ネタ帳11月

11月の素材
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酔宵堂 @Swishwood

それにそうしてほんとうに寄り添うような位置にあり続けるほうが、何よりまどからしい。それはもう、あの「縁起」が説く通りに。

2012-11-05 15:45:37
酔宵堂 @Swishwood

地獄になった、地獄を無化するために

2012-11-08 16:48:50
酔宵堂 @Swishwood

かつてのすべては、その渇望のすべては

2012-11-08 16:53:29
酔宵堂 @Swishwood

時さえ意味を失うその世界で ただ盈たされるのだと

2012-11-08 16:56:30
酔宵堂 @Swishwood

時の外側にあるものにとって、一瞬と永劫は等価であること、呪いにして救い

2012-11-08 17:00:15
酔宵堂 @Swishwood

同時多重並行概念存在として、それさえも観測の一結果に過ぎず

2012-11-08 17:02:34
酔宵堂 @Swishwood

理は少女の数だけ在るもの

2012-11-08 17:05:10
酔宵堂 @Swishwood

認め、導き、看取るもの

2012-11-08 17:06:40
酔宵堂 @Swishwood

世の理に見えざる手を感じ取り名を呼びたるは誰ぞ 彼のものこそははじまりの媛

2012-11-08 17:12:16
酔宵堂 @Swishwood

アレは戦うモノなんかじゃない、もっと、遥かに歪でおぞましい"なにか"だ——摂理の側に立てば、そう呼ぶより他のない"なにか"。世界を上書きする、その上から力尽くで痕跡ごと拭い去る"なにか"

2012-11-08 17:21:08
酔宵堂 @Swishwood

——そんなモノに名を付け救いと崇める輩が、どうして異端でなかろうものか。摂理を歪めるに飽き足らず正しき信仰からも外れたる者の、魔女と呼ぶより他のありや。

2012-11-08 17:28:00
酔宵堂 @Swishwood

どうあっても信仰を持つ限りは魔女と呼ばれるほか無い様で、こればかりは覆せそうにない

2012-11-08 17:31:17
酔宵堂 @Swishwood

であるがゆえにそれは結束の証として。人に知られることなく、ただ彼女達の間にのみ語り継がれる祈り。その祈りの存在、それこそが真実。

2012-11-08 17:36:37
酔宵堂 @Swishwood

否、その祈りこそ——彼女そのものだ。

2012-11-08 17:40:02
酔宵堂 @Swishwood

現在が未来を構築するのではなく、未来が過去を規定する

2012-11-14 02:40:23
酔宵堂 @Swishwood

消滅の未来が契約の過去を規定する、と言い換えようか

2012-11-14 02:41:55
酔宵堂 @Swishwood

色々考えてみると改変後は消滅間際の「円環の理」との対話が大きな意味を持つような

2012-11-14 02:59:03
酔宵堂 @Swishwood

そこで消えるのだと認められるからこそ契約出来たことになるのだと云うような

2012-11-14 03:01:20
酔宵堂 @Swishwood

唯ひとりの例外が居る訳ですが

2012-11-14 03:01:41
酔宵堂 @Swishwood

「なかったことにした」娘もそりゃ居たんだろう

2012-11-14 03:04:15
酔宵堂 @Swishwood

無論円環様がそれを否定する筈も無くてね

2012-11-14 03:05:47

さやかのこと

酔宵堂 @Swishwood

彼女と云う喪失を、法と云う理がひとつの言葉にできたのは実に、その時から七年を経た日のことだった。肉親に打ち明けるにさえ荒唐無稽にすぎる、と云うのが主な理由ではあったが、どこかにはあり得る筈もない不意の帰還を期待していた、のかも知れない。

2012-11-14 04:14:39
酔宵堂 @Swishwood

さやかのことは、みんながそれぞれの形で引きずればいい。無理矢理振り切ろうなんてしなくていい——いくら止めたところで「それでも」と云い続けるだろうことはわかっているし、それでいいのだとも思うし

2012-11-09 03:09:18
酔宵堂 @Swishwood

燃え尽きる未来を前提にアレは契約した。祈りを活かす術がそれ以外にないと知ってなお、それを選んだ。

2012-11-09 03:39:33