2012年度生物化学3補助試験問題と若干の解説

コメントも読んで下さい。 【順次書き足していきます】ので、ときどき見直して下さい。 何かご意見、ご感想があったら連絡せよ。
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ookawaratomomi_bot @biochook2

【図13】は脂肪組織のトリグリセリドをエネルギー源として異化する様子を模式的に示している。図中でA〜Nは反応を触媒する酵素、(ア〜ケ)は化合物の名称を示している。以下の問(61〜73)に答えなさい。 本試験問題の図5がそのまま出ています。

2013-01-30 20:28:03
ookawaratomomi_bot @biochook2

61. トリグリセリドを加水分解し、脂肪酸の分解速度の調節を担う酵素(A)の名称はどれか。 62. 酵素(A)の活性を抑制的に調節するのはどれか。 本試験問題そのまま。不正解率25%、34%

2013-01-30 20:30:31
ookawaratomomi_bot @biochook2

63. 脂肪組織より遊離した脂肪酸が血流中を運ばれる際にキャリアになるのはどれか。 本試験問題の26番。講義中にも強調したね。不正解率33%

2013-01-30 20:54:48
ookawaratomomi_bot @biochook2

64. 「イ」に該当する物質の名称を選びなさい。 カルニチン依存性アシル基輸送。本試験問題27番。

2013-01-30 20:55:52
ookawaratomomi_bot @biochook2

65. (C)の酵素を阻害し、アシルCoAのミトコンドリアマトリックス輸送を抑制的に調節する物質はどれか。 脂肪酸分解の事実上の律速。マロニルCoAが阻害することで脂肪酸の合成と分解は同時には進まない様になっている。中間試験5の9番正解肢。不正解率42%

2013-01-30 20:58:04
ookawaratomomi_bot @biochook2

66. (F〜J)はアシルCoAを酸化的に分解し重要な代謝中間体「エ」(アセチルCoA)に変換する反応経路である。この反応経路の名称を答えなさい。 出来ると思います。不正解率19%

2013-01-30 20:58:55
ookawaratomomi_bot @biochook2

67. 「オ」はケトン体のひとつである。該当する分子の構造を図中の(あ〜お)から選びなさい。 68. 「カ」はケトン体のひとつである。該当する分子の構造を図中の(あ〜お)から選びなさい。 69. 「キ」に該当する分子の構造を図中の(あ〜お)から選びなさい。

2013-01-30 20:59:46
ookawaratomomi_bot @biochook2

オはアセト酢酸、カは3-ヒドロキシ酪酸、キはアセトアセチルCoA。本試験とおんなじ問題。不正解率は45%、57%、56%

2013-01-30 21:01:23
ookawaratomomi_bot @biochook2

70. Lの反応を触媒する酵素の名称はどれか。 ケトン体合成はリアーゼだね。不正解率75%

2013-01-30 21:02:09
ookawaratomomi_bot @biochook2

71. 好気的な条件で、パルミチン酸1分子を「オ」に変換した際のATPの収支は何分子に相当するか。 パルミチン酸の活性化(パルミトイルCoA合成)に2つ消費。β酸化1回転ごとに4ATPx7で26個

2013-01-30 21:03:15
ookawaratomomi_bot @biochook2

72. 1分子の「オ」を図に示した経路で好気的に完全に酸化した際に得られるATPは何分子に相当するか。 スクシニルCoAの高エネルギー結合を1つ消費して2つ分のアセチルCoAになる。10ATPx2-1で19個。71は69%、72は79%の不正解率

2013-01-30 21:04:39
ookawaratomomi_bot @biochook2

73. パルミチン酸1分子を「オ」を経由して完全に酸化した際に得られるATPの数として適切なのはどれか。 計算すると、102個になるよね。本試験の32番。45%の不正解率

2013-01-30 21:06:51
ookawaratomomi_bot @biochook2

74. ケトン体の合成利用に関する記述のうち正しいものを2つ選べ。 講義資料練習問題の16と17、不正解率86%

2013-01-30 21:08:06
ookawaratomomi_bot @biochook2

75. 高インスリンレベルの特徴として正しいのはどれか。 飯喰ったあとだよね。糖質を利用して脂質を合成する。講義資料練習問題17番、中間試験5の14番。不正解率71%

2013-01-30 21:09:53
ookawaratomomi_bot @biochook2

76. グルカゴンについて正しいのはどれか。 中間試験、練習問題あります。血糖が下がったときに分泌されて糖新生を増やして脂肪を分解する。不正解率73%

2013-01-30 21:11:54
ookawaratomomi_bot @biochook2

77. ケトーシスについて正しいものを2つ選べ。 講義資料にも中間試験にも出てますね。過剰に脂肪が分解されて大量のケトン体が生じた状況です。不正解率83%

2013-01-30 21:13:37
ookawaratomomi_bot @biochook2

【図14】はアミノ酸の異化により生じるアンモニアの代謝を模式的に説明している。A〜Eは反応を触媒する酵素、ア〜カは化合物を示している。以下の問(78〜83)に答えなさい。 図は本試験の図6ほぼそのまま

2013-01-30 21:14:25
ookawaratomomi_bot @biochook2

【図14】に示した一連の反応の生理的な意義として適切なのはどれか。 尿素回路という名前が思い出せれば。不正解率16%

2013-01-30 21:14:50
ookawaratomomi_bot @biochook2

79-82. 構造を選ぶ問題。尿素回路くらい覚えておけと。アミノ酸がいくつか出てくる。カは尿素だね。

2013-01-30 21:16:00
ookawaratomomi_bot @biochook2

84. 酸化的脱アミノ反応について正しいものを2つ選びなさい。 講義資料の練習問題、中間試験6にもあります。不正解率22%

2013-01-30 21:17:36
ookawaratomomi_bot @biochook2

85. ヒトの末梢組織で生じるアンモニアの代謝について正しいのはどれか。 グルタミンに変換して肝に運ぶ。これ大事ね。グルタミンは大切だよ、と講義でも強調したはず。不正解率72%

2013-01-30 21:18:42
ookawaratomomi_bot @biochook2

86. プロテアソームによるタンパク質分解について正しいのはどれか。 講義資料練習問題、中間試験問題にありますね。不正解率22%

2013-01-30 21:19:46
ookawaratomomi_bot @biochook2

87. メチオニン合成酵素の基質はどれか。 88. メチオニン合成酵素の反応に補因子として関わるのはどれか。 89. メチオニンが糖原性化合物として糖代謝経路に入る際に経由するのはどれか。 ホモシステインを基質としてメチオニン合成酵素で5-メチルTHFとビタミンB12を補酵素

2013-01-30 21:21:15
ookawaratomomi_bot @biochook2

プロピオニルCoAからスクシニルCoAを経由して糖代謝経路に入ります。不正解率それぞれ、69%、76%、79% 本試験の図7そのまんまだがね。

2013-01-30 21:23:36
ookawaratomomi_bot @biochook2

90. チロシン生合成の前駆体はどれか。 91. フェニルケトン尿症について正しいのはどれか。 講義資料練習問題16、フェニルアラニンからチロシン、そしてアドレナリンまでの反応経路は大切だよ。不正解率69%、77%

2013-01-30 21:29:44
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