2013年2月5日

小説家・高田崇史氏による《今日の日本語》

高田崇史氏(https://twitter.com/clubtakatakat)の《今日の日本語》のまとめ
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高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日のお勉強》平安時代の「世の中」というのは、殿上人たちの男女の仲のことだった。だから「世の中」のことを憂えている貴族がいても、ぼくらは余り親身にならなくても良い(多分)(崇)

2012-06-26 10:50:41
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日のお勉強》昨日の続き。また「世を思うゆえにもの思う身は」という歌が百人一首にもあり「世の中のことを憂えている」という解釈をしている人もいるが、実はこれもただ単に自分のことを詠んでいる歌なのであった。(崇)

2012-06-27 05:00:14
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日のお勉強》正しい?日本語。「あたらし」は「惜し」という意味で、「新し」は「あらたし」と読む。古田新太の読みは正しい日本語の原点だった!(崇)

2012-06-28 05:51:48
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日のお勉強》「ゆゆしい」は「斎々しい」で、「触れてはならない」「神聖」「恐れ多い」「不吉」という意味。神は恐ろしいのだ。なるほどね。(崇)

2012-06-30 06:16:01
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日のお勉強》「枕」は「枕(ま)く」+「くら」で、この「くら」は倉・蔵・坐のこと。つまり「枕」は霊魂の通り道、または収まっている部屋でもあるということらしい。(崇)

2012-07-01 06:06:11
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日のお勉強》鈴虫の縁語は「振る」「振り」。松虫の縁語は「待つ」「長寿」。しかし江戸時代の説では松虫と鈴虫は名称が逆だったというが、いやそんなことはないという説もある。結局どっちなんだ?(崇)

2012-07-02 14:35:44
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「匂う」はもともと「丹秀ふ」で「丹のように赤く輝く」という視覚的な意味で使われていた。となると『夏は来ぬ』の「卯の花の匂う垣根に」という歌詞はどうなってしまうのだ。卯の花は匂わないし色も白いぞ。(崇)

2012-07-03 04:40:43
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》今書いていてふと思った。「頑張る」の「頑」は「服従しない」「愚か」「欲張り」「粗悪」という余り良くない意味なのに、それを「張る」と「忍耐して努力する」という良い意味に一転するのはなぜ?(崇)

2012-07-05 05:59:22
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「忍び」のルーツは用明天皇3年(587)の物部氏と蘇我氏の戦いの際に活躍した「志能備(しのび)」で、その名付け親は聖徳太子とされている。この戦いの年号の覚え方は「いつか花咲け、忍びたち」(高田流)(崇)

2012-07-06 06:24:11
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「御」。「御几帳」は「みきちょう」、「御座」は「おまし」、「御坊」は「ごぼう」、「御衣」は「おんぞ」と読むが「御手水」はどう読むのが正しいのか分かっていないらしい。「みちょうず」あたりかな、やっぱり。(崇)

2012-07-07 10:11:32
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《今日の日本語》「和琴(わごん)」は6絃、「箏(しょう)」は13絃、「琵琶」は4絃または5絃、「琴(きん)」は7絃。「琴」が中国伝来で、1番高尚な楽器とされていた。これら全てを合わせて「琴(こと)」と呼ぶ。いわゆる「絃楽器」。絃楽器の「絃」は糸へん。(崇)

2012-07-08 06:08:51
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「つまはじき」。『源氏物語』の中でも光源氏が相手を非難する意味で行っているが、もともとは「弾指」という警告や忌避を意味する風習。そういえば家の四方を清めて(祓って)もらった時、神官がそんな仕草をなさっていたなあ。(崇)

2012-07-09 06:17:14
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「赤・白・黒」。遠い昔は余り色の区別がなかった。赤は「明し」「証し」。白は「素し」「著(しる)し」。黒は「暗し」。(崇)

2012-07-10 06:17:12
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》平安時代に「髪」は「神」だった。同時に「紙」や「上(かみ)」=長官でもあった。しかも後舌音は容易に変化するので「鴨」「賀茂」にもなる。(崇)

2012-07-14 08:04:28
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「お盆」(一般的な意味は他の場所で見ていただくとして・笑)7月7日、あるいは6日を「お盆始め」とする地域もあるという。つまり七夕も一種の「お盆」なのだ。つまりこちらは、朝廷から見て災厄神である「織姫・彦星」を慰霊する行事になる。(崇)

2012-07-15 06:15:26
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「お盆」の続き。「盆」には、男女の密会という意味がある。「盆屋」といったら、隠語でそういう種類の宿のことだし、盆踊りは昔から男女密会の場だった。これもきっと、織姫・彦星が絡んでいるせいだろう。(崇)

2012-07-16 10:21:32
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》反対の意味を持っていた語。「飽く」は「あきあきする」「嫌になる」と同時に「満足する」「満ち足りる」の意味が。また「おぼろけ」は「普通」「並」の他に「格別」「並大抵ではない」という意味も。どうやって使い分けるんだ?(崇)

2012-07-19 04:59:43
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「招き猫」。「ねこ」「寝粉」は河床に沈んでいる砂鉄・砂金のこと。もともとは「寝粉招き」で「河床の砂鉄・砂金を採る」という意味。やがてそれに色々なエピソードが加わって転訛した。(崇)

2012-07-20 05:35:49
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「件」。牛のように繋がれて自由のきかない人間、つまり奴隷のこと。奴隷は物として扱われていたので「物件」ともいう。ちなみに妖怪の「件(くだん)」も実はそういう人々のことだったと思われる。(崇)

2012-07-22 08:44:46
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「罷(まか)る」は、上位の場所から下位の場所へ出向く。退出する。「罷づ」は、やはり上から引き下がって来る。その反対の言葉が「参る」「詣づ」。「墓参り」「初詣で」など。(崇)

2012-07-23 06:12:10
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「異(け)し」。「異し」は「怪(け)し」で怪しいという意味。ゆえに「異しからず」「けしからん」は「怪しくない」「変ではない」という意味になるはずが、いつの間にか「変だ」「不届きだ」という意味に変遷してしまった。真逆の意味に変わってしまった日本語は意外と多い。(崇)

2012-07-25 05:40:40
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「いみじく」「いみじい」。良くも悪くも程度が激しいこと。これは「触れてはならない」ということからきている。つまり「忌み」であり「神」だから。やはり平安当時の「人々」は神を本気で恐れていたらしい。(崇)

2012-07-27 09:36:36
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「朝顔」。昔は「桔梗」を指していたといわれている。またそう解釈しないと「はかなきを誰か惜しまん朝顔の 盛りを見せし花もひととき」という句の二重の意味が読めない。ちなみにこれは、明智光秀の妻の辞世の句。(崇)

2012-07-31 08:35:45
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「めづらし」。もとは「愛(め)づらし」愛すべきさま、清らかなさまなどを表していた。それが徐々に「愛らしい」「可愛らしい」となり「めったにない」「珍しい」となった。清らかで愛すべきものは、昔から希少だったのだ。(崇)

2012-08-02 07:19:10
高田崇史@club-TAKATAKAT @clubtakatakat

《今日の日本語》「若々しい」。これも現代とは違って平安時代では「世間知らず」「幼い」という余り良くない意味だった。現代でいう「若々しい」は「艶(なまめ)かしい」。ちなみに「艶かしい」には「上品」という意味もある。何となく微妙にずれている気が……。(崇)

2012-08-03 08:22:31
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