武道(技能者)と人格について談義

武道(技能者)と人格について談義をまとめました。
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神無月久音 @k_hisane

ただ、これは「武道家に人格者なんていなくて全員脳筋ヒャッハーなのだ」という話でもないので、その辺は注意で砂。本来別々であるものを、無理に関連付けるから妙なことになるわけで、端っから別に論ずれば済む話でアリマス。

2012-12-28 12:51:44
神無月久音 @k_hisane

なんか武道家と人格関連の話が目立つなあ、と思ったらこのニュースですか。ふむ。【「いじめ防止に武道家の先生を」 谷川文科副大臣が持論 - 朝日新聞デジタル』 http://t.co/ztQVgucU

2012-12-28 12:53:18
神無月久音 @k_hisane

去年、剣道王者が事件起こした時に書いた話のまとめだけど、ある程度ネタとしては共通するので再利用。 【武道と人格練磨について】http://t.co/lHi29i67

2012-12-28 12:55:30
まとめ 武道と人格練磨について 先月、剣道王者が女子高生の全裸画像を要求して逮捕されてた件について、軽く書いたのを前にまとめてもらってたような気がしたのですが、何処かにいったようなので、自分でまとめなおしました。 14339 pv 159 5 users 160
神無月久音 @k_hisane

武道の場合、だからこそ心も鍛えるという題目があるわけですが、結構曖昧だったりするので、下手すると逆効果になりかねませんし喃。@bukrd405 人間というものは力(暴力、知力、経済力、政治力など)を手に入れると、それを他人に対して使ってみたくなる人が多いのではないでしょうか

2012-12-28 13:02:10
神無月久音 @k_hisane

というか、元の文の話を見る限り、従来教師が担当してきた問題への対応が難しくなってきたので、別分けの担当者を入れようか、という話で砂。そこで「とりあえずぶん殴ったら納まるだろ」というのはなかなか乱暴です喃。

2012-12-28 13:13:41
神無月久音 @k_hisane

その辺だと武道と関係なく、個人の性格的な話に行き着きそうです喃。 @KFusho 優れた人格の武道家がいたとしても、その人格は基本的にどうしても相手に勝ちたい、強くなりたいと思って始めた強烈な自制生活や念入りな自己分析・他者分析が、結果としてもたらした副産物なんじゃないかと思う。

2012-12-28 13:15:47
神無月久音 @k_hisane

「こうだったらいいな」が、いつの間にか「こうである」になってるってのは、なかなか厄介で砂。歴史的経緯を考えると一概に非難しづらいのが難儀ですけど @sinatonokaze 「なんとか人格者に近づけたらええねんけどな」が実情

2012-12-28 13:21:17
神無月久音 @k_hisane

去年もこんな事件がありましたしね。現役の警官だからダブルでアウト。【社会】 "日本トップレベルの剣道の達人" 神奈川県警の警官、児童買春・ポルノ禁止法違反で逮捕 http://t.co/IijGojIt @V2ypPq9SqY 武道はともかく、武道家はまともであるとは限らんのだが

2012-12-28 13:33:54
神無月久音 @k_hisane

というか、この辺の話って「剣禅一致」「活人剣」辺りを端に発してる部分もあるわけで、これにはあの世の宗矩くんも苦笑い、という趣で砂。尤も、柳生宗矩の兵法観を記した「兵法家伝書」では「武道をやったら人格も磨かれますよ」なんてことは全然言ってないわけですが。

2012-12-28 13:39:12
神無月久音 @k_hisane

家伝書内でいう「剣禅一致」は、兵法上の理想の境地とされる心理状態は禅で説かれるものと通じるものがある、というもので、「だから、兵法を極めたければ禅に励むと良いかも」という話ですし喃。「武道に励めば心が磨かれる」の真逆で砂。

2012-12-28 13:47:52
神無月久音 @k_hisane

で、「活人剣」は剣を振るう理由付けであり、平たく言えば「世の中のためなら剣を振るうのは有り」ですし喃。「街中に日本刀持った気違いがいたらぶっ殺さないと危ないよね。違う?そんな時にこそハイ!兵法が!」という話ですし。「不殺の剣」とかナマ言いませんよ?

