@_root3point7_ 連続ツイート第1回「高等学校のあり方~選択による情熱を~」

これまでもたびたび連続ツイートはしていましたが、今回からまとめていきます。 第1回は、茂木さんの連続ツイート「勉強する、情熱」(http://togetter.com/li/416587)を見て、勉強する情熱を奮い立たせるにはどうすればよいかということで、考えてみた教育構造の改革。
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ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

そして、この改革で一番変わってほしいのが、高等学校から大学までの「高等教育」である。 2つまとめて、「高度な教育」を行うものとして位置付ける。

2012-12-02 21:21:09
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

ここからは本当に自分のやりたいことを子どもたちに追求してほしい。そのための仕組みを整える。 最初に話題に出した、茂木健一郎さんの「勉強する、情熱」という連続ツイート。高等学校に入学した暁には、情熱をもってして勉強してほしいのだ。

2012-12-02 21:25:23
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まず、高校1年の段階では「勉強の基礎」すなわち「勉強とは何か」を知ってもらうために、全教科の基礎科目を学習する。 国数英はもちろん、理科4科目と地歴政経倫理、全ての基礎を勉強する。 簡単でいいから、その科目がどういうものであるかを知ってもらうのだ。

2012-12-02 21:29:07
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

1年を修了するときに、自分のやりたい学問を選択する。これは、これまでの文理選択ではなく、もっと細かい選択にする。今の大学とかアメリカの高校みたいに、自分で時間割を作るくらいでいいと思う。

2012-12-02 21:31:42
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

なお、体育は全学年必修で、技術家庭科や情報や保健は、2年で選択履修あるいは「実技科目」で一まとめという形で良いと思う。これらで必要なものの多くはは中学校までの段階で身につけられるはずだから。

2012-12-02 21:34:31
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

自分のやりたい勉強に「情熱」を注ぐ、これが茂木さんも言っていた理想のかたち。これを、高等学校で実現させたいのだ。 そのために、中学校とはだいぶ違ったやり方で教育を行う。すなわち、「きめ細やかな選択制」を取り入れるのだ。

2012-12-02 21:37:43
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

勉強への情熱すなわち知的好奇心を満たすために、大学との連携も強化する。 研究室に入って、実際の「研究」に触れる。言うまでもなく、勉強する子供にとっては非常に有意義なことだ。 また、大学で学べることのレクチャーもしっかり行い、常に最適な選択ができるようにする。

2012-12-02 21:44:18
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

こういう感じで行うから、高校から大学への飛び級もできるようにする。 逆に、勉強に熱が入ってないような人は切り捨て、どうしてもできないという人には特別指導させるという風にする。

2012-12-02 21:44:30
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

こういう風にすれば、「高度な教育」を行う場としての高等学校が出来上がる。そして、大学と合わせて「高等教育」というものが、「勉強する情熱」をぶつけ、学問を究めていくための最終段階として機能するはずだ。

2012-12-02 21:47:10
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

こうすれば、逆に「中等教育」としての小学校、そして中学校の役割(特に人間形成)も明確になり、互いに相乗効果を生み出せるはずだ。

2012-12-02 21:50:12
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

そうして、「初等教育」「中等教育」「高等教育」がそれぞれ段階として明確に意識され、それぞれの役割を適切に果たせるようになるであろう。

2012-12-02 21:50:14
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

しかし、それでは高等学校へ入学できる子どもが必然的に少なくなる。この不景気の中、高等学校に入学しなかった子供たちはどうすればいいのか。こんな疑問が出てくるかもしれない。

2012-12-02 21:51:57
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

実際には「中等教育」の段階でもまた別の観点から改革をおこなっていきたい。 すなわち、フィンランドのような、個々人に働きかけ、自らの意欲を高めて仲間とともに学力を底上げする教育方法で、「中等教育」の段階から、子供たち全員に「勉強する情熱」を持ってもらいたいのだ。

2012-12-02 21:55:02
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

しかし、それでも高等学校へ進まない子供たちが多く出てくるだろうと思われる。 ここで、発想の逆転だ。高等学校では「選択制」でやりたい勉強への情熱をぶつけると言った。 ならば、「勉強をしない選択」ももちろんありになるのだ。すなわち、「勉強をしない」教育の場を作ればよいのだ。

2012-12-02 21:58:20
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

「高等教育」の、高等学校進学とは別のルートとして、就職のための社会勉強センターのようなものを作ればよい。

2012-12-02 21:59:46
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

それはハロワとは違う。 就職という結果を目指すのではなく、就職後どのように働くのか、働く意義とは何かなどを意識させる。 また、どのような仕事をしたいのかを適切に「選択」させる。希望する職業は具体的にどのようなものか、意義は何かなど。 要は、「高等学校」と同じカリキュラムである。

2012-12-02 22:04:22
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

こういった「就職のための高等学校」(これはきわめて人間形成の役割が強いが)を作れば、「高等教育」そのものが、「勉強のため」と「就職のため」という感じでルート分岐するのだ。 結局、この段階で子供たちに与えるのは「選択」なのである。

2012-12-02 22:07:37
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

「選択」こそが勉強のみならずその個々人に「情熱」を与えるのであって、逆に「強制」を受ける現状では「情熱」は生まれてこない。このことを念頭において、教育というものを考えていきたいものである。

2012-12-02 22:09:34
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

【今回の連続ツイート100字要約】 現在「中等教育」とされている「高等学校」を「高等教育」に組み込み、よりきめ細やかな選択を子供たちにさせる制度に変えることで、自分のやりたい勉強に情熱を注げられるような環境を整えてあげたいと思う。

2012-12-02 22:13:30
ルート・ナニガシの裏@ツイ禁 @_rootnngsh_

今回の連続ツイートでは、教育制度の改革から、特に「高等学校」についてその仕組みの改革構想を考えましたが、今度は「中等教育としての小中学校」について考えたいと思います。では、また機会があれば

2012-12-02 22:38:05