法学は科学たりえるか/科学の反証可能性

@currywhatsさんの疑問から端を発した一連の議論。 法学は科学たりえるか→科学の要件→反証可能性と話は移っていきます。 また、後半部分は@yutakioka氏も独自にまとめていらっしゃいます。 http://togetter.com/li/57700 こちらはコンパクトに、見やすくまとまっています。
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@currywhats

@tamai1961 素朴な疑問です。法学は科学たりえるのでしょうか。

2010-10-05 21:13:23
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

いまわれわれが科学と呼んでいるのは、17世紀以降に成立したものです。法学は11〜12世紀に成立したものですので、科学ではありません。 RT @currywhats 素朴な疑問です。法学は科学たりえるのでしょうか。

2010-10-05 21:27:24
Hiroshi Yamaguchi @HYamaguchi

本来、取り組むべき課題かと思います。RT @tamai1961: いまわれわれが科学と呼んでいるのは、17世紀以降に成立したものです。法学は11〜12世紀に成立したものですので、科学ではありません。 RT @currywhats 素朴な疑問です。法学は科学たりえるのでしょうか。

2010-10-05 21:31:30
@currywhats

@tamai1961 なるほど。法学者が科学者然としていない理由が分かりました。ありがとうございます。

2010-10-05 21:31:36
@currywhats

@HYamaguchi 科学でありたいのであれば。課題となりますが、@tamai1961氏は「科学ではない」と断言されました。

2010-10-05 21:42:53
Hiroshi Yamaguchi @HYamaguchi

@currywhats 法学が社会の問題に取り組むものである以上、人間のより深い理解を求めるべき。その手段があり、知見も蓄積されつつあります。法学者が取り組まないなら、その役割が他の分野の研究者にとって代わられるでしょう。

2010-10-05 21:46:15
@currywhats

@HYamaguchi このような意見があり、気になりました。 http://is.gd/fLYB8 どのように考えますか?

2010-10-05 21:49:10
Hiroshi Yamaguchi @HYamaguchi

@currywhats 個人的意見ですが。法をルールの体系としてみるなら、プログラミングと近いもののように思われます。法学は理系とすべきという意見の方もいました。しかし法には「どうあるべきか」みたいな議論の領域があるはず。そこでは人間に関する理解が不可欠かと思います。

2010-10-05 21:53:52
Hiroshi Yamaguchi @HYamaguchi

@currywhats 人間やその集合体がどのように考え、ふるまうかについての知見は、自然科学、社会科学の双方で蓄積されつつあります。ご紹介の文章にある「権力とのせめぎあい」についても同様ではないかと思います。

2010-10-05 21:56:48
Hiroshi Yamaguchi @HYamaguchi

@currywhats モデルではとらえきれない部分があることは否定しませんが、だからといって現代科学の知見をまったく利用しないでいいという話にはならないでしょう。実際、現場で立法や法の運用に携わっている人たちは実質的にさまざまな科学的知見を活用しているはずです。

2010-10-05 21:58:53
@currywhats

@HYamaguchi なるほど。統計学的に処理するということでしょうか。

2010-10-05 22:00:23
Hiroshi Yamaguchi @HYamaguchi

@currywhats 法を考える際に、人間の性質をよりよく知れば、より守りやすい規定、みたいなものができるかもしれませんし、どちらに権利を認めるべきかといった課題に対する考え方もちがってくるかもしれません。

2010-10-05 22:01:07
Hiroshi Yamaguchi @HYamaguchi

@currywhats 法学者がこの分野に背を向けているのだとすると、他の分野の研究者がどんどん進出してきて中間領域が発達し、法について何かを決めたり検討したりする際に「純粋」な法学者の関与できる余地は減っていくのではないかと思います。

2010-10-05 22:03:40
@currywhats

@HYamaguchi 私そう思いました。当の法学者はそれを認識していないのではないでしょうか。

2010-10-05 22:16:34
Hiroshi Yamaguchi @HYamaguchi

個人個人の問題ではないと思います。それぞれ専門がありますから。ただ全体として取り組みが足りないような気がします。RT @currywhats: @HYamaguchi 私そう思いました。当の法学者はそれを認識していないのではないでしょうか。

2010-10-05 22:39:07
うめだ なつき @natsukimale

1980年頃多くの法社会学者が法学に科学性を見出そうとしましたが、結局は論理矛盾を起こして理論は自己崩壊したと聞きます。 RT @HYamaguchi: 本来、取り組むべき課題かと思います。RT @tamai1961: (法学は)科学ではありません。 RT @currywhats

2010-10-05 22:40:05
@currywhats

@HYamaguchi 学会が取り組むべき課題と言うことですね。そうあることを願います。

2010-10-05 22:41:16
Hiroshi Yamaguchi @HYamaguchi

その後現在に至るまでの科学の発達は無視されているのでしょうかRT @natsukimale 1980年頃//論理矛盾を起こして理論は自己崩壊したRT @HYamaguchi 課題RT @tamai1961 (法学は)科学ではありませんRT @currywhats

2010-10-05 22:47:29
あいはばぺん @I_have_a_pen

自然科学はあくまで、正解は自然現象ですが、社会科学は人によって正解の解釈が変わりますからねぇ・・ @natsukimale: 1980年頃多くの法社会学者が法学に科学性を見出 @HYamaguchi: @tamai1961: (法学は)科学ではありません。 @currywhats

2010-10-05 22:56:55
@currywhats

@I_have_a_pen @HYamaguchi 法学の体系そのものに、法学を科学として扱えない問題があると感じます。法学は科学としてはまだ未成熟なのだと思います。ゆえに法学的な成果は客観的でなく主観的になってしまうのではないでしょうか。(法学を貶めるつもりはないですが)

2010-10-05 23:03:46
うめだ なつき @natsukimale

科学「技術」の発達に伴って科学の「概念」も同時に発達しているのであれば、それを取り入れた新たな法社会学が価値を持つかもしれませんね。 RT @HYamaguchi: その後現在に至るまでの科学の発達は無視されているのでしょうか @tamai1961 @currywhats

2010-10-05 23:10:17
あいはばぺん @I_have_a_pen

例えば、生物学でもよくわからない部分は多くあります。脳については判らないことが多いと思います。科学と言われるものは仮説と検証の繰り返しで、普遍的な真理を探求すれば科学として成り立つのではと思ってます。@currywhats: @HYamaguchi 法学の体系そのものに、法学を科

2010-10-05 23:12:41
@currywhats

@natsukimale @I_have_a_pen @HYamaguchi ざっとこんなとこを読んでも科学の概念が変化していることはわかります。http://is.gd/fM6M0 問題はそれを自発的に行うかどうかではないでしょうか。

2010-10-05 23:17:31
あいはばぺん @I_have_a_pen

(質問)自発的に行うとは、どのようなことでしょうか? @currywhats: @natsukimale @ @HYamaguchi ・・・科学の概念が変化していることはわかります。http://is.gd/fM6M0 問題はそれを自発的に行うかどうかではないでしょうか。

2010-10-05 23:24:15
@currywhats

@I_have_a_pen 法学に携わる人間が自ら、科学的体系を確立する、または、科学の概念を変えるということです。

2010-10-05 23:30:25
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