何も起こらないと考えて良いのだろうか?

「100ミリシーベルト程度よりも低い線量ではがん死リスクの有意な上昇は認められていません」という話から思考が停止し、低年齢時の被曝による甲状腺がんや小児白血病の発症に関する論文などを無視するのは、感心しません。
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MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

http://t.co/wxFVVINKでは、 東京都の1,000,000人の子供の場合、生涯での甲状腺がんの自然発症数は約4,000。ヨウ素131による甲状腺被曝による過剰発生は約50(DDREFを1とすると75、それを2とすると37.5)と見積もった。

2013-02-06 13:16:11
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

これを発生確率が小さいλの大きいポアソン分布とみなし、対応する正規分布で近似すると、平均4000、分散が4,000、標準偏差が63程度となるため、東京都の子供だけで考えると有意にはならないと考えられる。

2013-02-06 13:23:34
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

関東と東北の10歳未満の子供約4,000,000人の子供( http://t.co/CltOzFYN)について同様に考えてみると、生涯の甲状腺がんの自然発生数は約16,000で、その標準偏差は130程度なので、過剰発生数が約300あると有意であるとみなせることになる。

2013-02-06 13:40:01

(↑あくまでも計算上の話で、他の要因があると変わります)

MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

(訂正)自然発生数が16,000で過剰発生数が300の場合、その寄与リスクは約1.8%である。東京都だけでの寄与リスクが約1%だったので、福島に近いところで寄与リスクが高くなることを考慮すると、これは十分起こりえる数値であるとおもわれる。

2013-02-06 15:19:50