- kinginkeika
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國分先生のヒマリンふうに考えるならば、エピクロスの思想もある意味「浪費」の思想だよね。つまり、「満足する」モノの得方、という身体の観点から見れば
2013-01-22 22:04:55「その最低限で満足だ、なにも求めることはない」という状況、今あるそれを想いっきり楽しもう、とする態度は暇倫的にもれっきとした「浪費」たりえるだろう
2013-01-22 22:05:32皮肉なことにあずまんが商業のしくみとこのエピクロス観をくっつけて消費に同一化しちゃってるわけではあるけどw。
2013-01-22 22:06:40さりとて、「浪費」とは面白い概念でして―。そのままであること、の享受と云えば、道元の「脱落」すら、つまり座禅のような静止すらその享受のかたち、浪費のかたちたりえるわけで
2013-01-22 22:07:33浪費は消費と違い満足し停止がある。只座ること、只管打座っていうのは、まさにそのあらゆる煩悩というか、執着とかそれの原因になることを脱ぎまくることで、まさに浪費の近道というか、裏道になってるというか。
2013-01-22 22:08:22もう満足してるんだからもう停止している、することは座ることだけです(※座って満足しているのではない、言い換えると、座ることが満足、充足の目的となっていない)、という状況。これ暇倫的にも神すぎるだろと。
2013-01-22 22:09:27まとめてくださいとは言って無いけど、なんか興味を惹いてくださって有難うです、金銀さんw。
2013-01-22 22:09:59ある意味であずまんと國分さんを合一、というか、弁証法的に同一化できる、ってのは考えたことがある ていうのは、情報-消費社会の浪費って消費と変わらんだろ、っていうあずまんのアレと似てるっちゃ似てるが
2013-01-22 22:11:08似てるというか、なんというかネットを使いさまざまに知識を得たり、議論が出来たり、っていうこの態度を浪費、享受の文脈でとらえる可能性は充分にあるわけである、と。
2013-01-22 22:11:47だってたんに情報として得てお終い、じゃなくて、満足いくまで議論して扱っていく、ってことがツイッターやスカイプでも可能じゃないか、って言う(じゃあそこ論化して批評・提案すりゃいいじゃないかってとこまで行かないあたりがゲンロン星人らしいけどね)
2013-01-22 22:12:48まあ、ヘーゲルへの良くある批判。「弁証法で即自・対自を合一できるってことは両方に同一性が前提されてんじゃね?」←←←
2013-01-22 22:15:50あずまん(消費)VSこくぶん(浪費)という対立状況を弁証法的に共通項見つけちゃったら、あとはどっち側の権威に回収されるかしか残らなくなってしまうからこの理論は半分気を付けなきゃいけねえんだよな。。。
2013-01-22 22:16:51要はいかにあずまんやうのたん使ってあずまんやうのたん亡き者にするかという話が國分先生の戦略のホントの狙いだとは思うんですけどね…。彼それを目の前で言えないから水面下に伏線しまくってるけど(あえてシュミット使わずハイデガーで決断主義を批判してみたりとかネ)
2013-01-22 22:18:12・・数回のくろまさんとの対話の記録を見ていて感じる。自分は、毎回相手の話題や質問に併せて、いろんな答え方でいろんな哲学を教えているけど、それはある意味で、嘘だ。僕は、様々な話題に結び付けながら、どうやら、毎回同じことばかり教えている。
2013-01-22 23:13:02や、それこそ、良くも悪くも。僕の教俊は、「差異をはらみつつも反覆している」(ドゥルーズ)。毎回の物語とともに話をし、その話に自分の考えがあるものをひょいとのっけるだけ。実存主義とかカントとかデリダとかいろいろ教えているが、教えながら、自分が同じことについて考えている。
2013-01-22 23:14:14というか、自然と僕の思考が同じになってる。いろいろな学問の、つまり自分の外部を教えながら、ワタシの考えは、そのなかである種の中心性を持っている。
2013-01-22 23:15:06この前教えた「あんまり何を言ってるか探そうと思って作品に迫るな」ていうアレだって、最初の会話でした「哲学って簡単なんじゃないですか?」っていう彼の質問に答えるときにすでに僕が出していた結論と似たものだった、というか殆ど同じ物だった
2013-01-22 23:16:53けよりなにはどんな極意があるのか?それとデリダがどうかかわらせればいいのか?っていう質問をされたとき、僕は確かこう答えていた。「そういう何かつながる根拠というものがあると思ったことは私もあるが、それを追いかけるために作品を読む、という態度はやめなさい」
2013-01-22 23:17:55何故かと言うと。「そもそもデリダをネタ元にしてけよりなが出来たなんて根拠はないわけだし、僕がデリダを持ってきたのは彼の考え方を使ってみると分かることが増えたから。新しい理解の仕方が増えただけ。」
2013-01-22 23:19:27「それこそ「けよりなはデリダ的作品」なんて批評をすることほどひどい物はないわけであるし、そういうなにかしらにかこつけること、って言う事「以前に」けよりななんだから、けよりなから何か伝えるモノ、秘密がある、って思って読もうとするのは良くないことだ」
2013-01-22 23:20:45でもこの話は前もしていた。「哲学は簡単なのではないか」と問われたとき、僕は「その通りだ。というか、訳した日本の学者がいい加減なくせにエラそうぶってたのが悪いだけだ。」ってところからスタートして
2013-01-22 23:21:34