ウイルスと細菌って何が違うの? ~ぼくらはみんないきている~
@ALC_V @DEEPBLUE1219 @naturefront1941 なるほどなるほど。しかし、あれの4・5倍と言われると面食らうでござるな。
2012-12-27 01:01:08さて素人としては、実生活に役立つ情報がほしいところですので、こんな質問を。
ざっと、細菌とウイルスの違いについてはわかりました。で、ちょっと知りたいのは、この違いがわかると、普段の生活に役に立つことって何かありますかね。もしくはこの違いをごっちゃにしてしまうと困ってしまうことってありますか?@buvery @ALC_V @naturefront1941
2012-12-27 00:16:53たとえば、同じ食中毒でもノロ・赤痢菌・O157とか色々あって、その対策の違いとか。 @buvery @ALC_V @naturefront1941
2012-12-27 00:18:41@ALC_V なるほど。色んなタイプがあると言うことですね。@buvery @naturefront1941
2012-12-27 00:24:50@Butayama3 @buvery @naturefront1941 同じ細菌でも、腸内で増殖して食中毒になるのか、毒素が食中毒を起こすのか、その毒素は熱に強いのか弱いのかいろいろ違うんですよ。
2012-12-27 00:25:59そっか、一概に、「細菌だから」「ウイルスだから」とは言えないのね。
@Butayama3 えー、ウィルスには抗生物質が効きませんので、病気の時に薬を処方してもらう時に不要な薬を無くす事ができます。
2012-12-27 00:21:04そうか、抗生物質!
あ、それがあった。"@y_tambe: おおざっぱに言うと、「ウイルスには抗生物質が効かないので、薬物治療できないものがほとんど」ってのがある。"
2012-12-27 00:27:35@Butayama3 前にSARSが中国でアウトブレイクした時に、中国政府の担当者が「抗生物質で大丈夫」と会見して失笑を買いました。ウイルスは、自身でタンパク質を作ったり膜を作ったりできないので、抗生物質は効きません。
2012-12-27 00:32:01そうね、「抗生物質」って定義がなんだかよくわからず使ってる。
「『抗生物質 antibiotics』の定義が『微生物が作り出す、他の微生物の増殖を抑える物質』なんだから、ウイルスを対象とした抗生物質だってあるじゃん」とか言う人いるけど、理屈の上ではそうでも、実際には存在しないのでなあ。
2012-12-27 00:29:20また「薬物治療できないのが『ほとんど』」と書いたように、一部のウイルス感染症には有効な薬剤がある…つっても、それらは基本的にウイルス感染症でも慢性感染するタイプで、その増殖を抑えるというもの…抗菌薬でいうところの「静菌的」なタイプで「殺菌的」なものではない。
2012-12-27 00:32:52あとまぁ、抗菌薬で言うところの「抗菌スペクトル」…つまり一つの薬剤が、どれだけいろんな病原体に効くか、という点があって。基本的に抗細菌薬(≒いわゆる抗生物質)の抗菌スペクトルは広いが(抗結核薬などは除く)、抗ウイルス薬は一対一対応。
2012-12-27 00:35:51なるほど、なるほど。わかりやすいですね。
抗ウイルス薬は一対一。
広い意味での「抗ウイルス薬」っていうのはないんだね。
「抗インフルエンザ薬」「抗HIV薬」「抗ヘルペス薬」など、個別のウイルスに有効なものはあるけど、ウイルス全般(もしくは数種類)に同時に効くというのは「ほとんど」ない。(ただし、抗HIV薬の一部がB型肝炎にも有効という例外はある)
2012-12-27 00:39:00どんまい(笑)。ありがとうございます。