世界の終焉に孵るのは、唯一人旧世界の法則で契約したからであり、超克して初めてその願いは果たされる、と云うことになる。ので、あれは世界の終わりの光景。およそキリの良いところで五十六億七千万年後くらいだと思いねえ。
2013-04-03 05:49:34だから、「それ」が観測される未来を生む過去がまず必要で、でもその為には「それ」が観測される必要がある……なんだ、「円環の理」の根幹ってたったこれだけなのか。
2013-04-04 03:32:59空に色がない、とはどんな世界だろうか。赤茶けた砂の星から見上げるそれは、説明すら出来ない。何しろ、「色」と云う言葉を当てはめることが不可能なのだから。
2013-04-04 05:22:54「南天方面の観測結果はネガティヴ。180光年以降の情報は途絶しています」「前回の観測結果と比較して——加速したな」「今後も加速率が上昇する前提で算出しました。当星系への到達予想は最速で5年後」「5年後だと?早すぎる」「最悪の場合、あと5年で何もかも無くなる訳か」
2013-04-04 05:39:05「『孵し手』は」「第二波を投入しました」「あと何回いける」「資源量から三回が上限かと」「それで何%だ」「全て投入と試算して、35%。播種段階到達種が生じればもう少し向上します」「原体の生成を最優先。到達まで投入を続けろ」「到達までの予想期間、更に詰まっています。最悪で100日後」
2013-04-04 05:55:33一つずつ繰り返される無限の救済
先にちらっとだけ書いてみたのだが、円環の理による救済が客観的には全時空での同時多発的現象だとしても、主観においてはそんなパラレルなものではなく、むしろシーケンシャルと云ってもいい”一人ずつ”である可能性については。
2013-04-09 05:34:10一人解き放つたびに時間も空間も超えて、また別の誰かの許に降り立つ……を、ただひたすらに繰り返しているのだとしたら。 最後のひとりはきっと、黒曜石の弓を携えた長い黒髪に赤いリボンを結んだ少女……なのだろう。
2013-04-09 05:37:47アップデート、または人工進化として
代謝制御の副産物としての各種分泌の最適化、神経系の完全掌握……による底上げを前提にあとは各人で流儀が異なるのではないか、辺りで<身体強化
2013-04-04 01:24:47この辺も随分前から何度も云い続けてるとこではある。魂の外部化に伴うレガシーインタフェースからの解放、再インストールに伴う見直しと最適化、それによって肉体の運用を完全に掌握する……くらいの特典はあるのでないかと。
2013-04-04 02:28:39たぶん、多分だが。形而上エネルギー発生器官としての側面を持たない魂の物質化だけなら種族進化の極北にあるのだろう……と云う気はしている。エネルギー回収機構としての存在意義と、播種者の育成と云う側面が組み合わさったものがあのシステムなのだろうと。
2013-04-04 02:46:16自らに繋がる種族を確保する為の過去への干渉(星間播種段階までの文明の確立と維持)、を兼ねた反エントロピー的形而上エネルギー回収装置……辺りの解釈
2013-04-04 13:26:51魔女が完成系と云うのは……違うわな。寧ろアレは極限を踏み越えたモノとでも評すべきであって、その”進化”で当て嵌めるなら自ら袋小路に踏み出してしまったモノ達でしかない。と云うかアレの発生自体は事故じゃないのかね? 本来の想定であれば相転移で燃え尽きる筈だったとかで
2013-04-10 18:22:18