【問い直される福島県県民健康管理調査③】

宗教学者、島薗進氏による、このタイトルでのまとめ第3弾です。 2012年12月5日開催の、原子力規制委員会「福島第一原発事故による住民の健康管理のあり方に関する検討チーム」 第2回会合に関する内容です。 福島県医師会の意向も無視して突き進む「福島県民健康管理調査」ってなんでしょう?
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①と②はこちらをどうぞ。

まとめ 【問い直される福島県県民健康管理調査】② 「福島県民健康管理調査」について、そのありかたそのものに疑問を投げかける、宗教学者 島薗進氏の連続ツイート第2弾。 2944 pv 61 9

関連まとめです。

まとめ 県民健康管理調査の醜聞に新事実(続) 福島県民健康管理調査は、昨年のうちに大方の方向性が決まってました。 この「事業」の裏にあるものに関する、宗教学者 島薗進氏の連続ツイート、第2弾です。 2535 pv 70 5

それでは、今回のまとめです。

島薗進 @Shimazono

1【問い直される福島県県民健康管理調査③】原子力規制委員会「福島第一原発事故による住民の健康管理のあり方に関する検討チーム」 第2回会合12/5。 http://t.co/sApQd2Dq 福島県医師会の木田光一副会長の「意見・要望」は要注目。

2012-12-10 08:53:40
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リンク YouTube 第2回福島第一原発事故による住民の健康管理のあり方に関する検討チーム 第1回東京電力福島第一原子力発電所事故による住民の健康管理のあり方に関する検討チームの会合を公開いたします。 詳細は下記をご覧ください。 http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/kenko_kanri/data/0002_00.pdf
島薗進 @Shimazono

2【問い直される福島県県民健康管理調査③】福島県医師会木田光一副会長は県民健康管理調査に問題が多いことを指摘。福島医大への委託という形では限界に来ているとの考え。同氏曰く「国連人権理事会特別報告者のアナンド・グローバ氏は11月26日の記者会見で、福島の健康調査は不十分として」

2012-12-10 08:53:46
島薗進 @Shimazono

3【問い直される福島県県民健康管理調査③】「健康調査を放射能汚染区域全体で実施することを要請すると共に、日本政府に対して長時間をかけての内部被ばくの調査とモニタリング実施の推奨などを提言した」。基本調査の回答率の低さ、対象者が県外にも多く県外調査が必要であること等の問題あり。

2012-12-10 08:53:58
島薗進 @Shimazono

4【問い直される福島県県民健康管理調査③】「以上を踏まえて、「東京電力福島第一原子力発電所事故による住民の健康管理」は国が主体となって直轄事業として実施することを強く要望したい」。これは事実上、福島医大の調査主体への不信任。住民本位の健康管理に転ずるように促している。

2012-12-10 08:54:11
島薗進 @Shimazono

5【問い直される福島県県民健康管理調査③】地震・津波・放射線被ばく被害を「総合的に捉え」「身近な医療機関等で」診療は健康相談がなされ「住民自身が常に健康状態を把握できるという視点に立たなければならない」例えば「本人にデータを持たせる、被ばく手帳を交付するなど」そもそもこの時期に

2012-12-10 08:54:24
島薗進 @Shimazono

6【問い直される福島県県民健康管理調査③】地元医師会幹部からこのような要望がなされなくてはならない事態は異様だ。さらに、木田氏は「ナショナルセンターの設置」という具体的な提案をしている。「地域・職域を踏まえた住民や作業員の健康支援や、発災後の放射線環境汚染や被害を

2012-12-10 08:54:39
島薗進 @Shimazono

7【問い直される福島県県民健康管理調査③】「受けた住民の健康支援等に関する経験・知見を集約・情報発信、更には医師・看護師・保健師等を研修するための拠点として、東京電力福島第一・第二原子力発電所に近く、東京電力福島復興本社(平成25年1月1日設立予定)にも隣接する都市集積の」

2012-12-10 08:54:51
島薗進 @Shimazono

8【問い直される福島県県民健康管理調査③】「高い地域に国によるナショナルセンターを設置するよう要望する」。さらに「医療従事者不足への対応」「乳幼児の屋内運動施設(遊び場を含めて)」「児童・生徒の運動施設の充実を図る」等の要望も述べてる。木田氏はこの「検討チーム」自体にも問いかける

2012-12-10 08:55:38
島薗進 @Shimazono

9【問い直される福島県県民健康管理調査③】この原子力規制委員会「福島第一原発事故による住民の健康管理のあり方に関する検討チーム」の「検討課題」の論点(第1回会合で提示された)には、「何のため、誰のためといった「検討の目的・理念」がないことから、こうしたことを論点の第一として」

2012-12-10 08:55:51
島薗進 @Shimazono

10【問い直される福島県県民健康管理調査③】「議論するとともに、最終的な報告書の第一に明記すべきである」「現状の「論点1」は「健康管理調査の意義」となっているが、目的が明確にされていないまま、意義を評価することや調査のあり方を検討することは不可能である。目的があって初めて」

2012-12-10 08:56:06
島薗進 @Shimazono

11【問い直される福島県県民健康管理調査③】「意義や調査のあり方を明確にすることが出来ると考える」「こうした意義を明確にするには……「東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律」の目的の

2012-12-10 08:56:19
島薗進 @Shimazono

12【問い直される福島県県民健康管理調査③】「主旨をふまえるべきである」。この「検討チーム」の第一義的な目的はこの法律にそって、「被災者の健康上の不安の解消、安定した生活を実現するということ」に置くべきと。これは「健康を守る」ということであって「余分な不安を鎮める」ではない(続)

2012-12-10 08:56:33
島薗進 @Shimazono

補1【問い直される福島県県民健康管理調査③】福島県医師会木田光一副会長は国連人権理事会特別報告者のコメントを引き県民健康管理調査に問題が多いと指摘http://t.co/hco8mp12 福島医大への委託という形では限界に来ているとの考え。http://t.co/nValMyWg

2012-12-11 09:11:17
リンク t.co 東京電力福島第一原子力発電所事故による住民の健康管理のあり方に関する検討チーム|会議|原子力規制委員会 原子力規制委員会のホームページです。原子力規制委員会の情報公開に関する情報を紹介しています。
島薗進 @Shimazono

補2【問い直される福島県県民健康管理調査③】原子力規制委員会「福島第一原発事故による住民の健康管理のあり方に関する検討チーム」http://t.co/nValMyWg 第1回11/30議事録参照。中村座長は県民健康管理の手直しの指示を考えている気配。

2012-12-11 09:11:53
島薗進 @Shimazono

補3【問い直される福島県県民健康管理調査③】第2回会議資料の「木田光一氏ご説明資料」が重要。http://t.co/zS4fOrT5  福島県医師会木田副会長は主体を県と県立医大から国へ移す等抜本的再編が必要との考え。中村座長も「一つ一つの論点はごもっとも」と述べている。

2012-12-11 09:12:16