西洋医学VS虚構体系(←大雑把です)論議
@ma2 つまり、標準的医療に使えという主張はいっさいしていなくて、それどころか、そんなことはしてはいけない、と考えています。が、それと「効く/効かない」は話が別である、と。
2010-08-30 15:22:20@yonemitsu 偽薬の効果はまさに偽薬を使って測定します。患者さんに偽薬を使って、どのくらい症状が改善するか。
2010-08-30 15:24:16@yonemitsu 偽薬は効きますよ。現代医学の薬品はそれ以上に効くというだけで。ですから日本学術会議のコメントでも,自由意志で自分の治療に使うのならいいですよってなってる。
2010-08-30 15:25:47@ma2 たとえば、針灸やホメオパシーは、先生の話や、そのよくできた虚構体系によって、治癒する可能性があるわけです(京極堂の憑き物落としの構造ですな)。それなしに、偽薬を使っても、その効果が薄いのは当然では?
2010-08-30 15:27:47@kotono8 や、それ、kotono8さんが堀江メルマガに書いてあることを実践しているのでは? って指摘だと思うよ。
2010-08-30 15:29:42@ma2 うーんだとすると、松永テキストで、「効く/効かない」だけを検証すると言っておいて、肝心な効く部分を排除した検査で、針灸やホメオパシーが「効かない」という結論になるのは、フェアじゃないのでは? というのが、ずっと指摘していることであります。
2010-08-30 15:31:43@ma2 偽薬レベルが、まず測定されてないでしょう、というのが一点。あとは、えーと、具体例をあげるとわかりやすいか。つづく。
2010-08-30 15:34:59@ma2 たとえば、年をとって腰が痛い。なるべく動いて、気を張ってるのが最善の対処法だとすると、ちょっと歩いて、週1にでも、虚構体系を学ぶと、どうにか過ごせる。これが西洋医学だと、そういうことはやってはいけないことになっているので、できない。
2010-08-30 15:37:37@ma2 というか、「偽薬レベルにしか効かない」という言い方が、すでに、「文脈治療って効果」がないという考え方が入ってるので、質問が誘導的すぎない? なんで、効かないことが前提なの?
2010-08-30 15:39:46@ma2 “「偽薬より効くかどうか」が有効性のひとつの指針”というときの偽薬の効果はどうやって検証しているの? 針灸の体系を信仰している人で検証しているの? という疑問。
2010-08-30 15:49:10@yonemitsu 被験者はランダムに選ばれるので、鍼灸の「信者」は全患者に占める鍼灸信者の割合だけ含まれることになります。
2010-08-30 15:50:49@ma2 ああ、でも、虚構体系を学ぶことそのものが、「効く」と言ってる。なので、かわりにならないのでは? いや、代わりになるとするなら、代わりになる程度には「効く」わけだよね。なのに「効果なし」という結論になるのはどうして?
2010-08-30 15:53:26@ma2 ランダムであるのなら、効果測定そのものが西洋医学大系での比較なので、当然そうなる。でも、それは、患者本人にとって「効く/効かない」とは関係ない。その個別性を認める体系の人にとって、代替医療は「効く」のではないか、という仮説を繰り返し、述べてるのです。
2010-08-30 15:56:02ああ、つまり、ぼくが気になってるのは、検証実験の方法が、もっと個別な考慮を含むべきなのでは、という仮説(経済学に行動経済学ってのがでてきたように)。でも、もう、そういうことをしっかりとした場で言い出してる人って、いそうだよね。
2010-08-30 15:57:08その言葉はよろしくないかと。単に「西洋医学じゃないから虚構」と決めつけてるように(つまり科学を主張する方法が非科学的に)見えてしまいますので。RT @ma2: @yonemitsu 虚構体系を学ばなくても,という意味です。
2010-08-30 15:58:01@kotono8 ああ、それは、ぼくが、針灸やホメオパシーの効果を、虚構体系を学ぶとか、関係性の部分が中心なのではないか、という主張を展開していることに対しての言葉なので、流れを読めば、べつに「よろしくない」ことはないのです。
2010-08-30 16:01:56それは失礼しました。 RT @yonemitsu: ああ、それは……流れを読めば、べつに「よろしくない」ことはないのです。
2010-08-30 16:02:58勘違いされるようなので書いておくけど、針灸・ホメオパシーを絶賛しているわけじゃなくて、ぼくにとっては、小説やゲームや虚構が「効く/効かない」のか、という話に通じるから、あれこれ思考遊戯しているのであるよ。
2010-08-30 16:06:52@yonemitsu 中にはやたら偽薬効果が大きい(現代医学の薬より明らかに効く)人もありえて、そういう人の場合は偽薬効果を積極的に導入したほうがいいのではないかということですね。こういう人は統計的手法では無視されてしまいます。現代医学の医薬品でも同じですが。
2010-08-30 16:08:21@ma2 まあ、たとえば、そういうことです。いや、現代医学に反抗しようとかいうんじゃなくて、松永テキストの(もしかしたら、サイモン・シンへの)テキストの流れへの異論でした。 http://bit.ly/chaRmx
2010-08-30 16:13:34