たゅん(@talyun_)のエロマンガ論、ポルノ論
『ななこSOS 1巻』読了。SFネタを中心にパロネタ満載。このころの読者はやっぱりおたくだったんだなと。中ほどに吾妻ひでおのインタビュー付き、着想はアトムの女体化なんだそうだ。多種の変質者が登場。セックスとかはないのになぜか読んでいるとチンコに血が溜ってくる。不思議だ。
2010-03-08 13:31:55とにかくオタクの自意識のために「マンガはオタクのものである」とする一方で、彼ら以外に向けてつくられたマンガはマンガと認めないという態度は傲慢じゃないかと思う。マンガに限らないけど。
2010-03-08 15:07:18『魔ジョニアいぶ』読了。1年でずいぶんSF色は薄まって、ネタ元の種類が増えてもはやカオス。セックスもパロる。触手有。読者側に立つ無知キャラが皆無なのでさらにカオス。こっちは裸とかバンバン描かれてるのに無反応。これ当時の人はどう読んでたんだろう。ネタ全部わかってたのかなあ。
2010-03-09 14:38:32『快感ゼミナール』読了。レズもの2割ぐらいとけっこう高め。昔っぽいねーと思う、言葉遣いとか、描かれてる文化的なものとか。セックスシーンが少なめ、というか修正が強い。フキダシで隠れている・超クロースアップで全体を描かない・トーンでぼかす、など。あと何と言っても文学臭い。
2010-03-09 16:04:18『ミニティー夜夢』読了。なにこのせつない読後感。時代的なもの?短編集だけどちょっと続きものもある。ロリコン現象の創始者の吾妻ひでおがロリコンを語るのになんだか違和感を覚えるなあ。なんにしても天才である。「パンドラ」の化物との戦いには息をのんだ。
2010-03-09 18:12:25ひどいマンガを読んでしまった……。けっこうショックだ。内容とかじゃなくて制作態度というか。うーん。エロマンガがこんなにも不誠実な時代があったのか。これじゃくだらないと言われても仕方ない。ママ、俺は今エロマンガの犯した罪を知ったよ。
2010-03-09 20:18:10『誘惑ガール』読了。自分の描いた原稿のセリフを変え、ページを並べ替えて別の1話をつくるという作風。たぶんオリジナルなページもあるはずだが、未来に改変できるようになってるんだろう。素材をストックしておくデータベース的な創作法。これはコマとコマ、ページとページの繋がりに必然性を欠く。
2010-03-09 21:00:19『誘惑ガール』まあ、必然性とはなんぞやみたいな話になるけど。とにかくマンガが噛み合ってないと感じた。だめだよこのマンガ。でもこんな作りでも売れたんだろうなあ。よく知らんけど。今だったら2chに検証スレが立って叩かれるはず。ああー。このがっかり感どうしようか。
2010-03-09 21:04:49気をとりなおしてエロマンガタイム続行。和泉航『水玉少女マーケット』松文館、1986年。新人類コミックスと帯に記載されとる。表紙の絵柄はいい感じにかわいい。
2010-03-09 21:15:34@talyun_ コピーは70年代後半の劇画ブーム時などに特に乱用されて、結構ビッグネームでもやってたらしいです。元々背景コピーは基本だったが、人物にも応用する人間が出てきたとか。同一ゴマ内に複数の人物が出てくると視線が交わらなかったりするので分かるらしいです。
2010-03-09 21:32:53