エアレースはそもそも通史みたいな情報もほとんど無いですからねぇ、、、スピットファイアの設計師であるミッチェルが活躍したので有名なシュナイダーカップは高オクタン高ブーストエンジンの走りでもあるのですが
2013-01-01 21:07:11僕もリノのエアレースやシュナイダーカップとか好きですけど、何機かの機体や技術的なポイントは説明できても歴史となるとさっぱりですからねぇエアレースって、、、
2013-01-01 21:10:16シュナイダーカップだとドゥーリトルがアメリカからハイオクガソリンを使った高馬力エンジンをひっさげて殴りこみをかけて、それをうけてイギリス側も特別チューンの燃料で過給器付きエンジンの開発を進めてここでの経験がマーリンやグリフォンを生み出す土壌になるんですよね
2013-01-01 21:15:38アメリカでもエアレースや記録飛行が盛んでその中でNACAカウリングの開発とR-1820などの高性能星型空冷エンジンの開発に成功したことにより液冷機に負けないF4UやP-47など空冷エンジン戦闘機が生み出される土壌になるんですよね、こっちはエアレースと直接結びつくかはあれですが
2013-01-01 21:17:41そういえば、アメリカだともうちょっとあとから開発が活発になる液冷エンジンってV-1710以外ことごとく討ち死にしちゃうんですよね、技術力や工業力が有るからと言って簡単にできるものでも無いんですよねぇエンジンって
2013-01-01 21:22:55岡部いさくさんのWW2のアメリカの駄作っ機の半数以上はこのことごとく討ち死にした液冷エンジン搭載を見込んだ機体なんじゃ、、、
2013-01-01 21:24:22ロールスロイスも、バルチャーの失敗やら本命だったエンジンがことごとく討ち死にしてマーリンでWW2を闘いぬくことになるんですよね、元々マーリンはミドルレンジを埋めるように開発されたエンジンだったはずですし
2013-01-01 21:25:39V-1710素養はすごく良いエンジンだったのに、ターボのほうに注力して、機械式過給器の開発が遅れちゃったのが不憫ですねぇ、戦後モデルやターボ付きではきちんと性能出してますし
2013-01-01 21:26:59ロールスロイス ヴァルチャー 一応実用化して、アブロ マンチェスター ホーカー・トーネードと本命爆撃機やスピットファイアの後継機のエンジンとして採用されたけどもトラブル続出で開発中止になっちゃうのですよね、最後は多少持ち直したようですが http://t.co/7Ucxwywi
2013-01-01 21:42:34アブロ マンチェスターはエンジンを載せ替えて比較的すんなりアブロ ランカスターになれたのはまだ良かったほうなんですよねぇ
2013-01-01 21:47:491939年頃にはスピットファイアもそろそろ時代遅れだよねぇという話が英空軍の中で出てきて2000馬力級戦闘機ということで開発中のバルチャーを使ったホーカー・トーネードが開発されるわけなんですが http://t.co/8jeerveq
2013-01-01 21:48:58機体もさることながらエンジンのほうがさっぱりで、戦況が切迫していたのもあってマーリンの改良に注力することになりバルチャーは開発中止、そして同じく時期2000馬力級エンジンとして開発中だったネイピア セイバーを搭載したホーカー タイフーンに開発がシフトするのですがこれがまたry
2013-01-01 21:51:16ホーカー タイフーンの開発要件ってイギリス空軍の戦略爆撃への恐怖が頂点に達しているような内容に思えます。20mm機関砲6門でエンジンは2000馬力級で最高速度と上昇速度ちょっぱやで!ですもんねぇ
2013-01-01 21:53:14タイフーンの主翼がかなり太かったり、あの時代で顎下ラジエーターなのは、トーネードが失敗して余裕がなくて安全牌を選んだのと、WW2終戦時でも高火力な20mm機関砲6門を39年ぐらいの技術で実現しようとしたからなんでしょうねぇ、英軍が使っていたえりこんの機関砲重いですし
2013-01-01 21:56:01問題だらけだったタイフーンもFw190の登場で当時主力だったスピットファイアMk.ⅴだと対抗でき無くて、低空での速度が多少マシなホーカー・タイフーンでなんとか対応しないとということになったから延命できたようなものですものね
2013-01-01 21:58:18最もスピットファイアもマーリン60系に換装した間に合わせのスピットファイアMk.ⅨでFw190に対抗できるようになっていくんですが、スピットファイアって超大活躍したイメージが強いですが、つなぎのつなぎがずっと続いちゃった機体でもあるんですよね
2013-01-01 22:01:142000馬力級戦闘機の開発遅延(ホーカー・タイフーンの開発難航)のため主力機が続いて、スピットファイアの主な生産機種も新しいエンジンに合わせてきちっと改良した本命機種ではなくて、新しいエンジンにとりあえず合わせたタイプが主力機になっちゃったりとか
2013-01-01 22:03:23マーリン自体が開発中だった2000馬力エンジンのエンジンの穴埋めだったり、機体も間に合わせ間に合わせだったのに、最後まで第一線で活躍したのだからスピットファイアはすごいですよねぇ、最初にボックス構造の翼で火力と薄翼を両立できたのが大きかったんでしょうねぇ
2013-01-01 22:06:59ラジエーターまわりとかの設計はBf109とかよりも古い感じがしますしね、もっともグリフォンスピットになると途中で層流翼になったりするので、ここらへんはさすがに別機扱いで良い気がしますけど
2013-01-01 22:08:05スピットファイアもケチつけ用と思えば色々付けられると思いますけどね、アイドルにしててもⅤ分以上回すとオーバーヒートみたいな話あるくらいラジエーターに余裕のない機体だったそうですからねぇスピットファイアってMk.Ⅸになるとすこしマシらしいですが
2013-01-01 22:12:45金星零戦は機体の補強と、ブーストを上げていった時の金星エンジンの混合気をどれだけ均一に吸気できるかがキモになりそうです。
2013-01-01 22:16:36低オクタン燃料や過給器の低性能に隠れがちですが、1000馬力代後半を目指した時、星型エンジンを選んでいるため、日本の場合、適切な混合気の吸気が大きな壁になっている気がします。
2013-01-01 22:18:18でも零戦のエンジンを金星に換装するとして42~43年ぐらいに前線に出たとして、航続距離の減少が結構響きそうな気配がします。
2013-01-01 22:26:43金星に変えたら零戦は十中八九航続距離が短くなるし、雷電が控えている中、金星を選ぶメリットは42、3年だとなさそうですよねぇ
2013-01-01 22:35:38