しゅーにゃんさんの哲学講義3『クーンvsポパー』

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金銀桂香 @kinginkeika

"クーンは自然科学に対してパラダイムの概念を考えたのであり、社会科学にはパラダイムの概念は適応できないと発言している。" ウィキペディアのパラダイムの項目より抜粋 http://t.co/op3iVJ0v

2013-01-23 20:04:41
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

いま日本の批評に必要な打撃とはそういうわけで、ソーカルのようなトーマス・クーンが、デリダのように脱構築してドゥルーズのように逃げ去る必要があるんだよね。そして、決してヴィトゲンシュタインのように黙ってはならない。

2013-01-23 20:10:36
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

で、今言ったことを踏まえながら今の東批評関連の本読むとその欺瞞が良く分かるよ。うん。文面上に騙されちゃだめだ。問いの構造を、穴から届く聴こえない声を聴きとらないと。アルチュセールじゃあないけど。

2013-01-23 20:12:39
金銀桂香 @kinginkeika

@L_O_Nihilum こんばんはっ。関係ないですが、庵野監督も宮崎監督もオタク嫌いだったような・・・

2013-01-23 20:17:55
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@kinginkeika 宮崎駿はともかく庵野英明は御宅です。彼はまごう事なき御宅中の御宅でした。今はどうか知りませんが、それを如実にえがいた漫画が彼の奥さんから出ています(「監督不行届」という安野モヨコの本です)

2013-01-23 20:40:55
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

エヴァが「オタクよ現実に帰れ」と言ってるというのは、じじつ庵野の台詞などにも出ていたもの。だが、御宅とおたくとオタクが皆違う意味だという事を踏まえないとこれは地雷を踏んでしまう。なぜなら、庵野秀明がガチで御宅だからだ。

2013-01-23 20:42:02
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

御宅がオタクに向ってそう言ってるんだから、それはどういう意味で、もしくはどういう意図があって描かれたのかとかもう一度問われなきゃイカンやん。セカイ系とか言ってるヒマないですよ。

2013-01-23 20:42:40
金銀桂香 @kinginkeika

@L_O_Nihilum 法無法無(意訳:法無法無^^)。

2013-01-23 20:42:57
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

しかもそんな外っ面の批評用語、腐ってますから利用価値すらありません。だいたい、「ボク-キミ」ていう単純関係が飛躍して世界を変えているものなんて言ってますけど、アレゼーレが起こしてますからねw。ちゃんと現象はあるわけですし、セカイ系の定義には当てはまらないはずなんです。

2013-01-23 20:43:38
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

あと、それをセカイ系と言いたいのであれば、空想具現化や固有結界はどうなるんですかw。心で思ったことホントに外界に侵蝕させ形成して、世界変えてて、これがセカイ系って言えないのは何故ですかw。

2013-01-23 20:46:27
金銀桂香 @kinginkeika

通約不可能性 "科学哲学の分野および価値論の分野で使われる言葉。より有名なのは科学哲学の文脈での使用で、体系、概念、方法論などに違いを持つ異なる体系(パラダイム)同士の間で、概念間の対応付けがうまく出来ない状態のことを指すのに使われる。" http://t.co/xnLeJDf0

2013-01-23 20:25:11
金銀桂香 @kinginkeika

"価値論または倫理学の文脈で使われる場合は、二つの異なる価値や二つの異なる帰結に共通の物差しをあてがうことができない状況を指すのに使われる。これは功利主義の立場に対する、どうやって功利計算をするのか、といった問題と関わる。" http://t.co/xnLeJDf0

2013-01-23 20:26:10
金銀桂香 @kinginkeika

"通約不可能性"の問題かぁ~。両者の価値観及び世界観の違っていた場合かつ通約不可能性のあるとき、言葉の行き違いが原因なだけではなく、これが"論争"を巻き起こしている原因の一つのような気がする。 https://t.co/GUvognx1 https://t.co/6keDfMue

2013-01-23 20:35:31
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

「パラダイム」の具体的な理解の仕方が非常に難しいのは言うまでもありません。なぜなら、パラダイムという言葉を使って考えられる具体的な事例が、その具体性自体が非常に難しいからです。

2013-01-23 21:31:52
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

一応、それに近しい言葉は在りますw。「コペルニクス的転回」です。ニコニコ動画風に言うなら「その発想はなさすぎた」あたりでいいかもしれません(笑)

2013-01-23 21:32:27
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

コペルニクスという言葉にもあるように、この転回はやはり天動説から地動説への移行を例に考えると分かりやすくなる。

2013-01-23 21:32:55
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

それまでの天文科学は、天が、つまり地球を中心にして他の星が動いていることこそが正しいとされ、そのほかの周りの研究も、その「地球が中心で天が動く」という考えのもとに「証明・実証」されてきたものばかりでした。

2013-01-23 21:33:50
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

そして、それも当時の天文の思考の仕方から考えればとても論理的だったし、「間違いなどなかった」のです。

2013-01-23 21:34:13
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

しかしここにコペルニクスらがやってきて、地動説を唱えます。当然ながら、これは「天動説の研究の方法」からしてみれば、方法から答えに至るまで全部間違っています。

2013-01-23 21:34:44
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

だから彼らには当時、何故これが正しかったのか理解できず、ただ糾弾していました(一応、宗教的な理由っていうのもあったんですけどね)。

2013-01-23 21:35:16
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

しかし、後々これを見つけた後世の人が、調べまくっていくと、もうどんどん地動説の方が正しい、てしざるを得ない研究結果ばかりが、出てくるではありませんか。

2013-01-23 21:35:54
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

この瞬間こそが、「コペルニクス的転回」いや、「パラダイム転覆」です。

2013-01-23 21:36:15
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

「パラダイム転覆」とは、論争に決着がつくどころ程度のことを意味しません。研究の仕方、その前提、いやその前提を立てている実証、その実証の検証方法、つまり検証可能性そのもの自体を大きく塗り替えてしまうのです。

2013-01-23 21:37:06
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

同じ例で言えば、「元素は4つ」って言ってたアリストテレスまでの元素論、原子論が、あとあと研究で今みたいな周期表の100種以上の元素による元素論に根本から塗り替わっているこの状況。ココに至るまでの元素論の変遷も、パラダイム転覆。

2013-01-23 21:38:27
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

哲学の世界で、「認識論において、人間の認識は外部にある対象を受け入れるものだ」というのを、カントが「認識が先立っていて、寧ろ認識がこそ現象を構築している!」と入れ替えちゃいました。コレも、『パラダイム転覆。』

2013-01-23 21:40:30
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