日本の学校図書館専門職員はどうあるべきか:論点整理と展望
塩見先生:戦前の制度がないところで教育の熱意、工夫から学校図書館の萌芽が生まれている。それが国との緊張関係を作っている。 #学校図書館専門職
2012-12-01 14:03:40塩見先生:昭和8年教育赤化事件。治安維持法違反で教師を追われた戸塚廉「いたづら教室」 #学校図書館専門職
2012-12-01 14:05:10塩見先生:学校図書館の出発点から考えること。学校教育法34条2項が学校図書館の目的を測ることに。教材の相対化と選択。検定教科書以外の有益適切な教材を使用することができる。 #学校図書館専門職
2012-12-01 14:11:19塩見先生:学校教育法34条2項を受けて、学校教育法施行規則で学校図書館が規定されたのではないか。 #学校図書館専門職
2012-12-01 14:13:23学校図書館を使って何をしようかという教師の共感・熱意がなければ学校図書館が盛り上がっていかない。支えられる必要がある。 (同意) #学校図書館専門職
2012-12-01 14:16:17塩見先生:60年代70年代には学図法改正論議が強かった。政争の渦中。内容は司書教諭と学校司書の位置づけについて合意がならなかった。なぜか。教育課程をだれが作るか(自主編成)という問題が根源にあった。文部省は国が作るという立場で対立。 #学校図書館専門職
2012-12-01 14:19:18塩見先生:国のつくった一定の基準の中で、各学校が具体的なカリキュラムをつくって行くような建設的な議論にはならなかった。学習環境を整備するという議論は盛り上がらなかった。 #学校図書館専門職
2012-12-01 14:22:09塩見先生:教育環境の整備という議論がおこれば、必然的にその教育を支える学校図書館が必要で、その職員の専門性も議論がおこっていったのではないか。残念である。(当時の雰囲気は日向は知らないが納得できる) #学校図書館専門職
2012-12-01 14:24:01塩見先生:学校図書館職員の現状。制度化されているが空洞化している司書教諭。多様な実態があるが制度がない学校司書。学校司書間にも大きなちがいがある。歴史的な経緯がつくり出した。生まれるべくして生まれた。 #学校図書館専門職
2012-12-01 14:26:23塩見先生:二職種が並置できるのか。今の司書教諭の立場の調査が必要である。現行の司書教諭の在り方。専任司書教諭は現状ではあり得ないとおもう。学校司書が多様過ぎる。ある程度の要件の合意が必要なのではないか。 #学校図書館専門職
2012-12-01 14:32:18塩見先生:専門的な知識で教師を支えることができる学校司書の状況をどうつくっていくかが必要。並置が理論的に成り立つのかというと。違うことを明確にしなければいけないが難しいと考える。 #学校図書館専門職
2012-12-01 14:33:34教育専門職であるが、教師、スクールカウンセラー等あるが、教育職(教師)として並ぶことが一つの考え方。もう一つ教師とは違う(教育職)ではない教育専門職として考える。図書館の専門職として位置づけるが教師として位置づけると遠い。 #学校図書館専門職
2012-12-01 14:35:45日向感想:概観、歴史的経緯、学校図書館のプリミティブなところがある程度見えた。日向質問:学校司書が教育職になるとなにがいいのか(直接指導、研修)。他の教科教育から学校図書館への期待が高いが、そうすると司書教諭の半専任化も考えられるのではないか。 #学校図書館専門職
2012-12-01 14:44:49根本先生:LIPER3。館種ごとに専門職を養成しておくか。それがLIPER報告書。LIPER3はその後学校図書館に関すること。21世紀の学校のカリキュラム展開を展望したい。学校図書館が密接に関わっている。 #学校図書館専門職
2012-12-01 14:48:09根本先生:フランスには専任司書教諭がほとんどの学校がいる。教員としている。アメリカのモデルは図書館司書の系列においている。 #学校図書館専門職
2012-12-01 14:49:08学校図書館の教育的条件:開放形の知識を前提とする学習(探求型)がないとだめ。(現在は閉鎖系な体系的知識から学ぶ習得型)。もう一つ学習のためのの基礎的な知識・技術が習得されないと学校図書館が必要とされない。#学校図書館専門職
2012-12-01 14:51:14根本先生:現状の日本の教育は閉鎖系知識を維持し、教育されている。そのままでは学校図書館は必要とされない。(教科書をおぼえればよい)#学校図書館専門職
2012-12-01 14:52:54