見た論文一言メモ

見た論文のうちメモをつぶやいたやつ。新着文献のみ。菌×生態メイン。
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Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

454で葉圏・土壌菌類群集調査した10文献のメタ解析。調査地は北半球あちこち。ハビタートが似ていても調査地間で重複したOTUはレア。群集の類似度は調査地間の距離に応じて減少。種の豊かさは高緯度に行くにつれ減少。http://t.co/VfK0UKYq6h

2013-10-02 13:08:42
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

2種のアーバスキュラー菌根菌がいる時、単体の場合と比べ、互いのバイオマスにどんな影響があるかin vitroで調査。競争者の存在により植物細胞内外のバイオマスは両種とも減少。特に細胞内(という資源)をめぐる場合に競争の効果が顕著。http://t.co/P6ZVWtmvqX

2013-10-03 09:31:46
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

菌類ITS領域でのバーコーディング用に 1)既存のデータベース中の低質の配列を除く 2)残った配列を異なる相同性閾値でクラスタリング(種レベルの単位としてSpecies Hypothesis(SH)なるものを提唱)

2013-10-24 11:17:47
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

3)作成されたSHの系統情報から名前を整理 4)UNITEで公開。これを使って自前の未知菌類ITS配列のアノテーションが可能。オンラインでもできるし、データベースをダウンロードしてもOK。QIIMEの解析ラインにも組み込めます。 http://t.co/XOGSyYq9G2

2013-10-24 11:20:19
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

@Mtok_Snsk 各SHに含まれる配列が、どこの地域の何(e.g. きのこ, 培養菌株...)から得られたかも表示する。アノテーション後色んな解析に使えるはず。

2013-10-24 11:22:53
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

先の論文は、大陸間でどれくらいのSHが共有されてるのかも解析してて、南極以外はどこも80%位が大陸固有のSHって結果。夢が膨らむ。

2013-10-24 11:52:23
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

マツの天然林で、植物に13CO2、土壌に15NH4を吸わせて、植物と外生菌根間でどのくらいC/Nが移動するか調査。ECMのC獲得効率は形態タイプにより変化。N施肥したら、ECMは植物にNを渡さなくなる。http://t.co/Cl4aNRk9pt

2013-12-19 10:48:20
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

森林と皆伐地で、微生息域(枯死木vs鉱質土)の違いがトウヒ実生の外生菌根菌の多様性に与える影響を調査。種の豊かさは森林>皆伐。群集組成は微生息域の違いにほとんど影響を受けていなかった。トウヒ実生段階ではニッチ分割はあまりなさそう?http://t.co/9rSNP2QhyE

2013-12-19 11:16:06
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

トウヒの早生・遅生フェノタイプに、外生菌根菌の種数(1-4種)を変えて接種。宿主の生長とECM細胞外酵素活性を測定。遅生タイプは密な細根系を形成するもフェノタイプ間でECMの受容性に差はない。宿主の養分獲得とECMの多様性に正の相関。http://t.co/pF9ENy74pr

2013-12-19 11:42:38
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

外生菌根菌群集に見られるdistance decay of similarityのメタ解析。非熱帯(~40m)より熱帯(~70m)で強いdistance decayパターン。広域的には経度より緯度方向の距離が影響。http://t.co/wJC3lJfTXt

2013-12-19 12:19:07
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

ヨーロッパアカマツ林の土壌スライス(20×20×2cm、コケ-有機物-鉱質土層)中での外生菌根菌外部菌糸の分布を調査。菌根よりも高い多様性が検出。種の豊かさは土壌表面(コケ直下)で高く、深いほど減少。http://t.co/YABqsnnPgm

2014-01-06 17:09:31
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

AlnusとPseudotsugaの外生菌根菌相と、菌根菌群集・優占菌種の有機P・N利用関係酵素活性を測定。ハンノキ菌根群集ではP利用酵素、トガサワラ菌根群集ではN利用酵素活性がそれぞれ高かった。ハンノキは窒素固定細菌と共生してるから?http://t.co/KZTfzBCuMx

2014-01-06 18:37:56
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

マツに外生菌根菌(Hebeloma cylindrosporum)を接種し、菌のカリウム輸送体遺伝子・タンパク質の発現・局在を調査。発現・タンパク質は菌根と外部菌糸で。K欠乏環境では、菌の接種により宿主のカリウム取り込みが有意に増加。http://t.co/zA1oAaigkt

