- ran_yumishita
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ま。起きてないことを話すんだから、いつもと違って信頼性はないので、そのつもりでね。 さなづらさんに伝えるのはFJさんがやるだろう。
2010-01-31 20:56:59ということで。まず最初に電子出版の話の前に、アメリカと日本の出版について、語っておきたい。というのも、これらと置き換わる形で登場するのが、電子出版だからだ。 置換元をしらないと、どう置き換わるかも、想像できないだろう。
2010-01-31 20:59:12まず、日本では本屋の登録数がこの10年で三割減った。 典型的な。淘汰の波が来ている。小さいところはどんどんつぶれる。 市場全体でも右肩下がりで、その問題をアイテム点数で補うせいで、出版数だけは、多い。
2010-01-31 21:01:26一方アメリカでは、本屋はすでに激減し、本その物が死んでいる。勉強のために本を読めなどは、そうそう言われないし、そも、ブックストアを探すのが大変だ。
2010-01-31 21:03:02なので、アメリカがどうこうという文脈で電子出版を語り出すと、変な話になる。日本は世界で一番出版が強い、出版天国だ。本による教育などは絶望的で、ネット支援をしないと低所得者対策がまったく出来ないアメリカと違います。
2010-01-31 21:07:22閑話休題。 そういう背景でamazonというものが、存在します。我々が思うよりずっと、便利な存在です。 なにせ、場所によっては本を手に入れる手段が、他にありません。
2010-01-31 21:15:01一方で本の根強い価値である資料性については、IBMとgoogleがこれを電子化してアクセスしやすい方向で推進しています。 リアルでの図書館の必然性は、ほどなく消滅するでしょう。
2010-01-31 21:17:39amazonはリアルでの物流を削減し、データだけを受け渡しをしたら、経費がかなり削減できるのではないかと、考えました。 これはストック削減を狙ってマーケットプライスを使うのと同じ発想です。
2010-01-31 21:25:44同時に、2005年頃から根強くいわれていたみなさんの家の本棚問題(本を置くスペースがもうないよ!)に対するいい回答だと、思われました。 これはもう、D&Dの三版から四版にうつるときも、いわれてたんで、記憶されてるゲーマーもいるでしょう。
2010-01-31 21:26:30amazonにとっては、印刷コスト、物流コスト、在庫のストックコストを考えれば定価の70%を著者(出版社)に渡しても一向にかまわないのです。
2010-01-31 21:28:29これらは置き換えによるもので、どうせamazonが得られる物ではなかった経費分です。 その上で荒利益率30%なら、まあ、設備投資をがんばっても、いい気がしますね。
2010-01-31 21:31:15ただこれらは、amazonという独占に近い立場だから出来た芸当で、日本は電子化はアメリカにも負けてないくらい進んでるんですが、実はフォーマットが統一されてません。
2010-01-31 21:32:22置き換えという意味でのハードウェアは、電子出版にかかせません。 家電の世界ではこの15年、新しい発明による新しいアイテムより、これまであったものを置き換えるタイプの商品開発が進んでます。
2010-01-31 21:38:39具体的に言うと、ソフトウェアの儲けを食って、ハードメーカーとユーザーで分け合う、そんな商法、商材、開発が、横行しています。 まあ、ソフト側は今まで古い慣習にしばられてて死ねばいいんだ論ですね。 言葉をソフトに置き換えた、上記の意味の内容は、まあ、よく聞くでしょう。
2010-01-31 21:41:19商売というのは弱肉強食ですし、誰が殺されてもいいっこなしですが、ホワイトナイト気取りで<検閲済み>の論理を口に出すのは、少し、考えた方がいいですね。
2010-01-31 21:44:54