WHOの初期被曝推計を見て、?となったら読んでください

国内でも被曝量を推定しようと四苦八苦しています、WHOの人よりは精度高いと思うので、もうちょっと待っていてください。 冒頭のQ&Aは、実際に自分がメールで受けた質問と答えです。 不安に思う方がおられるのだなあと思った次第。
甲状腺がん 被ばく WHO 放射線 リスク評価 who 世界保健機関 放射能 甲状腺 初期被曝
leaf_parsley 4422view 1コメント
48
ログインして広告を非表示にする
  • WHO 福島の健康影響報告2013年ニュースリリースー上海さんの訳出

    [社会] [環境] 9343 view 11 users 5 228
    追加修正中(ニュースリリースより 一部本文から参照)  続きを読む

  • こんにちは。検索下手ですみません、教えてください。さきのWHO報告ですが、「20キロ圏内避難民外した」とのことなんですが、20キロ圏内でもたくさん浴びてて、調べないとならない人もいるんでしょうか。ぱっと逃げた人は被爆してないと思い込んでいたんですが、どうなんでしょう?
  • 飯舘村方面は、結構プルームが行ったので、浴びてないわけではないです、でも一番浴びてしまった人が、双葉、浪江、大熊等々の避難の方々で、避難所に避難されたわけですが、プルームの吸引という意味ではあまり遮蔽されていたわけではないので、吸引評価については、10K圏内の避難者さんの被害が一番大きい。

    ですが、食事からの経口被ばくという点では、長期間それと知らずに食べてしまった方の数字が伸びてくるので、そういう意味では自宅にずっとおられて、知らずに食べていた30K圏内+飯舘方面の方も検査したほうがいいです

    ただ、数字的にいって、避難者の3月27日時点でのスクリーニング値を超えるとは思えないので、上限は甲状腺等価線量30mSv付近と思っていいと感じています。
    (例えば事故の三か月後に二本松で計測したWBCの値がありますが、ヨウ素131は検出されませんでした。(PDF)http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/uploaded/attachment/9571.pdf 食べたヨウ素131は、8日半減しながら減っていって、およそ2か月ぐらいで無くなりますから、途中で沢山食べていたら、確実のこの時点の計測では検出できたはずなんです。それがないということは、少なくとも長期間にわたる大量摂取はこの子たちには無かったということだし、その傾向を一般に演繹推定することも、ある程度までは構わないと思うのです。)

    チェルノブイリの小児甲状腺患者の  甲状腺等価線量がおよそ100mSv~3Sv(最高値はベラルーシで10.2Gy ロシアで5.2Gyです)ですから、比べてみれば、おそろしく小さいし、また、甲状腺スクリーニングでの上限をはじき出した人の分布%は1%以下なので例外的に運が悪い人だったということも大きな考慮条件です。(代謝異常があったか、極端に大量に吸引したか、汚染されたものを大量に口にしたか、、、)被験者の多くは、グラフの左端の数mSv領域に収まっていました。

    WHOの甲状腺癌増加率は、そもそもベースラインが低いために%が大きく見えますが、それだけではなくて、最大線量を受けた人が避難者全体の中でどれだけの%になるか?も考えないと全体像が見えません。
    つまり、例えば最大被ばく量の女の子が1000人のうちで5人だったとすると、彼女たちの甲状腺癌化増加率が過去の数値に比べて70%増だったという意味です。もっと低い被曝線量の方なら、当然癌化増加率も低くなります。
    同じ線量になる子ども達の比率そのものが低いので、全体からみると癌化率の上昇は少なくなります。

  • ''いろいろなまとめありがとうございます!!やっぱり最初に浴びてるんですね。大熊だと水素爆発2時間以内には避難しているようですが、やはりそれ前から漏れてたということなのですね。「避難した先がまた汚染地帯」というのも、データとかはあるんでしょうか。私は浪江の人が北西方向に逃げた事例しか知らないんですが、ある人が「20キロ圏内から逃げた先がまた汚染地帯という事例がたくさんあるのに、WHO報告では外してる、意図的だ」と言っているのです。そんなこといわれたら、双葉の人や浪江双葉に親戚のいる人少なくとも3人いるので、とても心配になってしまいました。

