東京大学農学部「第5回放射能の農畜水産物等への影響についての研究報告会」(2012/12/8)

2012年12月8日(土)13時~17時@東京大学安田講堂 #UTA121208 【要旨、使用スライド、参考資料、動画はこちらに】↓↓ http://www.a.u-tokyo.ac.jp/rpjt/event/20121208.html =====以下プログラム===== 続きを読む
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かえるくん(多言) @sjozk2

佐藤「表層5cmの土壌汚染の水平分布の調査。水田や校庭だと、均一なフォールアウトのイメージだが、果樹園は果樹がフィルターになるので、(同一園内でも)土壤汚染にばらつきが大きい。時間変化もバラつきの範囲内に入ってしまう程。

2012-12-08 13:28:06
かえるくん(多言) @sjozk2

佐藤「土壤から果樹への移行はないと睨みつつ、樹皮の汚染を調査(円周方向)。樹体表面の汚染、GMサーベイで上部が高いとなり、濃度(Bq)を測ってもやはり上部、側部、下部の順に高かった。

2012-12-08 13:30:06
かえるくん(多言) @sjozk2

佐藤「主枝と側枝の濃度調査。表皮は7万部Bq/kgFWで、内皮にもその1~2%相当が検出。昨年6月の時点で確認された。その後、田野井先生に樹皮のイメージングプレートを頼んだ。皮目部分は樹皮表面の2~3%を占めるが、ここにCsが集積。樹幹流などの影響か。

2012-12-08 13:33:23
so sora @sosorasora3

ばらつきがある、と。樹形によって違う、と。 樹形でパターン化とれそうな。 要素が多すぎるか。 シミュレーションはある程度できるだろうけど、それが安心感に直結するわけじゃないだろうし・・ 机上の研究だけじゃなく、生産者と一緒に実験、研究、、 頭が下がる 

2012-12-08 13:33:37
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

子供にラーメン喰わせながら視聴中。専門的すぎるのかあまり視てる人はいない ^^ http://t.co/0kkrctra

2012-12-08 13:34:01
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

うちの大学の隔離研も関わっていたのを知らなかった

2012-12-08 13:34:39
かえるくん(多言) @sjozk2

佐藤「広葉樹の幹の構造。皮目字体はコルク層に覆われているが、空気が流通する添充細胞がある。皮目から表皮組織に入り込むと、生細胞である放射組織を通じて内部に移行したと推察。また一年目の休眠芽も木部を貫通し、樹皮表面に潜在するのではと推察。

2012-12-08 13:36:07
so sora @sosorasora3

はがされた桃の樹皮、  広葉樹のガス交換システム、  後でまとめと資料、見せていただこう   ついずっと見入ってしまう

2012-12-08 13:36:49
かえるくん(多言) @sjozk2

佐藤「ではこの推察は正しいのか。温室で育成していたモモ苗に、モモ樹皮からの放射性セシウム抽出液の塗布およびユズ葉の洗浄液の散布処理を実施。葉および果実からCsが検出された。

2012-12-08 13:38:51
T2HKG @T2HKG

@keitaroTANOI  1. 柿について、干し柿やあんぽ柿の原料柿と一般の柿において、有意なCs濃度差はあるのでしょうか? 2. 石川町のりんごで試験されているように、コメの全袋検査機と同一の機械で果実をスクリーニングすることはお考えでしょうか?  #uta121208

2012-12-08 13:39:19
かえるくん(多言) @sjozk2

@keitaroTANOI (佐藤さんに質問)主幹下部に塗布しても、葉には移行しても果樹に移行しない?? #uta121208

2012-12-08 13:39:56
Keitaro TANOI 田野井 慶太朗 @keitaroTANOI

@sjozk2 あれは、実がならなかったということだと思いますが、念のためエントリーしておきます。

2012-12-08 13:41:19
かえるくん(多言) @sjozk2

佐藤「カキ樹体の部位別分布。表皮の放射性Cs濃度は主幹>3年 枝>2年枝(前年枝)>当年枝(直接汚染していない)の順に高く、枝齢を重ねるほど高まった。 樹皮上のコケは主幹樹皮 の4倍以上の高濃度を示した。

2012-12-08 13:42:16
かえるくん(多言) @sjozk2

佐藤「翌年度の果樹濃度の知見(出典:Modellingthetransferofradionuclidestofruit (IAEA2003))葡萄では汚染翌年に3分の1、2年目から3年目では更に4分の1ま で減少。オウトウ、林檎、梨、桃では汚染後4か年で指数関数的減少

2012-12-08 13:45:49
かえるくん(多言) @sjozk2

(つづき)佐藤「果樹の樹体内の放射性Csは、大半は再転流し、木部に蓄積される。ただ、木部に貯蔵された放射性Csは、翌年の新生長部にはほとんど移行しない。

2012-12-08 13:46:25
かえるくん(多言) @sjozk2

佐藤「チェリノブイリ事故による汚染調査によると、リンゴ、モモ、サクランボ、スモモでは、長期的には土壌からの吸収は無視してよく、汚染から2、3年は貯蔵された放射性Csの再利用が多かった。

2012-12-08 13:46:42

【1果中のCs含有「量」】です。大間違いです…。
濃度(率)は下がるけど、量は上がると言うことです(汗)

かえるくん(多言) @sjozk2

佐藤「モモ「あかつき」の葉および果実中の放射性Cs濃度の経時的推移。果樹濃度は、成長に伴う希釈効果が見られた。1果中のCs含有率は硬核期から着色開始期の期間で倍増したが、硬核期以降の葉からの転流によるものと推察。

2012-12-08 13:48:11
かえるくん(多言) @sjozk2

佐藤「東大高田先生との共同研究を実施。貯蔵性Csの分配率の調査(あかつき)。新生器官への移行2.2%、地下部へ4.1%、土壤浸出0.9%と少ない。IAEAの過去の知見とも整合性。

2012-12-08 13:53:10
かえるくん(多言) @sjozk2

佐藤「土壤からの移行は本当にないのか調査。吸収根域(かえる注:土壤中に、ではない!)に汚染土壌があれば果樹であってもやはり移行。幸い、樹園地には不耕起を徹底しているので、表層3cmにCsが90%とどまっており、吸収根域にCsはない。

2012-12-08 13:56:05
so sora @sosorasora3

「(これらの対策で、いづれ)放射性物質の検出は、なくなることが見込まれます」と。でもそれはセシウムだけなのでは・・ ムリ難題だろうし、申し訳ないし、残念だけれど、他の核種の計測もしないと、安心してはもらえないかも。特に高品質、高値も狙える果樹なら、そこまで調べてほしいと、つい

2012-12-08 14:04:10
かえるくん(多言) @sjozk2

まとめ(スライドキャプチャー) http://t.co/umqmJqwv

2012-12-08 13:57:28
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かえるくん(多言) @sjozk2

(佐藤さんに質問)再転流と言うが、放射性Csは今も葉面や樹皮に残っているのか?例えば家庭菜園や福島県外などで、対策の取られていない果樹に、今から樹皮の高圧洗浄や剥ぎ取りを行うことは有効か? #uta121208 @keitaroTANOI

2012-12-08 13:48:37
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