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「ドゥルーズをプレソクラティックとして読むとしたらどうなるかと想像してみよう」(メイヤスー「減算と縮約 ドゥルーズ、内在、『物質と記憶』)というのは、目から鱗が落ちる感があるの
2013-01-02 17:53:11ハガレンの人体錬成のタブーとちらっと読んだ『現代思想』の小泉さんと千葉さんの対談のメイヤスーの第四世界と復活の話あたりが頭の中でぐるぐるしてる。
2013-01-02 22:11:35メイヤスーの"divinology"、全ての死者が復活する「第四世界」論、これは確かにすごい。歴史の敗者の救済というベンヤミン的、メシア論的主題への最もストレートな応答じゃないか、と思っていたら小泉氏もやはりすぐ後でデリダ、レヴィナス批判が意図されていると指摘。
2013-01-02 23:35:48レビューありがとうございました、@nnnnnnnnnnnさん。メイヤスーの言う「二種の死」だけど、反動的なのと「クリエイティブ」なので、単純に後者の方がいいというわけではないというのが僕の読みです。全面的流動=カオスから身を護る必要があるので、反動性「も」必須であると読めます。
2013-01-04 22:25:50生物の復活を信じない者は、自分の親しんだ習慣による通俗的な判断をしているに過ぎない。メイヤスーみたいなことをパスカルもおっしゃる。 パスカルによればこれは合理的な考え。
2013-01-04 00:02:49岡本源太さんのも気になる。 / “『現代思想』最新号所収の小泉・千葉対談とメイヤスー論考を紹介-本が好き!Bookニュース-読書ガイド「本が好き!」が運営するブックニュースのサイト” http://t.co/fmDmD4PN
2013-01-04 15:26:21生と死を、ラディカルに問い直す。→『現代思想』最新号所収の小泉義之・千葉雅也対談とメイヤスー論考を紹介 http://t.co/l6q7C5PK @honzuki_newsさんから
2013-01-04 17:54:16メイヤスーが「クリエイティブ」と言うとき、これは現代のクリエイティブ産業のことを念頭に置いていて、それを揶揄している部分があるので、負の意義づけが含まれます。(続く)
2013-01-04 22:27:50(承前)なぜ「創造的」ではなく「クリエイティブ」と訳されるにふさわしいかというと、メイヤスーがふつう前者に対応する「createur,trice」ではなく、「creatif」を使っているから。これは名詞として使うと現代的ないわゆる「クリエーター」を指す単語です。
2013-01-04 22:31:26@masayachiba ご意見を伺いたかったので、リプライ嬉しいです!どちらが良いとは明記せず、しかし「一方は他方より悪い」と書いているのは、そえ読めばよかったんですね。なるほど。
2013-01-04 22:33:05@nnnnnnnnnnn ええ、あの「一方は他方より悪い」というのをどっちサイドで読んだらいいか分からないですよね。原文が不親切なんです。あの箇所、僕も解釈の正解が分からないんです。でも、一つのサイドを良しとすると他方が悪くなり、ということなのかな、とひとまず納得してます。
2013-01-04 22:35:38@masayachiba どっちがいいかを明言していないというのは僕もわかるのですが、「クリエイティブ」にネガティヴな意味が含まれるのは、教えていただかないとわかりませんでした。単なる両義性よりも更に複雑な感じですね。ありがとうございます。
2013-01-04 22:39:56「クリエイティブ」を否定的に使うというのはドゥルーズの文脈です。『哲学とは何か』で広告業界とかをこき下ろしているので、その手の「クリエイター」には批判的。しかし、その手のクリエイターのダメさ=情報に溺れること、と、「実在のカオス」に溺れることの見分けがつかなくなる(続く)
2013-01-04 22:48:07(承前)のではないか、という問題提起をしているように見えるんですね、メイヤスーの「クリエイティブな死」という概念の場合は。ここが、『哲学とは何か』におけるコミュニケーション=情報と、良い意味での「創造的な」カオス、という二項対立を脱構築している点なんです(と解釈可能でしょう)。
2013-01-04 22:50:01@nnnnnnnnnnn 主に千葉氏、岡嶋氏のツイートは10月くらいまで遡ってメイヤスー関連のをまとめたので、参考になるかな、と。で、今日も地元の書店を探してみるけれど田舎だから無いかもね、さっさと読んでしまいたい・
2013-01-02 12:51:012011年の千葉雅也さんによる、マラブーがメイヤスーの論文を要約してコメントしてる音源についての紹介からまとめられてる。→邦訳 C.メイヤスー『減算と縮約』の周辺 http://t.co/1OJJVnpL
2013-01-02 14:53:24@occasion1987 単なる連想の域を 出ない質問で恐縮なのですが、もし何かご存知でしたら教えて下さい。現代思想のメイヤスー「減算と縮約」p.150ページ上段左端の行から下段にかけて出てくるinorgiqueという語は、ペルニオーラを意識してるものなのでしょうか。
2013-01-02 16:12:10『現代思想』のメイヤスー論文の後半では、ドゥルーズ(&ガタリ)のいう「非有機的な生 vie inorganique」という概念がどういうことなのか把握できますね。
2013-01-03 09:54:25@nnnnnnnnnnn @masayachiba 原註で参照されてる箇所なので特に訳注は入れませんでした。指示してますが、文庫版『哲学とは何か』だと二十二頁です。
2013-01-04 22:56:52ちなみに、メイヤスーのいう「減算」は、MoogとかProphet5とかアナログシンセサイザーで一般的な「減算合成方式 subtractive synthesis」のことを念頭に置いていると思います。少なくとも僕はあの論文を読みながらそれを想起した。ウェーブとか出てくるしね。
2013-01-04 22:59:47メイヤスーで印象に残ったのは167,168の「思考する事(..)それは死者を訪ねることであり、(...)死からの帰還に成功することである。発生時、新たに流動の脱構造化を経ていながら、構造を持つ生物でいつづけること(...)そしてそのようにして、カオスの経験を制御し書き綴ること。」
2013-01-04 23:06:20