    ''

  • ヨウ素131が通り過ぎた地域は、広範囲です。プルームとして形があった地域は濃度が濃く、また、遠ければ濃度は低くなっていきますが、静岡付近まで確実に浴びています。なので、「避難によって濃いダストを吸わなくてすんだ」と考えてもらえると近いです。

    甲状腺スクリーニングを受けた対象者は、飯舘村やいわきの避難所におられた方を多く含んでいます。ですから、あの甲状腺スクリーニング検査は「避難した先で被ばく」を含んだ値をみているんです。 吸入分については、大気内のダストは数日も持ちませんから、甲状腺スクリーニング以前の吸入と思っていいし、それはそこで測り取っているわけですから、吸入分の被ばくについては甲状腺スクリーニング値を基準にしてかまわないです。

    あとの経口摂取分については、WHOの評価は、最初の外部被ばく1:初期吸入分15:長期経口摂取分20の割合で計算されています。とくに一番最後の長期経口摂取分の計算は、出荷前検査の値を利用して、全量がその値と計算されて2か月分を加算しているので、過剰評価です。

    総量50000Bq分の経口摂取ですね、毎日の摂取量で計算してみると1日あたり平均1000Bq相当でした。 主食の米(前年のもので〇)と水(水道は〇)牛乳(〇)だったし、値の高いものは、出荷制限が速やかにかかるわけですから、全量それを食べるというのはかなり防御的な設定です。

    (例えば、吸入被ばく分が0だったとして、大人が毎日100Bqのヨウ素131を2か月食べ続けた場合、累積の甲状腺等価線量は2mSv~3mSvになります。)

    なので、ありえないほどな可能性まで加味した、防御的推定で評価されています。 WHOの推計は、避難先で再被ばくとか、食品で被ばくとか、全部込での仮想最大値評価と考えて結構です。

  • 初期の線量推定について、早野先生のツイートより抜粋
  • ryugo hayano @hayano 2013-01-12 22:28:31
    ↓長崎大学のデータは,WBC結果と行動記録がセットで存在するので非常に貴重 → http://t.co/IpCpj0f3
     拡大
  • ryugo hayano @hayano 2013-01-12 22:34:00
    はい.超貴重 @tokok: 半減期3日のテルル132も見えていますね。相当の初期だ RT @hayano: ヨウ素131とセシウム,両方見えているWBCデータは他にもある.1年以上前から比率の推定に取り組んでいる長崎大学WBCの例 → http://t.co/kCIjlQwh
     拡大
  • ryugo hayano @hayano 2013-01-13 10:00:13
    昨夜の補足:ヨウ素とセシウムの比率について.ヨウ素131とセシウム 両方見えているWBCデータ,比率は一定ではないという実測例です(3月に福島に支援に入った方,ないしは福島から避難した方を3月末に長崎大学のWBCで測定) → http://t.co/Ein7A1Po
     拡大
  • ryugo hayano @hayano 2013-01-13 10:03:31
    ↓ だから,もうヨウ素が見えなくなった時期にWBCでセシウムを定量し,その値からヨウ素の被曝量を推定するのは,大きな不定性がある.あくまで試算.
  • ryugo hayano @hayano 2013-01-13 10:12:37
    まさにそれを含め,長崎大学はきちんとデータを出していただきたい. @Mihoko_Nojiri: 左の人はどこにいたの?"@僕: ヨウ素131とセシウム 両方見えているWBCデータ,比率は一定ではないという実測例→ http://t.co/Ein7A1Po"
     拡大
  • ryugo hayano @hayano 2013-01-13 10:23:14
    全身に分布しているセシウムと,甲状腺に集中しているヨウ素,WBCの検出効率校正の見直しなどで時間がかかっていると仄聞. @parasite2006: @Mihoko_Nojiri 長崎大学のデータの解析と公表がどうしてこれほど遅れているのかとかねてから思ってきました。
  • ryugo hayano @hayano 2013-01-25 21:27:12
    (先週のNスペ,セシウムからヨウ素の初期被ばくを推定,に関連したデータ) WBCのセシウム量からヨウ素量を推定すると最大100倍ぐらい間違える(原発事故後に福島入りしたJAEAの方をホールボディカウンタで測定したデータより) → http://t.co/I4SpqhXl
     拡大
  • (通訳)このあたりのツイートは、吸入量の中でのヨウ素131とセシウムの比率が一定ではないという話ーーー場所によってヨウ素131が濃いところと薄いところとあるので、地域と時間ごとのダスト濃度を推定して計算しないとまずい。

