Story Sellerのこと(37~進行中)

新潮社さんの【Story Sellerのこと】続き。 1~40はコチラ、Dokutaさん( @Colorless_Ideas )がまとめてくれました。 http://togetter.com/li/41759 
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新井久幸@『書きたい人のためのミステリ入門』発売中! @editor_of_SS

【Story Sellerのこと37】出す前に、どこかでこの名前が使われていないか気になり、googleで検索してみた。が、この繋がりでのヒットは国内では皆無で、「story」と「seller」が別々に使用されている文章を拾ったものが、いくつか見受けられた程度だった。

2010-05-14 14:19:22
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【Story Sellerのこと38】簡単に思い付きそうな語呂だし、使い易そうなのに、何も出てこないとは意外だな、とその時は思っただけだが、もし先行使用例があったら、別の誌名にしなければならなかっただろうから、今考えると冷や冷やものである。

2010-05-14 15:41:41
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【Story Sellerのこと39】最初の「SS」が出た直後は、毎日どころか、四六時中googleとかmixiの検索に、「Story Seller」と打ち込んでいた。当然のことながら、最初はぽつぽつとしか言及がなく、それも感想というよりは、ネット書店などの販売情報だった。

2010-05-14 15:55:13
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【Story Sellerのこと40】日を追う毎に、少しずつヒット数が増えていき、それを見ながら、段々と世の中に認知されていっているような気がして、とても嬉しかったのをよく覚えている。当時は、全部見ようと思えば全部見られる程度の数だったので、新規の言及は必ず見ていた。

2010-05-14 15:58:34
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久々に「SSのこと」の続きを書こうと思って、今までのを読み返そうとしたら(何を書いたか微妙に忘れている)。途中までしか遡れなかった。ショック……。ちゃんとコピペして残しておけば良かった。でもめげずに書く。重複してたらごめんなさい。

2010-08-11 01:32:31
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【Story Sellerのこと41】文庫が思っていた以上に売れてしまったので、「SS」は文庫のアンソロジーと思っている人が大半みたいだけれど、でも作っている側からすると、基本は雑誌版で、できれば雑誌版で読んで欲しいのである。

2010-08-11 01:35:25
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【Story Sellerのこと42】理由はいくつかあるが、まず「売れないと次が出せない」ということ。商業出版である以上、赤字前提の企画は成立しない。最初の号は、前号実績がない分そこはある意味クリアできるが、一回出てしまったら、前号の売れ行きを無視することはできないのだ。

2010-08-11 01:39:03
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【Story Sellerのこと43】ある程度売れれば胸を張って次が出せるが、そうでもないと、続けるために色々と策を弄する必要が出て来る。その辺の数字や内幕は、さすがにここで書くわけにはいかないので話を変える(笑)

2010-08-11 01:43:08
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【Story Sellerのこと44】雑誌版には、文庫にはない特典として、短いが「著者コメント」が付いている。自分は、本を読むときに「あとがき」から読むタイプなので、雑誌にもああいうコメントがあったら嬉しいなと思い、作ったスペースだ。

2010-08-11 03:30:28
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【Story Sellerのこと45】短いけれども、ああいった作家の肉声を知ることで、作品に別の角度からの解釈なり理解が生まれることもあるのではないかと思うし、何か「おまけ」が付いてるような感覚が、純粋に嬉しくてお得感があるんじゃないかと思うのだ。

2010-08-11 03:32:22
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【Story Sellerのこと46】漫画雑誌で、著者が一言コメントを寄せている奥付が結構あるが、僕はあれが大好きで、あの楽しさを小説雑誌で出せないものかと思ったのだ。

2010-08-11 03:36:17
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【Story Sellerのこと47】他にも地味に違いは沢山あって、文庫版の写真は断ち落としになっていない。周りに、数ミリの白い余白がある。これはシステムの問題でどうにもならなかった点で、泣く泣く諦めた。とはいえ、気にしなければ気にならないレベルではある。

2010-08-11 03:42:14
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【Story Sellerのこと48】それから、プロフィール欄の「現在執筆中」や「刊行予定」のコーナーも文庫版にはない。当たり前だけれども、文庫は長く店頭にあるから、刊行当時の情報は、すぐに古くなってしまうからだ。

2010-08-13 00:29:16
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【Story Sellerのこと49】雑誌で作品を追っかけている人は少ないだろうし、これからどんな本が出るか、そんなに先までの情報は公になっていないだろうから、ああいった情報を出すことで、「秋にはアレが出るのか-」とか、楽しみにしてもらえたらいいなと思ったのだ。

2010-08-13 00:31:40
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【Story Sellerのこと50】自分が学生だった頃は、今のようにネットもなく、近刊情報はおろか、新刊情報も手に入らず、「何とかが出るらしい」という噂を聞いては、毎日のように大きな書店を覗きに行ったものだった。そういった経験が、あの欄を作らせたのだろう。

2010-08-13 00:33:09