「ミステリにおける論理の様相・序」を読んでの感想集
古野まほろ作品は万人にはお勧めできない。しかし、奇天烈な世界観はアニメやラノベに親しむ十代に対する訴求力はあるのだろう。それでかつ本格の精髄が結晶しているのだから、本格の将来に貢献しているのかもしれないよな。
2010-08-13 07:34:29ミステリの説得力は何なんだろうね。『黒死館殺人事件』や『翼ある闇』の名探偵の推理は合理的ではあるけど、そんなバカなと読者に思われる。物理トリックはくだらないと言われるし、意外なだけじゃなく盲点を突かなきゃ駄目。騙されたいのか説得されたいのか…
2010-08-13 07:50:15.@tomarin さんの「ミステリにおける論理の様相・序」をお気に入りにしました。 本来分かっちゃいけないところまで判断材料にするとまずいだろうなあ。将棋の最善手がミステリーの探偵が出す答えで押川麻雀.. http://togetter.com/li/41729
2010-08-13 11:57:48ミステリにおける論理って、昔は真面目に考えていたときもあったけど……真面目に考えれば考えるほど、なんか変なところに連れていかれるような気がして。難しいなあ。
2010-08-13 12:58:44本来なら分からないはずの情報が無視される麻雀劇画の解決方法はミステリーとしてはまずい。将棋の最善手のよえな推理は確かにすごいが、ロジックからすると必然になる。
2010-08-13 13:08:42将棋の羽生マジックのような気が付きにくい好手が名推理だとしても、ロジックからすると必然的かもしれない。その辺の過程がどうかで面白さがかわってくるのかな。
2010-08-13 13:19:15例の「ミステリにおける論理の様相」が自分のようなボンクラには難しすぎて判らないという件。しかし何で難しく感じるのかという点については判っているという何ともな状況。家に帰ったらこの点についてちょっとだけつぶやくカモ。正直こういう難しい議論を追いかけるのは苦手なのであくまで感想だけ。
2010-08-13 14:21:25@air_mys_ken 同感です。作者がしっかり世界観を作り、読者を引っぱり込んでくれればオレ様ロジックでいい。 RT @no73m: ミステリにおけるロジックって、実は、「いかに論理的であるか」ってことじゃなくて、「いかに説得力」があるかってことだよね。
2010-08-13 14:09:06@no73m なるほど。「双龍会」では、落花さんが決めた通りに白も黒と言いくるめる、なんて発言してましたね。読者を魅了する、限りなくロジカルに見える仕掛け。ミステリだったらその説得力にだまされてもいい!とか思っちゃいますw 気持ちよくだまして、カモーン!です。
2010-08-13 14:49:37ミステリを読むときは脳をゆるゆるにして、作者が編み出す「その世界の論理体系」をまるごと受け入れる。超人探偵がいる世界も、人がぽんぽん殺される世界もあるだろう。「その世界のお約束」がわかりやすい本が好きだ。雰囲気にひたれるし、後で裏切られるのもまた楽し。
2010-08-13 14:14:37個人的に提示される謎は、くっきりわかりやすいのがいい。「消えた女は何者?」等。そしてロジックも、できればサルでもわかるように明瞭なのがいい。そのためなら、細けぇこたあいいんだよ! 整合性が完璧じゃなくても面白ければいい。推理の過程をすっきり見せるためなら、超人探偵もありだ。
2010-08-13 14:25:47