作品社から刊行予定のハイデガー『現象学の根本問題』(木田元訳・解説)の底本について
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@ttt_ceinture 同じハイデッガー全集の中に、『根本諸問題』(第24巻)と『根本問題』(第58巻)という本があって、紛らわしいことよなぁという詠嘆でありました。
2010-08-22 15:05:34@yakumoizuru ああ、マールブルク講義の1927年夏と、初期フライブルク講義の1919/20冬のが似たようなタイトルという…。たしか後者はまだ訳が出てないんでしたっけ?
2010-08-22 15:07:47@ttt_ceinture 後者の邦訳も今年のはじめに出たのですが、書店に行くつど、「あれ?」と混乱して、手にしないまま夏も終わろうとしているのでした(笑)。
2010-08-22 15:15:13『現象学の根本諸問題』=1927年マールブルク大学夏学期講義のテクストを再現。この年は主著『Sein und Zeit(有と時)』が公刊された年。この講義の冒頭には「『Sein und Zeit』第1部第3編の新たな仕上げ」という書き込みがなされている。(創文社HPより抜粋)。
2010-08-22 15:11:57@mesmer1709 作品社の近刊『現象学の根本問題』は27年のマールブルクの方でしょう。ぼくは仏訳しか持ってませんが、それには夏学期とあり、4月30日という日付はないようですが。。。
2010-08-22 15:30:33@borujiake えー・以前書きましたが木田元氏の翻訳は海賊版からのものでそれには日付入りなのです。私、独語・出来ないのですが海賊版の縮刷版をもっているのです・どうも混乱してしまいました。御教示ありがとうございます
2010-08-22 15:39:47木田元監訳の作品社版は、全集からではなく「私家版」からの翻訳で、各回の冒頭にハイデガー自身による「前回のおさらい」がついているのが大きな相違点です。RT @ttt_ceinture @yakumoizuru後者は作品社の刊行予定の? 底本が違うようですが、そんなに異同あるのかな
2010-08-22 18:17:10その全集版ではなく「私家版」(=海賊版)が底本となっており、各回の冒頭にハイデガー自信による「前回のおさらい」がついています。重ねてのご案内になりますが、一応。RT @borujiake @mesmer1709作品社の近刊『現象学の根本問題』は27年のマールブルクの方でしょう。
2010-08-22 18:21:41ありがとうございます!RT @sakuhinsha: その全集版ではなく「私家版」(=海賊版)が底本となっており、各回の冒頭にハイデガー自信による「前回のおさらい」がついています。重ねてのご案内になりますが、一応。
2010-08-22 19:05:13邦訳に、底本となっている私家版のノンブルを表記してあるかというお尋ねですね、為念。明日、出社しましたら担当者に確認いたします。RT @mesmer1709 @sakuhinsha えー・ですので、「私家版」のページ表記はありますでしょうか?重ねての質問申し訳ないのですが・・・
2010-08-22 18:32:26『現象学の根本問題』ですが、作品社から出る邦訳に、底本となる私家版のノンブルは入っていないとのことです。 @mesmer1709 @ttt_ceinture @engawa_02 @borujiake @assazi @yakumoizuru
2010-08-23 09:51:52なるほど。私家版の頁数指定された注のある論文等がたくさんない限りは、ノンブルが残ってなくても特に問題ないでしょうね(このへん詳しく知らない)。RT @sakuhinsha 『現象学の根本問題』ですが、作品社から出る邦訳に、底本となる私家版のノンブルは入っていないとのことです。//
2010-08-23 11:36:14Grundprobleme der Phaenomenologieの私家版は629ページある。昭和29年7月31日印刷。その縮刷版が昭和43年10月5日印刷とある。後者は木田元氏がそもそも関わって出来たのではないか・と思っているのだが・・・
2010-08-22 18:35:34@mesmer1709 600ページもあって、しかも昭和29年なんですか?それはマールブルクの弟子たちのノートをまとめたものなのでしょうか?既出のお話とうかがいましたが、できればくわしく教えてほしいです!
2010-08-22 18:55:41@borujiake えー・昭和29年のものは日本人留学生がドイツの学生を雇って作らせたガリ版のものでフォリオ・サイズの二巻もの。大部なのは紙の表裏に印刷してるのではなくて表だけそうしたため2冊になったようです・ページ付けはされてあります。非売品・東北大学文学部哲学研究室
2010-08-22 19:04:25@borujiake 80部限定・とあります。これは当時の哲学科教授に渡ったようです。で・昭和43年のものはオクターヴォ(菊版くらい)で紙の表裏に通常の本のように印刷されて全1巻・限定100部、「これは上記本の写真縮刷複製版云々」とあります。リプリントですね。この話は木田氏の本に
2010-08-22 19:10:42