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2013.4.8 福島県内における大規模な内部被ばく調査の結果 - プレスリリース - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部 #早野龍五 s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2013/…
2019-01-31 08:15:47福島県内における大規模な内部被ばく調査の結果 - プレスリリース - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部 https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2013/13.html
引用 : 特に、 2012 年秋に三春町の小中学生全員を測定したところ、検出限界を超えた児童生徒は皆無であった。サンプリングバイアスが無い測定により福島の内部被ばくが低いことが示されたのは、これが初めてである。
2013-04-12 22:50:52この三春町の調査は「 2 度目」で、 1 度目は 2012/2 までに行われている。 1 度目に検出限界を超えた人にはそう知らされているんだろうから、その人達は 気をつけた結果測定値がさがった、ということが考えられる。
2013-04-12 22:50:54もちろん下がること自体はいいことなんだけど、 2 度目の調査結果には 1 度目の調査があったことの影響が非常に強くでていると考えるべきであろう。
2013-04-12 22:50:59論文から : This is the first sampling-bias-free assessment of the internal exposure of children in Fukushima.
2013-04-12 22:51:01記者発表だけ「サンプリングバイアスが無い測定」といったのかと思っ たら、論文にも "sampling-bias-free" と書いてあるのね。
2013-04-12 22:51:04「一人ひとり個別で話を聞くことで、 ( 原因を ) 突き止め」 ( アピタル記事から引用 ) た結果を「サンプリングバイアスが無い測定」というのは違和感がある。
2013-04-12 22:51:06まあ、いずれにしても (ICRP 的係数使うなら ) 外部被曝より桁で低いんだから、さがったからどうという話ではないが。
2013-04-12 22:51:09もちろん、「三春町」サンプル、という時点で福島県全体の情報とはほぼ関係ない話 である。論文の図 1 を見ればわかるように、三春町は中通りの汚染地帯の端に位置していて 汚染レベルが高くない。
2013-04-13 10:48:31高くないことは数字としては論文に while the 137Cs deposition density ranges from 9,000 to 160,000 Bq/m2 (mean 80,000 Bq/m2). という形で書いてある。
2013-04-13 10:48:33が、そのあとに Some Miharu residents are therefore potentially at high risk of internal exposure. と謎な文が書いてある。
2013-04-13 10:48:35図 3 には WBC 測定の対象者の居住地の土壌汚染の分布が示されているが、折角 「サンプリングバイアスが無い測定」をした三春町サンプルについては それは示されていない。
2013-04-13 10:48:37つまり、プレスリリースにある 「サンプリングバイアスが無い測定により福島の内部被ばくが低いことが示された」 という表現は (1) 「福島」ではなく三春町であり (2) 測定者による干渉の後の数 字であるということで少なくとも 2 重に不適切であろう。
2013-04-13 10:48:39論文にもあるが http://t.co/h5qidDOFoc こっち でも、 1 回目に高い数値だったのは服のせいでは ? とある。
2013-04-13 11:01:35