2012-12-28 13:50:27
神無月久音 @k_hisane

正直、現代人から見ても、宗矩の話は「まあ、言いたいことはわかる」話なので、読んでて面白いですよ。同時期の武芸者は「とりあえずぶん殴る」系が多いので余計に。

2012-12-28 13:57:46
神無月久音 @k_hisane

まあ、今回は武道家がネタに上がりましたけど、基本、日本人は職人やら芸人やらに人格を期待することが多い反面、人格的に問題があっても、それなりの腕があると、「まあ、達人ってのはそんなもんだ」で済ましがちになる、というのがありま砂。腕前と人格は関係ないのに不思議なことでアリマス。

2012-12-28 15:23:21
神無月久音 @k_hisane

素で言うと、「多少人間的にダメでも、それを帳消しにするくらいのメリットがあるから目こぼしてる」だけなのですが、たまーに変な勘違いをして、「名人・達人ってのは変でないとダメだ」みたいな逆転を思い込むのが出るのは難儀で砂。馬鹿じゃないの馬鹿じゃないの。

2012-12-28 15:25:16
神無月久音 @k_hisane

それどころか、俗に達人やら天才やらと言われる人間のダメな部分を、逆にほめそやすようなのもいるわけで、正直、どうなのとは思いま砂。他人に実害がないようなのならまだ許容範囲ですけど、そうじゃないことも往々にありますし喃。

2012-12-28 15:33:58
神無月久音 @k_hisane

メリットがあるから直言はされないけど、不満自体は存在しているってのがキモで砂。危ういお話です喃。 @g369 メリットがないとうちの師匠みたいに周囲からフルボッコに言われますしね。まぁ主に陰口ですが

2012-12-28 16:18:22
神無月久音 @k_hisane

だからこそ許容されやすい、というのはありま砂。そのスキルがどうでもいい人からすれば「何この人」扱いになるわけですし。 @SagamiNoriaki 達人ってのはそんなものだ、で納得するのはかなりそれに近いオタ層と思わなくもないですけどねw

2012-12-28 16:19:54
神無月久音 @k_hisane

その手のフォロワーで厄介なのは、往々にしてダメなところばかり写しがちになることで砂。まあ、それがあるからダメを許容されるほどのメリットを、簡単にコピーできるはずもないので当然なのですが。@minamofuduki ミニ長嶋に迷惑かけられた逸話は世にいくらでも転がってそうですねえ。

2012-12-28 16:22:22
神無月久音 @k_hisane

即ち、単なるダメ人間/迷惑な人でアリマス。しかも「○○さんはこうだからリスペクトしてるんだ」という、いらん頑固さまで持ってるので尚更ダメでアリマス。

2012-12-28 16:24:02
神無月久音 @k_hisane

あと、あるとすれば、「見てる分には面白い」というのもありま砂。例えば、酔ったら誰それ構わず奢る癖のある人がいた場合、家族にとっては迷惑ですが、他人からすれば「面白いからいいじゃない」で許容されるので、なかなか改まらないという塩梅で砂。ある意味、見世物みたいなもんでアリマス。

2012-12-28 16:39:06
神無月久音 @k_hisane

天才・達人の奇行や面倒が許容されるのは、自分に実害がないから、というわけで砂。有りがちな話ですが、自分に迷惑が掛かるようになったら、手のひらを返すのも結構いるでしょうし、それはそれで当然のことでもあるわけです。檻の中の虎は暢気に見てられますが、檻無しだったら誰も寄らないでしょうし

2012-12-28 16:59:34
神無月久音 @k_hisane

ナイスな例えでアリマス。幻だからこそ美しいという塩梅で砂。 @DaishiZeppelin 編集者泣かせだった手塚治虫先生を担当された編集者さんは手塚さんを富士山に例えてました。「登っているときの富士山はゴミだらけだけど、遠くから眺めると美しいんですよね…」

2012-12-28 17:56:24
神無月久音 @k_hisane

というか、武道家の逸話集見れば、「武道者的価値観だとこれはOK」というのが色々あるわけで、何をいわんやで砂。 @minamofuduki で、現実の銃を巡る問題がどうなっているのかを考えれば一発だと思うのですが。

2012-12-28 13:19:05
神無月久音 @k_hisane

本当に武道家が人格者なら、島田虎之助の「其れ剣は心なり。心正しからざれば、剣又正しからず。すべからく剣を学ばんと欲する者は、まず心より学べ」なんて言葉は出ないでしょうし喃。あれは、現実がそうでないからこそ、警句として出てるわけで。

2012-12-28 12:48:05
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