20130120 #NHK スペシャル「終の住処はどこに 老人漂流社会」

『歳をとることは罪なのか――』 今、高齢者が自らの意志で「死に場所」すら決められない現実が広がっている。 ひとり暮らしで体調を壊し、自宅にいられなくなり、病院や介護施設も満床で入れない・・・「死に場所」なき高齢者は、短期入所できるタイプの一時的に高齢者を預かってくれる施設を数か月おきに漂流し続けなければならない。 「歳をとり、周囲に迷惑をかけるだけの存在になりたくない…」施設を転々とする高齢者は同じようにつぶやき、そしてじっと耐え続けている。 超高齢社会を迎え、ひとり暮らしの高齢者(単身世帯)は、今年500万人を突破。「住まい」を追われ、“死に場所”を求めて漂流する高齢者があふれ出す異常事態が、すでに起き始めている。 続きを読む
環境 介護 NHKスペシャル 超高齢社会 日本衰退
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ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP「終の住処はどこに 老人漂流社会」東京池袋。ひとりの医師が通報を受けて駆けつけた。路上に高齢者が倒れこんでいる。頼る人もなく行く宛もないという、70代の老人。3年間に病院や施設を6カ所も転々としてきた男性も。
ほんのこ @shbttsy74
(訂正) #NHK SP。介護施設の不足。ショートステイ(短期入所)を繰り返し、居場所を確保する男性。頼る家族はない。年金は1ヶ月6万5000円。この金額で入れる施設は3年先まで空きがない。ショートステイは1カ月。そのたびに居場所を転々とする。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。65歳以上の高齢者は3000万人を突破した。自宅での介護を進めてきた国。病院のベッドを減らし、5年以内にゼロにする計画。しかし自宅で最期を迎えられる人は多くない。安心して死んでいけない。終の住処はどこにあるのか。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。埼玉県草加市の介護施設。施設を出ることになった高齢者を、自治体の担当者が迎えに来た。大井四郎さん88歳。一人では歩けなくなった。身の回りの世話をする家族もなく、自宅に帰れない。施設に長期に入れる部屋はない。そのためショートステイ用のベッドにいた。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。ショートステイの期限は1ヶ月。自治体が見つけた別の施設に移ることになった。要介護度は4。日常生活全般に手助けが必要。長くいられる施設はどこもいっぱいで入れない。次の施設にいられるのも1ヶ月。3ヶ月間で4つ目の施設に移ることに。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。運送業を営んでいた大井さん。80歳近くまで現役だった。東京足立区の都営住宅で40年近く過ごした。妻と二人。6年前に妻が亡くなった。子供がおらず、一緒に旅行に行くのが何より楽しみだった。去年7月、熱中症で脱水症状、居間で倒れた。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。大井さん、足立区の施設へ。ここからも出て行かなければならない日が近づく。長期間いられる施設がようやく見つかった、と自治体の担当者。できたばかりの施設。1ヶ月14万円必要。月6万5000円の年金では賄い切れない。蓄えも底をつこうとしていた。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。自治体の担当者は、大井さんに生活保護を進める。年金月6万5000円。施設の費用が月14万円。不足分7万5000円を生活保護で補う。年金が年100万円に満たない人が、41.8%。特別養護老人ホームは、数が全く足りていない。全国42万人が待機中。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。生活保護を受けた大井さん。自宅を引き払わなければならなくなった。次の施設には、身の回りのものなど、わずかしか持ち込めない。妻が選んでくれたお気に入りの腕時計、6年間そばに置いてきた遺骨、思い出の品が処分されていく。この日は妻の命日。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。自治体の担当者が、大井さんに腕時計と遺骨、妻の写真、湯のみを手渡した。「ありがとうございます」「きょう奥様の命日ですよね」涙をながす大井さん。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。国は急ピッチで受け皿を作っている。高齢者専用の賃貸住宅。2020年までに60万戸作る計画。これまでに9万戸完成。月額10万〜50万円超。介護スタッフが常駐。介護保険を使ったサービスを受けられる。医療スタッフはいないので、病気が悪化したら出て行くことに。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。北関東にできた高齢者向け住宅に入居した、樋口千代子さん86歳。大腸がんで入院、食事も一人でとれなくなった。年金月7万円。子供が4万円援助して11万円の賃料を払う。母を支えてきた長女の安代さん。千代子さんの「はやく!」に安代さん「家に帰りたいんだと思う」
