2013/04/10 TPPをめぐる大学教員と各界関係者との意見交換会【連投ツイート】
- IWJ_matome
- 2808
- 0
- 0
- 7
26、鈴木氏「『農業を改革すればいい』という議論で、問題をすりかえるのは間違っている。農業の強化は大事だが、本当に農業を強化したいのなら、TPPをやってしまったら農業は崩壊する」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 22:03:0627、鈴木氏「農業は過保護だから後継者不足等の問題が起きているというのは間違い。今まで関税を下げ国内補助金を削り、世界で最も保護を削減してきた。本当に農業が過保護なら、もっと所得が増え生産が増えているはず」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 22:04:1928、鈴木氏「農業悪玉論について。マスコミも一緒になって、間違ったデータで、農業の貿易自由化を進めることで利益を得る人たちのような世論操作をしてきた。もう一度、きちんと正しいデータで議論していただきたい」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 22:05:0029、鈴木氏「一部の大企業や『今だけ・自分だけ・カネしか見えない』人々がTPPを推進。彼らは農業悪玉論を盛り上げて他の問題を隠し、農業改革すれば良いとの議論でごまかそうとする。この流れは検証せねばならない」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 22:09:1730、鈴木氏「内閣府の計算では、TPPによってGDPが0.66%(3.2兆円)増えるとのことだが、日中2国間FTAでも0.66%増える。日本含め12ヶ国のTPPは、日中2国間FTAとほぼ同じ利益しか出ない」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 22:14:2331、鈴木氏「ASEAN+6やRCEP(東アジア地域包括的経済連携)というようなものであればTPPの倍の利益がある。いかにアジア中心のFTAの方がTPPよりも日本にとって利益があるか。単純なことだ」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 22:51:3632、鈴木氏「参加することによって、失うものは最大で、得られる利益は政府公表の試算でも最も少ないのがTPPなんだから、なぜ『TPPしかない』というように議論を扇動するのか。間違っている」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 22:57:3333、鈴木氏「農業に1兆円ずつ10年間払うという、掴み金の議論が出てきている。大変失礼な話だ。条件闘争で何とかなる生易しい協定ではない。本当に金銭補償するなら農業だけで年3~4兆円が毎年かかる試算もある」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 22:58:4434、鈴木氏「ひとたびTPPを受け入れたら、日本国民の暮らしはガタガタになってしまう。取り返しがつかない。絶対に条件闘争の議論に巻き込まれないようにしなければならない」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:02:5935、鈴木氏「世論調査がおかしい。首都圏近郊の千人弱の人達に聞いて6~7割がTPPに賛成だ、という議論は全くおかしい。全国を回れば分かる。全国ほとんどの都道府県で7~8割が反対しているという世論調査がある」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:04:3436、岩月浩二氏(弁護士・TPPを考える国民会議世話人)「米大統領にTPP協定の締結権はない。大統領が交渉を締結する際に従わなければならないことが極めて詳細に書かれた大統領貿易促進権限法が2007年に失効」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:12:1237、岩月氏「大統領貿易促進権限法の条文は米議会が採択したもので、第一級の公的資料。議会の同意が取れないから失効した。なぜ同意されないのか。米国の国益に十分ではない取引であると議会が理解しているからだ」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:12:5738、岩月氏「つまりTPPは大統領貿易促進権限法以上の極めて厳しい内容になることがもう決まっている。なのに、交渉しているふりをしているのが日米両政府だ、ということを強調したい。これは法的な紛れもない事実」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:16:0539、岩月氏「日本政府は交渉の締結権限があるので言質を取られ法律的な約束をしたことになる。だがオバマ政権は、最終的には議会が決めることだから今のところは『保険代理人』。言いたいように言う、その場限りの話」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:20:5240、内田聖子氏(アジア太平洋資料センター事務局長)「最近は官僚が『TPP参加は構造改革や規制緩和である』と開き直る場面に出くわす。ほぼ既成事実化しているので参加をどうやって止めていくかということに尽きる」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:28:4541、内田氏「私は3月のシンガポールの交渉会場に入れたが、交渉はセレモニー。そこで細かい議論がされているようにはあまり思えない印象。以前からやってきたことを晴れの舞台で『だよね』と決めているという感じ」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:33:0142、小林寛史氏(全国農業協同組合中央会農政部長)「私は米国のTPP推進派の大学の先生と知り合いで、米国出張の際には話をする。米国の推進派学識者の観点からすると、TPPへの期待というのは、(続く)」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:37:5043、小林氏「(続き)APECが1994年にボゴール宣言をし、先進国は2010年、途上国は2020年までに貿易投資を自由化すると約束をしたにもかかわらず、その翌年に日本がホスト国になったAPECで(続く)」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:39:4544、小林氏「(続き)『大阪行動指針』を決めた。その際に『自主性』や『柔軟性』など、米国には嬉しくない言葉が入った。その後、EVSL(早期自主的分野別自由化)をAPECがやっていくことが決まって(続く)」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:45:3445、小林氏「(続き)途端に、米国としてAPECへの期待が落ちていった。TPPはそれに対する一種のリベンジなので、極めて高い水準の自由化を要求している、というような話を米国の大学の推進派の先生から聞いた」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:46:3446、小林氏「アジア太平洋地域。例えば農業だけを見ても、非常に多様な中で営まれているというのが実態。国土条件・自然条件など変えようのない特徴もあれば、国内における人口の状況なども違う。(続く)」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:53:4547、小林氏「(続き)アジア地域であれば、非常に人口密度の高い中で自給的な農業が展開されているし、米国や豪州では全く逆のパターンの農業が行われている。当然、各国国民の食への思いや期待も違っている。(続く)」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:54:3448、小林氏「(続き)TPPは、その多様性をきちんと尊重しないで画一的に物事を進めていくことに非常に大きな無理や問題がある。2月23日の安倍総理による共同声明を読むと、極めて画一的な目標でもって(続く)」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:55:4949、小林氏「(続き)TPP交渉を進め、結論も画一的な部分で出していくことが謳われている。TPPの目標とするところが、アジア太平洋の特徴・実態とあまりにそぐわなさすぎるということにTPPの大きな問題がある」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-10 23:57:0850、山浦康明氏(日本消費者連盟共同代表)「先ほど事前協議が非常に重要との話があった。例えば牛肉の輸出条件の緩和要求や、制限をなくせというような要求を突きつけられるといったことがすでに起こっている」#iwakamiyasumi4 @iwakamiyasumi
2013-04-11 00:04:04