「しかし、地上において、われとわが身を滅ぼしたものは気の毒である。まことに、自殺者は気の毒である!これより不幸な者はほかにいないと余は思う。彼らのために祈るのは罪悪である、と人は言う。そして、教会も表面的には彼らを破門するようなぐあいである」
2013-03-01 03:19:14「けれども、余は心の奥で、彼らのためにも祈ることができると考えている。キリストも決して愛の心をとがめ、お腹立ちになるわけはなかろう。余は自白するが、こういう人々のために一生涯、心の中で祈っていた、今でも日ごとに祈っている」 (『カラマーゾフの兄弟』ゾシマ長老の言葉より)
2013-03-01 03:20:10(2)『カトリック教会のカテキズム』 ②自殺した人への態度 「自殺による死者に対する教会の態度は近年大きく変わってきています。カテキズムは、神がわたしたちの知らない方法で自殺者を永遠の救いへと招く可能性を認め、教会が自殺者のために祈ることを約束しています(2283番)」
2013-03-01 03:27:125.まとめ 「現代において、カトリック教会は自殺に対して次のような態度をとっていると言えるでしょう。 ①生命は神からの賜物であって、人間が(略)絶つことはゆるされない。 ②しかし、自ら生命を絶たねばならないほど苦しんだ挙句に死んだ人々を、神が救いたいと望まないはずがない」
2013-03-01 03:36:07以上は「カトリック六甲教会」のHPより抜粋。当のカトリック教会がこう言っているのだから、19世紀に自殺したジャベール警部にも天国の門は開かれているはず(力説)。あとは生前に犯した罪の軽重にもよるかもしれないけど……。 http://t.co/hS3Nm9JLSv
2013-03-01 03:43:30※『カトリック教会のカテキズム』とは……「教皇ヨハネ・パウロ2世によって公布された、ローマ・カトリック教会の教理(教え)の、公式な説明である」 http://t.co/Dlc9E1LYMn
2013-03-01 05:00:27フィクションとはいえ、実在の宗教の世界観に則っているのなら、それに従わねばならない面も出てくるわけで。現実問題としても、教会が「自殺者に対して、冷たく裁き手として振る舞い、差別を助長してきた」という歴史に興味を持った。萌え云々でなく、創作物もそれを解消する方向へ向かって欲しい……
2013-03-01 05:10:19思わずとぎゃざったけど、なんかすごく泣ける。とぎゃざった内容も泣けるし、なによりも、彼自身がこのカソリックの考えを信奉しており、あの結末は間違い無く自らを罰しようとしていた、という意味あいもあったであろうことも泣ける……。
2013-03-01 12:20:22@Echuiriel @ayaneko1027 問題だなんてとんでもありません!!まとめてくださってありがとうございます///彩猫さんの素晴らしいツイートはわたしももっとたくさんの方に見ていただきたいと思っていたので…!私のアホツイでちょうどいい具合にゆるくなっていますね。笑
2013-03-01 12:22:46@javertaaaaan こちらこそありがとうございます。明治さんの三つ目のツイートは、実は私も「そういう新演出ならもっとリピするよー!」とすっごく共感したので、思わず入れちゃいました。あーでもほんと、ラストの合唱でジャベ入らないなかあ……無理かなーダメかなー。
2013-03-01 12:29:05@Echuiriel ですよね!!!ガッツリ和解だなんて贅沢言いませんから、ラストの合唱にジャベも!!!ぜひジャベも!!!ジャベも参加してこその真エンドというか、本当の完結という気さえしてきました////
2013-03-01 12:31:54@javertaaaaan もうもうぜひとも、隅っこの方で「俺は天国に行けるような人間じゃない…」と背を向けているジャベールを、バルジャンが手を引いてひっぱってくって感じで!感じで!日本だけでもやってくれないかな~。
2013-03-01 12:37:58何はともあれ、自殺者にも救いの道が用意されていることは、ローマカトリック教会(公式)のお墨付き。天国でバルと喧嘩しつつも、何だかんだで茶飲み友達になっているのでは……と勝手に想像しております。結構前に調べた情報だったんですが、呟いてみて良かったです。
2013-03-03 03:44:42因みに現代になって神の姿勢が変わったというのではなく、かつては教会による解釈に問題があったということ。実際に演出を変えるかどうかはともかく、「自殺=地獄行き」ではなく、前向きに想像できる余地が広がったと思う。25周年コンサートでは、ジャべも民衆の歌に加わっていたけれど……。
2013-03-03 03:31:53