見た論文一言メモ

見た論文のうちメモをつぶやいたやつ。新着文献のみ。菌×生態メイン。
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Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

熱帯林樹木の高いα多様性について。アバンダンスの高い種は様々な敵からダメージを受ける。これが負の頻度依存性淘汰的に働いている:Janzen–Connell仮説の解釈と一致するよね。てな論文。 http://t.co/XOuo8KgX1F

2013-06-26 12:15:42
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

まぁそりゃそうやろうなぁというデータ。Janzen–Connell仮説を引用する必要は感じないでもないけど。この文献では敵の攻撃を葉っぱで調べてるけど、根からの敵の攻撃と菌根菌のタイプをとったらすごい面白いと思う。というのもアイデアだけでやれてないテーマ。

2013-06-26 12:18:22
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

耕地から草原までの遷移段階において、植物の種・系統・機能的多様性がそれぞれどのように変化するのか調査。遷移初期では種多様性が増加するが系統・機能的多様性は低い。一方、遷移後期は種数は変化がなく、機能的多様性が増加。http://t.co/XBBvXFi4Vi

2013-06-26 14:21:58
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

調査した系においては、かく乱からの植生回復初期には、非生物的なフィルタリングにより定着できる形質が制限され、後期段階では、競争排除が強くなってくることが示唆。

2013-06-26 14:27:30
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

Populus2種とその交雑種の遺伝的バリエーションが、葉圏の病原性真菌群集構造に与える影響を調査。共通圃場・野外環境ともに宿主植物の遺伝構造が病原菌の群集構造(種のアバンダンスと組成)に有意な影響を与えていた。http://t.co/IZfK6aWaul

2013-06-26 14:34:20
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

バッカクキン科内生菌(Neotyphodium coenophialum)をトールフェスクに接種することで、病原ウイルスによる植物バイオマスの減少が抑制。また、ウイルスのベクター(アブラムシ)のアバンダンス・繁殖が抑制された。http://t.co/T4kIUCftBF

2013-06-27 11:34:45
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

アーバスキュラー菌根(AM)アバンダンスが植物の防衛形質・植食者の性能に与える影響を調査。AMアバンダンスが増加することで植物の葉のP量、トライコーム密度、カルデノライドが増加。しかし、葉が薄くなったことによりイモムシの生長率も増加。http://t.co/dkLvQPN0Jy

2013-06-27 11:50:36
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

植物の葉、細根、細枝の加入量・分解速度のメタ解析。細枝と細根は葉に比べ分解速度がそれぞれ1.5・2.8倍。細根リター加入量は葉よりも多い。結果は系により様々で、地上部・地下部のリターの加入割合等が系の養分循環特性等に影響しそうね。http://t.co/eF83D6JpkB

2013-06-27 12:10:03
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

野外にミニライゾトロンを埋めて外生菌根菌の菌糸長の年変動を調査。冬は土温が低く湿っており、菌糸長は安定。春に気温が上がり降水量が減ると菌糸の死亡率増加。秋に降水が起こると菌糸の再生産が起こった。http://t.co/KUq7Z6Sl9E

2013-07-02 17:11:02
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

共有菌根ネットワークが種・サイズの違う植物間での競争にどう影響するか調査。でかいキュウリと菌根を共有するトマトは生長遅く、P獲得少ない。小さいキュウリと菌根を共有、あるいは菌根を共有してないトマトのが生長、養分獲得良い。http://t.co/3S4VTTgfVM

2013-07-02 17:35:22
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

共有菌根ネットワークは植物の種間・サイズ間競争を促進するのでは?例えば、でかい植物のが菌根にたくさんCを上げるから、菌根もPをたくさんあげる、と議論。

2013-07-02 17:37:13
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

共同研究論文が出ました。ヤブツバキの葉(生葉、新規・漂白落葉)中の菌類をクローンライブラリ法で調べてます。リグニン分解を担うリチズマ科菌類の配列が生葉からも検出されているので、生葉のうちに定着し、落葉分解を担っているのでは?と考察。http://t.co/Tq6hbTj90R

