でも結局、清盛が大河として題材になったときにはその思い自体は清盛の世界観を描くことではなく別の方向に向いていたので、企画と世界観がずれることになったのではないかと。
2013-01-31 11:50:23そうそう、盗作騒動で原作がひっくりかえって喉の骨がますます太くなった。 @Fiction_kk あれは池宮原作をやるつもりだったのが、盗作騒動が起きて…という前段があったような気がします
2013-01-31 11:52:10清盛の企画で向いていたあっちの方向は、『光圀伝』と『英国王のスピーチ』や『クイーン』に代表される王室内幕ものではなかったのかと思っているが、検証はできないだろうなあ。
2013-01-31 11:54:46徳川光圀(&保科正之)は新たな大河企画の魚の骨になっている気がするんだが。しかし『光圀伝』は大河清盛とあまりにもプロットが似ているので原作には使いにくいだろうからオリジナルになるかもしれない。
2013-01-31 11:57:55冲方丁に大河ドラマの脚本かオリジナル原作を書かせるとかになるかもしれないなあ。今度の清少納言作品がうまくいったら冲方丁で中世ものというのはあるかもしれない。
2013-01-31 12:01:01八重は企画者の思いと脚本家の書きたかったことがうまく重なった稀有な例になるかも。ただし脚本家の書きたいのは新島八重本人ではなく歴史そのもののような気がする。 @kanekoiroha プロットが似ているからこそ、八重並の考証で骨太に作って欲しいんですけどね
2013-01-31 12:03:41池宮「平家」だけでなく、津本龍馬とか、大河原作を狙ってた、あるいは打診があって書いたんじゃないの…と思える作品リストを誰かまとめてくれないものか(笑) 隆慶さんも存命なら、なんかしら依頼されてたろうなあ…春の坂道的なネタとか
2013-01-31 12:09:54大河ドラマの企画側からまとめた証言ってなかなかないんだけど、題材って企画側がかつてボツってのちに成立するって『太平記』とかもそうだったんだよなあ。この路線は続きが途切れているような。あ、『北条時宗』はその線か?
2013-01-31 12:13:55『北条時宗』は企画の根っこがよくわからなかった作品。中世なのに「江戸くささ」にあふれていて歴史観がまったくなかったと思う。
2013-01-31 12:15:47@noyorin 主演の選択も、あまり考えられた感がなく(笑) 高橋克彦さんが絡むと、いつもバタバタになる印象があります…
2013-01-31 12:18:05中世の世界観をドラマでちゃんと描くってのはまだ未開領域なのかもなあ。『もののけ姫』が出てきたとき、あれがそうだといわれていたけど、そこにも到達していない。
2013-01-31 12:19:43まだ『アテルイ伝』は見ていないけど、あれが『もののけ姫』に近づいているかもしれないが描かれるべき中世ではなく古代だからもっと未開領域。
2013-01-31 12:21:33たとえば中世がファンタジーっぽく描かれるのに対し、古代は逆にリアルに描かれるってのは過去作品を見ても多いかも。篠田正浩の『卑弥呼』とか。大河で最も古代史に近い『風と雲と虹と』もそっち方向だった。
2013-01-31 12:24:25高橋さんは岩手在住というだけで既得権状態な気が。 @Fiction_kk 主演の選択も、あまり考えられた感がなく(笑) 高橋克彦さんが絡むと、いつもバタバタになる印象があります…
2013-01-31 12:26:02中世大河の極みは『花の乱』かもしれない。中世が生と死の境界にあるという描き方で市川森一にとっては室町より昔は死んでいる世界という。
2013-01-31 12:28:15時代劇の作劇については、戦国以前は手本にすべき映画や演劇がなかったわけで、江戸時代の所作を元に考証等でわかることを付け加えていくって方法か、全くの手探りで進めていくかなんだろうな。能や狂言も近世に随分変質したようだし。
2013-01-31 12:40:16