  • ryugo hayano @hayano 2013-01-28 07:27:46
    (asahi大岩記者)「甲状腺被曝は30ミリ以下」 原発事故巡り放医研推計 http://t.co/vinXqIi1 昨日のシンポジウムの放医研の発表内容のサマリー.「体内の放射性ヨウ素の濃度はセシウム137の3倍」は正確には「摂取量(Bq値)比を3倍と仮定」とすべきか.
  • ryugo hayano @hayano 2013-01-28 07:32:05
    ↓ あと「大半」の意味は 90%-tile .福島全県の甲状腺等価線量を低い順に並べて中央値50%-tileが10mSv,高線量地区の小児で90%-tileが30mSvという結論だったかと.
  • ryugo hayano @hayano 2013-01-29 10:20:41
    確率的な取り扱いは出来ないんじゃないかな.たとえばずっと東海にいた人(図中3つの黒丸)は比率が小さいことがわかっている. @sitesirius: 「最大100倍間違える」確率はどのぐらいなのでしょうか? @hayano …実測例…→http://t.co/I4SpqhXl
     拡大
  • ryugo hayano @hayano 2013-02-13 19:07:55
    (再掲:重要)【「甲状腺被曝は30ミリ以下」原発事故巡り放医研推計】http://t.co/vinXqIi1 と新聞に報じられた件の資料は,今日の「県民健康管理調査」検討委員会資料 http://t.co/lMP32VkR の13ページ以降に出ている.
  • ryugo hayano @hayano 2013-02-13 19:08:23
    ↓ 「甲状腺被曝は30ミリ以下」について:個人的なメモ. 2011年3月末に飯舘川俣いわきで1080人の子供の甲状腺をサーベイメーターで測定.人数が少なくて分布の形が良くわからないので(続く)
  • ryugo hayano @hayano 2013-02-13 19:08:58
    (承前)6月以降にWBCで(大人を)測定して得られたセシウム量の分布を使い,ヨウ素セシウム比率を3として,子供の甲状腺等価線量分布を推定した,というのがシナリオ(続く)
  • ryugo hayano @hayano 2013-02-13 19:09:06
    (承前)しかし,少なくとも飯舘村については,子供の甲状腺サーベイメーター測定は315人に対して実施,これに対し,同地区の大人のWBC検査は184人しか行なっていない!(続く)
  • ryugo hayano @hayano 2013-02-13 19:09:49
    (承前)飯舘村で測定した子供は315人,2010年の国勢調査によると飯舘村の15歳以下の人口は865人.実はかなりの割合を実測している.その実測分布がこれ(続く) → http://t.co/KP5nRU4f
     拡大
  • ryugo hayano @hayano 2013-02-13 19:10:17
    (承前)仮に全員(900人弱)実測した時に,最大被曝量はどのくらいかを,315人のデータ → http://t.co/KP5nRU4f から推定せよ,というのが命題.少なくとも飯舘村については,WBCを使わなくても評価できるのではないか?(続く)
     拡大
  • ryugo hayano @hayano 2013-02-13 19:10:27
    (承前)一方,いわき市では,実測した子供は134人,2010年の国勢調査で15歳以下の子供は50482人.こちらについてはWBCなどの分布データがあれば,線量推定に役立つはず(続く)
  • ryugo hayano @hayano 2013-02-13 19:10:42
    (承前)しかし,いわき市の134人の子供のデータの分布を推定するには,いわき市のWBC検査結果が役立つはずなのに,残念なことに,WBCによる先行調査の対象に,いわき市は含まれていない.(続く)

コメント

アプリならコメントをいいね順で見られます。

カテゴリーからまとめを探す

「映画」に関連するカテゴリー