
元になっている世界を「漫画の絵」で描いているのだから、その漫画の絵を元にしたアニメの映像にしても意味がない。だからロトスコープならやる意義がある…という話。合理的で筋が通ってる / “コミックナタリー - [Power Push]…” http://t.co/MTr87JPDpW
2013-03-27 00:02:30
http://t.co/9LpSkCAwFN 公式サイトのキャラクター画像が「かまいたちの夜」みたいになってて、意図としては正しいとこついてますね
2013-04-06 20:45:13↑今の公式サイトではアニメと同じキャラクター画像が使われていますが、この時点では人物のシルエットのみでした

「これじゃない」って明確に思える作画というのは「実体」を想像させてるということだから、原作者の意図的には正しい。しかし、そういえばあれだけセル画に欲情するオタクを嫌った庵野監督も、エヴァに実写や線画は混ぜてもロトを混ぜなかったというのは、何かの一線があったんだろうか
2013-04-06 20:49:07
「色設定のない漫画のアニメ化」にひとつの回答を出したという実績でジョジョアニメ(特に二部以降)は歴史に爪痕を残したと思いますし、そういったジョジョのアニメ化の難しさはこの記事読んでいただけるといいかもしれません 黒髪キャラを「黒以外… http://t.co/2zafZdt765
2013-04-07 03:08:11
「色設定がないと原作者が言い切ってる漫画のアニメ化」に続いて、「漫画の絵はこの作品の実際の姿ではないので漫画の絵のままアニメ化してほしくないと原作者が言い切ってる漫画のアニメ化」が惡の華で見られるわけですから、漫画の映像化が進化し続けるさまが目撃できるのは幸福なことですねえ
2013-04-07 03:16:32
惡の花のロトスコープで監督が「アニメに傷痕を残す」と宣言してるのは、ロトの技術や映像以前に、「キャラの作画=キャラの実際の外見」という思い込みを打破する、もしくはその視点について一度考えてもらう、という意義があるんじゃないかと思ってます。ジョジョに色設定がないのと本質は同じです
2013-04-07 03:25:13ちょうどこの話をしているとき、タイムリーにRTされていたのが、「絵柄によって別のキャラのように描かれるピノコ」の画像。

さて突然ですが、ここでプリジェンヌの皆さんに問題!この画像のピノコ、とある超有名作家さんが描いてくださったものなのですが誰だか分かりますか?答えは10分後にツイートします! http://t.co/hbsMVZUmds
2013-04-05 18:52:35
さきほどの問題ツイート、答えは種村有菜先生でした!先生の愛が溢れる、感動のピノコトリビュートまんがの全貌はプリンセス5月号でチェックしてくださいね♥ http://t.co/olSigbLhNt
2013-04-05 19:04:05
「アニメオタクというのは結局アニメの何が好きかというと、セル画のキャラが好きなんです。それを破壊したかった」が庵野監督の愚痴り続けていたことで、線画とか、アニメ内のモノクロ漫画とか色々試していたのですが、それでもなぜか使っていなかった(多分)手法がロトスコープ。手段としてのロト
2013-04-07 03:33:24
漫画にしろアニメにしろ、「キャラの作画が実際のキャラクターの姿ではない」という視点は(安易なオタク批判に留まらないレベルで)、作品に深みを持たせる上でひじょーに重要な見方となり、また表現になりえるのです。注目したいですね
2013-04-07 03:36:31
ちなみに「作画崩壊でいちいち騒ぐな」という言は、「キャラの作画=実際の外見ではない」という視点を提供し、考えさせるという段階を経てからでなければ意味がない。観客、消費者の多くは作画と外見をイコールで結んだ状態で見ているのだから、作品としてはその前提を平然と破るべきでないと思います
2013-04-07 03:53:44
惡の華は多少ネタバレになりますが、原作では「ストーリー展開によって主人公が急に冴えない男子からイケメンのような面構えに変貌する」というシークエンスがあって、ヒロインも気味の悪い女子の顔から可憐な顔まで揺れ動く。アニメ化として「原作をうまく表現できたか」はそこが試金石になるでしょう
2013-04-07 04:18:52
間違いなくぼくは「気持ちいい映像」だと思って観てるんですよね RT @tamagomago: エキサイトニュース書きました。「猛烈に気持ち悪い。アニメ「惡の華」にネット騒然(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース」 http://t.co/b5UkiHF7Z0
2013-04-09 21:44:23
@izumino 「気持ちいい」のニュアンスがいずみのさんのものと重なっているかどうかはわからないのですが、『惡の華』はぼくもある種の心地良さのようなものを感じていたりします。観ていて素直に気持ち良いのですよねw 少なくともみていられない類の不快な映像では全くないなと。
2013-04-09 22:49:34
.@tshikimi 「読書」の快感と似ていて、能動的に物語世界に入り込めることのできる気持ち良さだと思うのです。普通のアニメだと情報の流れが受動的ですからね。惡の華は適度に「情報のスキマ」がある上に記号的な絵なので、本を読むように情報を咀嚼できる
2013-04-09 22:56:23
@izumino そうそう、ぼくのニュアンスもそれと近いです。あれはとても「本を読むように」没入できる画作りだったと思いました。「情報のスキマ」の間は絶妙。指向性の強い収録音も、日常の1シーンを強く印象的に植え付けるような音作りで、そうした受容体験を後押しする側面はあったかなと。
2013-04-09 23:06:44
不気味の谷だから気持ちが悪い。とか言える人は、たぶんアニメの絵を記号…というか「絵」だと思わずに見る人なんだろうと思う。アニメの作画は絵であり記号なのが、むしろ当たり前。でも不気味の谷を言い出す人たちは、「アニメの作画は、絵ではなく生き物でなければならない」と言っているのと同じ。
2013-04-09 23:13:39
絵だと思いながら見る、というのは「文章だと思いながら読む」という行為と似るわけですね。記号的でかつ写実的だからこそ、その絵は「意味するもの」としての情報となる
2013-04-09 23:17:09