こんな杜撰でデタラメな計算で生活保護基準を引き下げ、国は多くの低所得者をさらに苦しめるのか。

「生活扶助相当CPI」  生活保護基準引き下げの一番の大きな根拠になっているこの数値が、実は、生活保護利用世帯の実態を考慮せず、根拠の名に値しない杜撰な計算に基づくものであることについての連続ツイートです。4月15日(月)に大阪で開催した勉強会の中継ツイート含みます。  この件については、先日まとめたこちらもご参照下さい。 ・それでいいのか。実態を反映しない杜撰なデータに基づく生活保護基準引き下げについての質問と厚労大臣答弁  http://togetter.com/li/486938 続きを読む
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徳武聡子 @Satoko_Tokutake

続)この原票は1年分は厚労省に保管されている。これを分析すれば、生活保護世帯が何をどのように購入したかはわかるし、支出割合はだせる。しかし、田村厚労相はサンプル数が少ないとか、社会保障整形調査は「精緻でない」と迷答弁。(続

2013-04-15 20:18:00
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

続)生活保護基準について物価連動というやり方が正しいかどうかも議論だが、仮に物価連動を用いるなら正しいデータに基づかなかなければならない。「生活扶助相当CPI」というもっともらしい名前をつけているが、ニセモノ、欠陥品。これが社会保障審議会の検討も経ない。民主国家ではない。(続

2013-04-15 20:19:45
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

続)しかし、国会の中では広がらない。もっといろんな党が追求して欲しい。(続

2013-04-15 20:21:19
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

続)今の物価全体の傾向。5分位(収入の多寡5分類)ごとの物価指数の年次変化を見ると、収入の多い階層は物価下落の影響を大きく受け、収入の低い階層は物価下落の影響が少ない。金持ちほど電気製品を購入する。アメリカでも同様の傾向。それなのに、生活扶助相当CPIでは、逆になっている。以上

2013-04-15 20:26:39
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

生活保護基準の引き下げは、子どもの健康と学びや、高齢者、障害者、低所得者、特に最低賃金すれすれで働いている人たちにとって、生活保護利用の有無に関係なく大きな悪影響がある。その根拠が「生活扶助相当CPI」の数値。悪い影響が大きい上に根拠も杜撰という、何のための基準引き下げなのか。

2013-04-16 01:12:06