ライトノベルの売上げ

赤月カケヤ @kakeya_rapid

3/19『俺が生きる意味１　放課後のストラグル』4/19『俺が生きる意味２　放課後のリゾルト』を連続刊行する。ストラグルは九州の方言で「やってる最中ですか？」リゾルトはうちの親が「リゾット」を勘違いして言う単語である。こんな風に『俺味』はアットホームな捕食モノとなっている。

赤月カケヤ @kakeya_rapid

さて、びっくりするくらい空気な『俺味』の連続刊行だが、当初は『俺味３』まで連続する予定だった。とある事情により、5月に『俺味』が刊行されることはなくなった。が、このことによりとある問題が発生することになる…。

赤月カケヤ @kakeya_rapid

『俺味１、２』の売上げにより、『俺味３』が発売されない可能性があるということだ。有り体に言うと「打ち切り」というやつである。売上げがよければ作者にやる気がなくとも続きが出て、売上げが悪ければどんなに作者が続きを書こうとしても不可能となる。これがラノベ業界のサガ。

赤月カケヤ @kakeya_rapid

この「売上げ」に関して、あまり詳しくない読者もいると思う。なので、本日は「売上げ」の疑問について、Ｑ＆Ａ方式で回答していく。「アップ」なら売上げに貢献、「打ち切り」なら売上げに貢献しないという意味だ。参考にして頂ければ幸いである。

赤月カケヤ @kakeya_rapid

Ｑ１：古本屋で『俺味』買いました。Ａ：打ち切りです。できるだけ安く買いたい気持ちはわかりますが、大事にしたい作家は新品をお願いします。　Ｑ２：アマゾンで買いました。Ａ：アップです。ただ地元の書店で買ってもらったほうが、続きが出やすくなります。書店で予約とかマジ最高です。

赤月カケヤ @kakeya_rapid

Ｑ３：電子書籍を買いました。Ａ：打ち切りです。なぜかカウントしてもらえない不思議…。Ｑ４：友達から借りて読みました。Ａ：打ち切りです。確かに無料で宣伝して、続きを買ってもらえる効果も見込めますが、その続きが出る頃には打ち切りが確定していたり…。『致命的』なら無料でＣＭしても大丈夫

赤月カケヤ @kakeya_rapid

Ｑ５：弟の本を読みました。Ａ：打ち切りです。友達から借りるのと大差ありません。ただ、家に2冊同じ本があるときの、周囲の理解のなさはわかります。Ｑ６：親から買ってもらいました。Ａ：アップです。ただ、親もラノベを読む人であれば、Ｑ５と同じになるので注意が必要です。

赤月カケヤ @kakeya_rapid

Ｑ７：『俺味』買って彼女にプレゼントしました。Ａ：アップです。でも出来れば、もう一冊同じの買って、「ラノベデート」はどうでしょう？　映画でデートが成立するならば、肩を寄せ合って読むラノベデートも成立するはずです。

赤月カケヤ @kakeya_rapid

Ｑ８：単なる友達から『俺味』という本をもらいました。意味がわかりません。Ａ：もらう系は基本、打ち切りです。というか、その友達になんとなく心当たりがあるのですが…。あれ？

赤月カケヤ @kakeya_rapid

Ｑ９：『俺味』を買ったつもりが、中身が『俺、ツインテールになります』でした。Ａ：アップです。中身は関係ありません。ただ、表紙と中身を入れ替えるいたずらはやめましょう。中身を確認して買わない僕は、よく引っかかります。というか、マジでやめてね。

赤月カケヤ @kakeya_rapid

Ｑ１０：『俺味』買って読みました。クソ作品です。金返せってレベルです。Ａ：アップです。売り上げに評価は関係ありません。悲しいけど、これが大人の世界…。借りて高評価よりも、買って低評価のほうが、売り上げに繋がるのです。

赤月カケヤ @kakeya_rapid

Ｑ１１：書店員ですが、配本を読みました。Ａ：書店員さんの販売能力により大きく変動します。ラノベ読みさんも同じです。協力なくして、売り上げ上がらず。あと『致命的』のとき大々的に宣伝してくれた福岡のとある書店さん。大量に余らせてしまい、申し訳ありません…。

赤月カケヤ @kakeya_rapid

Ｑ１２：『俺味』よかったので、『キミとは致命的なズレがある』を購入しました。Ａ：打ち切りです。前作を買って頂いたことは非常にうれしいですが、『俺味』の続編には繋がりません。　以上でＱ＆Ａを終了です。ありがとうございました。