2014-01-20 15:34:46
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

高緯度北極ツンドラで3種の外生菌根植物の根関連菌類相を調査。菌OTUの豊かさ、OTU組成は植物種間で差が無い。調査プロット(3*3m)内では菌OTU組成に空間構造が見られず、植物種固有の共有菌糸ネットワークは無さそう?http://t.co/uQn9Ogs4dw

2014-02-07 15:28:21
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

高緯度北極で外生菌根性草本(ムカゴトラノオ)の根関連菌の地理分布(-200kmくらい)調査。OTUの豊かさは緯度とともに減少。OTU組成は地域的ごとに似ているが、空間的は検出されず、環境フィルタリングが働いている可能性が。http://t.co/YMyr85ZlSy

2014-02-07 15:48:13
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

タルウマゴヤシに3種(3属)のアーバスキュラー菌根菌を単独/組み合わせで接種。互いの菌根相対アバンダンスを下げる組み合わせ接種では、植物の生長量・リン獲得量増加。互いに菌根化率を上げる組み合わせは植物生長・リン獲得が減少。http://t.co/hAUZbYgEwF

2014-02-07 16:11:59
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

エストニアの混交林に生えてるヤマナラシ1個体からは、122種(分子操作的分類群)の外生菌根菌が検出された。でも、宿主個体の周囲28m×28m、土壌表層10cmしか見てないから、200種は超えるかも。ってのが知ってる中で一番のエフォート。http://t.co/CyZXfUE6YA

2014-02-17 18:21:25
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

「Gaoら(2013):宿主の多様性と外生菌根菌の多様性に正の相関。メタ解析したけど、グローバルにもそうだよ。」←サンプリングの問題。種数より、どの種がいるかの方が大事そう。メタ解析もデータ処理に問題が多すぎてこの解析では主張できない。http://t.co/CA2IEJCoE0

2014-02-27 11:27:22
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

2種の外生菌根菌系統の担子菌(外生菌根作るvs作らない種)を無菌ユーカリ実生に接種し、植物生長と養分の移動を調査。外生菌根を形成せずとも植物の生長・養分獲得は増加。菌根を形成しない方では、根圏の養分を可溶化し、宿主が直接吸収?http://t.co/z7piGr7ckS

2014-03-21 15:52:02
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

農地生態系でのアーバスキュラー菌根菌群集の時空間変動。まず作物種が有意な効果。時間変動には土壌リン・気候要因が、空間変化には土壌pHと電気伝導率がそれぞれ寄与。環境要因に対するAM菌OTUレベルの応答は属レベルで保存されていた。http://t.co/8cyVFXjUXX

2014-03-21 18:32:05
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

食べ物と庭から出た生ごみコンポスト中の菌類遷移。初期には酵母が多いが、後期・温度の高い場所では他の子嚢菌が優占。http://t.co/ev3umaZDQw

2014-03-21 18:45:13
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

スイスの農地で6種のアーバスキュラー菌根菌のバイオマスを定量。菌組成は土壌(pH、有機物量、粒子タイプ)、空間距離に大きく影響を受け、土地利用による影響は少ない。http://t.co/KtaEOT3ot6

2014-04-09 13:15:05
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

カナダの草地で、アーバスキュラー菌根菌の豊かさと植物の地上部・地下部の豊かさ・バイオマスを比較。菌の多様性は植物の地下部>地上部多様性とよく相関。http://t.co/RC1t10RvWn

2014-04-09 13:23:06
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

6草本種の種子や花粉中の内生菌を調査。多くの種子は1種の菌を含んでおり、植物種により菌種も異なる傾向。内生菌の定着は気中胞子によるもの(横の分散)だけでなく、種子を介した縦の分散も割と普遍的に起こっているのかも。 http://t.co/M5DwGe4Jrn

2014-04-23 12:01:19
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

内生菌の接種で、草本2種(在来vs侵入種)の競争関係がどう変化するのかポット実験で調査。侵入種に内生菌を接種すると、アレロパシーの効果が増え、在来種のバイオマスが低下・死亡率が増加。 http://t.co/8O3Me9yYUF

2014-04-24 10:30:40
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