感触である。本篇改変と違い、全時空に及んでいない可能性すらなくはない。
2012-07-19 03:39:26つまりプレ改変なるものが存在したとすれば、それはある種未来に向かって侵食する波のようなもの、と捉えた方が収まりはいい。多分呪いに囚われ死ぬことも出来ず何らかの封印をもって処するより他なかった同胞を見てきた誰かが、最期に魂から自我を剥離させる事を思いついた。
2012-07-19 02:41:56土着の、と云うか伝統的な魔術と云うのは存在したのだと思ってるけど(その成立過程に彼らの関与があったかはともかく)、それらの謂う「魔女」と同じものとされる根拠となる何か、があった筈で。
2012-07-28 18:30:58それを嘆いた誰かが、魂のせめて「彼女であった」部分だけでも解き放つように仕組みを書き換えた。そこに何が残ろうと、同胞が同じ姿のモノを手にかける必要がないように。
2012-07-28 18:38:23最初は割れなかったものを、先述の誰かの願いが割れるようにした、そしたらその時相転移のオマケが付いた。それまでは別の魔法少女を派遣して止めを刺させ堕ちきったジェムを回収していたものが。
2012-07-28 19:57:35ま、「プレ改変仮説を採るとすれば」の話。そうでなければ制御不能の感情暴走に対し、一部機能だけを欠損させることが困難なのと目的の大筋に合致するし転用も可能なので放置された、あたりが有力か。
2012-07-28 21:45:05何しろ奇跡に近い力を持つだけでなく不死身にも近い訳で、そんなモノが里に居られよう筈とてもないだろう。魔法を使わなくても落胆が失望に、失望が絶望に。自ずと濁りは溜まるだろうが、その意味に気付けるものがどの程度居たか。
2012-07-28 22:10:38時折運良く「それ」に出くわせれば幾許かの濁りは取ってもらえるらしいけれど、そうなかなかにあるものでもない。そうこうしているうちに濁りは一線を超え、呪いを湧き出させるようになる。
2012-07-28 22:15:30とまあ、マギカ前史を仮想してみると陰惨極まりない歴史的経緯が見え隠れしそうで、そりゃマトモに死ねるか賭だったとしても「じぶん」を殺すことを選択しても不思議はないよね、みたいな話。
2012-07-28 22:22:43それによって魂の残り滓が欲動のままに異形の化物に変貌したとしても、ただ堕ちた同胞を討つと云う悲惨よりは躊躇いなくその手を下せる筈。であればそれは、散りゆくものの最後の心遣いでさえあったかもしれない。
2012-07-28 22:26:59