2013-07-27 13:51:57
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

ダグラスモミ実生の外生菌根菌相における撹乱の影響評価。山火事と皆閥とコントロールで当年生実生と翌年1年生実生を採集。コントロールは菌根菌の多様性高い。当年生は火事後で菌根の定着率低いが1年生で回復。撹乱タイプによらず1種の菌が優占。http://t.co/Z2oVIDASVe

2013-07-31 21:01:44
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

土壌肥沃度の異なるサイトで2季節(夏・冬)×2土壌層(浅・深)でアーバスキュラー菌根菌の群集調査。多様性は、夏、浅い、とこで(やや)高い。群集組成はサイト、季節で変化。サイト内の群集のばらつきは土壌環境の違い(リン・pH)で説明。http://t.co/NNOeG8eLdT

2013-09-12 19:27:47
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

MiSeqで土壌菌のメタバーコーディング。同じ土壌サンプルでもPCRする度orアニーリング温度を変えると検出されるOTUが変化。土壌菌類群集の類似度は距離(~3m)と負の相関。http://t.co/qN3EZeC7tC

2013-09-12 19:47:21
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

トウモロコシのアーバスキュラー菌根菌の有無で菌糸圏の養分動態が変わるか調査。NH4+とフィチンを添加した場合、AM菌有りだと、菌糸圏のpHが低下し宿主のP獲得が増加。AM菌が土壌を酸性化し、有機態Pの利用可能性を上げたのでは。http://t.co/f8jsD03OSS

2013-09-12 19:56:35
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

土壌への有機物(家庭ごみ)添加が微生物群集に与える影響。OTUの豊かさは違いが無いが、系統的多様性や、群集レベルの代謝能力は変化。http://t.co/KoYaypVK7v

2013-09-12 20:07:21
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

土壌の直接観察で、アーバスキュラー菌根菌の外部菌糸の伸長・死亡の日変動を調査。菌糸の伸長・死亡は正午から夕方にピーク。従来考えられていたよりも菌糸の動態は素早く起こっているのでは。http://t.co/nrWLsI9I3j

2013-09-18 14:23:48
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

コスモポリタンな地衣形成菌(Rhizoplaca melanophthalma)を世界中でとってきて、7領域の塩基配列を比較。6つの大きなクラスターに分かれ、うち2クラスターが広域に分布。これらの分布の拡大はごく近年のイベントか。http://t.co/JDS8Lse35X

2013-09-18 14:58:28
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

森林の火入れ強度(コントロール、3年間隔、6年間隔)による土壌菌類群集の変化を調査。多様性、群集組成ともに6年間隔ではコントロールに近い。特に3年間隔では土壌腐生菌が、6年間隔では外生菌根菌が火入れの間隔と相関。http://t.co/IgaBEWKAKX

2013-09-18 14:35:01
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

地形の違い(雪が溜まるところvsたまらないとこ)によりムカゴトラノオの外生菌根菌群集が変化するか調査。種の豊かさは違いが無かったが、組成は地形により変化。また組成の変化には土壌C,N,P量が関係。http://t.co/aR1m1xX6qQ

2013-09-22 16:53:20
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

異なるプライマーセットでPCRを行い、アーバスキュラー菌根菌の群集を調べた。プライマーセットにより、検出された多様性、分類群組成がやや異なる。nested PCRでも、one step PCR時と配列数比はあまり変わらない。http://t.co/IdOZG20rth

2013-09-24 09:51:25
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

農地土壌におけるN施肥と耕作がアーバスキュラー菌根菌群集に与える影響を調査。N施肥が土壌AM群集に影響を与える主要因だった。http://t.co/7hFhTk4flC

2013-09-24 10:10:17
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

海岸砂丘の海側・陸側のアーバスキュラー菌根菌群集を野外・釣菌でそれぞれ調査。海側と陸側で異なる群集。海側では野外・釣菌ともに似た群集。陸側は野外より釣菌で高い多様性で、野外の群集は釣菌の群集に包括されていた。 http://t.co/f7CynI8cgL

2013-10-01 19:17:08
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

チェコの森林で4シーズン×3土壌層の菌類相(454シーケンス)、酵素活性、エルゴステロースを測定。土壌層・菌類機能群(分解菌or外生菌根菌)によって季節での群集・バイオマス変化パターンが異なった。http://t.co/Ve7tNws3eX

2013-10-02 12:57:42
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