Maurice Blanchot ブランショ 2013

気が向いた時に更新中。2012年版 ⇒ http://togetter.com/li/302196
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あしぶみいさみ @ashibumi68

一番あきれてしまったのは、徹底的に反実定的なものである筈のブランショの「明かし得ぬ共同体」が、実定性を事後的に追認・強化するものである、アンダーソンの「想像の共同体」と簡単に等号で結ばれてしまっていた点だ(まぁこうした強引な操作は、確信犯的に行われているのだろうが)。

2013-11-28 02:41:46
千坂恭二 @Chisaka_Kyoji

しかし澁澤の友人でもあった仏文学者でボードレールの研究者でもあった出口裕弘は、渡仏の際、貧しくて屋根裏のような部屋に住んでいたブランショに会い、話をしたそうだから、自分の発音のネイティヴさなど関係なく、ヒヤリング能力さえ身に付けば、会話も出来るのだろう。

2013-12-03 10:19:35
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

『この男この国--ネルソン・マンデラに捧げられた14のオマージュ』(ユニテ、1989年)には、デリダ「ネルソン・マンデラの感嘆」、ブランショ「われらの有責性」、ソンタグ「この男この国」ほか、ジャベス、ゴーディマ、シクスー、ミュラー、ゴイティソーロ、サルドゥイ等14人の文章が所収。

2013-12-06 14:27:53
マルグリット・デュラス @durasia_bot

小説にブランショと共通した点があるように、映画はベーコンを思わせます。つまり一方では廃棄であり、もう一方では出現であるわけです (ミシェル・フーコー「外部を聞く盲目の人デュラス」)

2013-12-07 18:11:32
Hemmi Tatsuo @camomille0206

ド・マン『盲目と洞察』のブランショ論を読む。今回の旅に持ってきた日本語の「紙」本はこれともう一冊。同書のルソー論は理解できたかわからないが、こちらは興味深く行論を追った。昨夜の読書の記憶があるせいだろう、アウグスティヌスの恩寵と自由意志論が連想された。

2013-12-08 09:17:19
はたの @compteserieux

La Part du feuのタイトルの出元として、現代詩手帖かなにかのブランショ特集の改題で、バタイユの『エロティスムの歴史』の草稿があげられていた気がするが、草稿に頼るまでもなくしっかり出版された『内的体験』(全集第5巻114ページ)で既にこの語は現れている。

2013-12-10 00:20:59
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

【PDF】熊倉敬聡「アドルノ,ブランショ,グリーンバーグ ― 批評におけるモダ二ズムというイデオロギー」in《GARAGE SALE》 http://t.co/zbZLJJCoTi 最近公開された1993年の論文。 ※サイト目次☞ https://t.co/BlZGhBcqmd

2013-12-11 22:57:25
千坂恭二 @Chisaka_Kyoji

私は、多くの文学研究者やマニアとは反対に、ブランショなどあまり信用していないがw、それでもブランショが『文学空間』で問い求めようとしていたものは何かということは、文学において、さらには表現において看過出来ないと思う。

2013-12-13 12:06:02
千坂恭二 @Chisaka_Kyoji

ブランショの『踏みはずし』を読む。これは1943年刊行だから、第二次大戦中であり、フランスがドイツの占領下にあった時のものだ。そのため、戦後のブランショとはまた、よくも悪くもひと味違うところがある。

2013-12-15 20:11:31
千坂恭二 @Chisaka_Kyoji

例えば、「エルンスト・ユンガーの作品」と題する文章では、ユンガーの『大理石の断崖の上で』を取り上げ、絶賛に近い評価を加えている。その後のブランショにはユンガーへの言及が無いに等しいことを思えば、このユンガーへの言及は、ブランショの何かを語っているのかもしれない。

2013-12-15 20:15:49
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

デリダ宛のブランショの手紙 Lettre de Maurice Blanchot à Jacques Derrida 「…常に? それは非常に長い時間を意味するわけではない…」 ※テキスト☞http://t.co/EBn8XIazTg http://t.co/NePMERgzyw

2013-12-17 18:06:55
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西山雄二 / Yuji Nishiyama @yuji_nishiyama

Jean-Luc Nancy, La Communauté désavouée, Galilée, 3/13発売。ブランショ『明かしえぬ共同体Communauté inavouable』に対する30年越しの応答。西谷修さん出番ですよ。http://t.co/ham6kuWsjQ

2013-12-19 02:19:01
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

ブランショ論新刊。Hugues Choplin, Chercher en silence avec Maurice Blanchot - A partir de la pensée française contemporaine http://t.co/oI6DZVkyn9

2013-12-20 12:01:13
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

ブランショ論近刊 (5 mars 2014)。Milon Alain, Maurice Blanchot Entre Roman et Recit http://t.co/k9M9WyyCSk

2013-12-20 12:02:46
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

【PDF】伊藤亮太/『事の次第』を読むモーリス・ブランショ ―サミュエル・ベケットにおける「分身」と「演劇」 http://t.co/3pHkFuiw8e ※ベケットとブランショの関係を考察した興味深い論文でした

2013-12-23 23:13:55
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

【PDF】Journal of Beckett Studies 最新号(22.2)で公開されていた Adam Winstanley の論文もベケットとブランショの関係を扱っていました。http://t.co/pmHPMOG4Hc

2013-12-23 23:16:16
nibuya @cbfn

さしあたり大江さんの実作とは関係なく、「晩年様式」或いはむしろ「老年様式」というものの持つ魅惑と危険について、僕の基準(!)はヘッセの『ガラス玉演戯』を論じたブランショの『来るべき書物』所収の文章で。否定性の穏やかさの危険或いは逆に決定的な「激情」の最終形態でも有り得る穏やかさ?

2013-12-24 22:45:43
nibuya @cbfn

そのブランショはまたフーコーの最後の仕事に漂う穏やかさの不穏さを問題とし、そしてデリダはブランショの『私の死の瞬間』に或る晩年様式の頽落の危険を指摘し・・・バルトは唐突な事故死によって、ドゥルーズは卒然とした自殺によってそれを・・・要は「様式」を無効にするゾーンの事件的循環・・・

2013-12-24 22:50:48
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