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。安代さん「私と暮らしたいんだと思うけど、仕事をしているので引き取れないんです」東京から往復3時間、これまでのように頻繁には会えなくなる。「つらいですよ。帰りに泣いてしまうかも」医療施設ではないため、認知症が悪化すれば出ていかなくてはならない。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。大井さんが新しい施設に移る日。自治体がようやく見つけた長期の居場所は、サービス付き高齢者向け住宅。持病のない大井さんは、いまの体調が維持できれば長くいられる。しかし病気で倒れたら出ていかなければならない。いざという時どうしてほしいか事前に確認。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。病院で治療してほしいか、静かに最期を迎えたいか。「延命措置ってご存知ですか?万が一の時にお願いしますか?」「…命ある限り延命で」
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。社会保障制度審議会委員、宮本みち子氏「大井さんの表情を見て、心細い寄る辺の無さが表情に現れている。お金のない高齢者が、ケアを受けることができていない。今の日本の状況では、ケアをお金で買うしかない。それもできないときは生活保護を使うしかない」
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。宮本氏「家族によって支えられない、超高齢社会。これを前提にした新しい社会つくりが必要」みずほ情報総研、藤森克彦氏「低所得高齢者向け住宅が、政策も弱かった。今後は、家賃補助や生活支援サービスを、既存の公営住宅を活用しながら。社会的コストの面でもやるべき」
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。NPOが運営する、無料低額宿泊所。ホームレスを宿泊するこの施設に、居場所を失った高齢者が入る例が増えている。入居者の下に書かれているのは、自治体の福祉課の名前。生活保護を支給した上で斡旋している。月14万3300円。生活保護のほぼ全額を支払う。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。病院を退院したあと行き先がなく、ここにやってくる入居者が多くいる。ここでは原則、医療も介護も受けられない。体調が悪くなるとまた病院へ戻ることに。80代の男性、宿泊所と病院を行ったり来たり。入院が長引くとまた次の施設へ移動。ここで3カ所目。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。高齢者の中には、家族がいても頼れなくなった人も多い。吉田和夫さん81歳(仮名)。動脈瘤で手術を受けたあと、施設へ。妻は10年前に他界。息子も脳梗塞で倒れた。自分と息子の医療費支払だけで、家を失った。ずっとここにいられるのか、不安が募る。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。身体が動くうちに、妻の墓参りに行きたいとスタッフに頼む吉田さん。宿泊所に入る前は、月命日に必ず墓参りに来ていた。もう一人では来られない。宿泊所で生きていくことを妻に報告。「オレもなんとか頑張ってやってるから、ゆっくり眠ってくれ」
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。墓参りの帰りに立ち寄ったのは、今は駐車場となった土地。かつて家族で暮らした家があった。水道工事の職人として働き、ずっと守ってきた妻と子供との暮らし。あの日には帰れない。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。「家族と一緒にご飯食べたいよ。もうそんなことはないからね。どこにも行く所がないから、最期までここにいると思います」
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。墓参りの10日後、吉田さんの容態が急変。部屋で嘔吐、救急搬送された。その3日後、吉田さんは亡くなった。
ほんのこ @shbttsy74
#NHK SP。葬儀の日。吉田さんは家族や親戚に囲まれていた。脳梗塞で倒れた息子は半身に麻痺が残り、父親に会いに行けなかった。「1年以上顔も見てなかった。お父さんと暮らしてあげなくて、こんなになって申し訳ない。会って謝りたかった。ごめんなさい」
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コメント

長峯明子 @xshochanx 2013年1月21日
国民年金と厚生年金の差が悲劇を生む。国民年金は単身だと満額でも8万円位。これでは暮らしは成り立たない。高齢者専用の賃貸住宅もいいけど、特養をどんどん作らなければ老人は姥捨て山に行くしかなくなる。
コージ @kouji78 2013年1月21日
昨今は特養は新設されにくい傾向ですが、そうした中新設される場合でも、特養はユニット型(居室が個室)の傾向になっていると思います。生活保護受給者の場合、個室は利用出来ない制限があったはずなので、仮に国が特養を増やす事に前向きになったとしても、旧型施設しか選べない低所得者の居場所は増えにくいかもしれませんね。
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