スケジュール管理者は、まず全員の味方たれ@芝村裕吏

芝村裕吏氏が、スケジュール管理について語っていた。 管理される側として心当たりがある部分があったので、ちょっとトゥギャっとく。 私はスケジュール管理が下手だからなぁ……。
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芝村裕吏 @siva_yuri

で、スケジュール管理手法ですか? え、ソフト開発ならラピッドディベロップメント見ればいいんじゃないの? 具体的になんのスケジュール管理なのか、個人なのか期間はどれくらいのスパンかなどを教えてください。

2010-09-01 23:16:09
芝村裕吏 @siva_yuri

で、何の話だったたかな。 そうそうスケジュール管理だ。どのレベルでどんなことをしたいのかしらん

2010-09-01 23:45:00
芝村裕吏 @siva_yuri

そもスケジュールというのは、個人で管理する場合と組織を管理するもので2種類ある。 個人を管理する場合、それは能力や仕事成績を伸ばすために使い、組織の場合、プロジェクト管理でこれを使う。

2010-09-01 23:52:20
芝村裕吏 @siva_yuri

組織においてスケジュールを作って仕事するうえでとても重要なのは、 組織が大きくなるほど管理コストも増大するということだ。おおよそ5人組織がおおきくなるごとにに一人は、実作業が困難になり、10人大きくなるとさらに一人追加して、適正な判断力も失われるくらい、コストを払うことになる

2010-09-01 23:55:11
芝村裕吏 @siva_yuri

では、個人においてはどうかといえば、個人のスケジュールは、働こうとしない、先送りにしがちな自分への戒めと警告、に他ならない。スケジュールとは見通しであり、見通しこそが最大の戒めであり、警告でもある。

2010-09-02 00:00:15
芝村裕吏 @siva_yuri

よく勘違いしている人がいるが、スケジュールの第一歩は、先の見通しをはっきりさせることだ。実際に先を見れる人間はだれもいないから、ここでいう見通しとは、想像をいう。はっきりとした想像。それがスケジュールの一歩目だ。

2010-09-02 00:01:59
芝村裕吏 @siva_yuri

想像してみよう。 想像のための道具は、電卓とカレンダー。メモ帳だ。

2010-09-02 00:07:41
芝村裕吏 @siva_yuri

例えば貴方は年収を100万円あげるための計画を立てるとしよう。 1年後に目標達成とする。1年は365日だ。 さあ、一日でどれだけより多く収入を得ればいいのだろう? 例えばそんな想像をしないといけない

2010-09-02 00:09:24
芝村裕吏 @siva_yuri

おおよそ一日に2700円ちょい。これを稼ぐことが、年収にして100万円を増やすことだ。 日で計算しても具体的に浮かばないなら、次は月で考える。30日を1月として30倍にしてみよう。

2010-09-02 00:11:12
芝村裕吏 @siva_yuri

一月に8.25万円多く稼げばいいことになる。 これが週休二日だと、一月の労働日数20日として一日4125円稼ぐ必要があるわけだ。

2010-09-02 00:14:53
芝村裕吏 @siva_yuri

4000円増やすってのは中々大変だわな。 見通しは暗いと普通は想像するだろう。 うんうん。それでいいんだ。 それは正確な見通しだ。 スケジュールの基礎は、暗かろうとなんだろうと、先が見えるのが一番というやつでね。

2010-09-02 00:16:06
芝村裕吏 @siva_yuri

悪いなら悪いなりに考えないといけない。投げ出すのが一番いけない。 そういう意味で今をがんばるしかなく、未来でも同じなのさ。 先を見ながら最善をやるしかない。

2010-09-02 00:17:35
芝村裕吏 @siva_yuri

ちなみにもし年収で100万増えたらどうなるかというと、実際には100万円増えたのよりはるかに大きな額が増えたように感じる。収入から日々の固定費を抜いたあまり、つまり可処分所得が大きく増えるせいだ。

2010-09-02 00:19:42
芝村裕吏 @siva_yuri

200万円で生きるのに180万使ってる人が年収で100万増えると、120万円自由に使えるようになるわけだね。自由という見方から言えば、年収+100万円は、自由を大きく増やしてる、ともいえる。

2010-09-02 00:22:22
芝村裕吏 @siva_yuri

さて、では本題に入ろうか。 まずは未来が見えたら未来を修正しないといけない。 もちろんいいほうにだ。 一撃で大きくは変えられないだろうから、小さな力を間断なくかけていく必要がある。

2010-09-02 00:24:33
芝村裕吏 @siva_yuri

大切なのはね、いざというときに力を出すではなく、普段から少しだけ、力を多くだすことなのさ。 人間の瞬発力なんかたかが知れてるし、反動もある。 それは、正しい力のかけ方じゃない。

2010-09-02 00:26:07
芝村裕吏 @siva_yuri

人間が無理せず余計にだせる力というものは地味で微々たるものだ。 そこでがっかりするのではなく、それをかけつづけて、大きな効果を発揮するのが、名人芸。本当の力のかけ方というやつさ。

2010-09-02 00:27:37
芝村裕吏 @siva_yuri

いいかい。微々たる力にがっかりしないように、個人スケジュールはある。 10円拾う努力をたかが10円じゃんで終わらせるのが、先が見えてない力のかけかた。 毎日10円拾う程度の力を集めて大きなことをやってのけるのが、スケジュール、なんだよ。

2010-09-02 00:30:16
芝村裕吏 @siva_yuri

人間のやる気は、お金が10%といいます。 なので、モチベーションについて、お金がどうこうなどというのは、気にしないでいいと思います。 お金がモチベーションを下げるのは、生活できないときと、評価が下がったと思わせたときなんです。

2010-09-02 00:33:08
芝村裕吏 @siva_yuri

そうですね。お金以外で明確に想像できる、モチベーションがあがること、すなわち、楽しい想像が出来れば、 お金とか実は全然関係なくて、人間はがんばれるんじゃないですかね。

2010-09-02 00:35:02
芝村裕吏 @siva_yuri

私だったら、例えば何かの大会なら、今までよりずっと楽しい大会をやるという目標を立てて、そのためのスケジュールを立てますね。 スケジュールの第二歩は、これなら守ってもいいなと思わせることです。それは、楽なスケジュールという意味ではありません。

2010-09-02 00:37:37
芝村裕吏 @siva_yuri

苦しくても、厳しくても、なるほど、その段取り、スケジュールなら出来るかもしれんなあと思わせたら、それでがんばるやつもいるのが、人間というものです。 私はこちらこそをお勧めします。

2010-09-02 00:38:42
芝村裕吏 @siva_yuri

楽なスケジュールは楽ですよ。 でも楽は楽しいとは違いますよ。 本当の楽しいってやつは、気違いの天国です。 私はゲームキチガイなんで、時々徹夜でも楽しくなります。 そういうのは俺だけじゃないでしょ。 人間、どこかには天国をもってるもんです。

2010-09-02 00:41:13
芝村裕吏 @siva_yuri

逆に、楽しいって思ってない人はですね。楽なスケジュールきっても、守らないですね。 覚えはないですか。 人間には際って線があるもんです。 努力の際ってやつを越えられない場合は、どうやっても無理です。

2010-09-02 00:43:15
芝村裕吏 @siva_yuri

どんな組織でも7割は努力の際を越えられないものです。 3割でいいんじゃないですか。 7割をどうにか使うことを考えるより、7割がぶつくさやっかみを言い出したときの対策を立てつつ、3割を活用する方向で、全然いいと思います。

2010-09-02 00:45:01