先天性トキソプラズマ症ワークショップ2013-03-31寄生虫学会(東京医科歯科大学)

2013-03-31寄生虫学会(東京医科歯科大学)での先天性トキソプラズマ症に関するワークショップのレポート
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堀 成美 @narumita

先ほど白熱したトキソプラズマの診断と治療の議論はランチタイムも立ったままで話し合いが続いています。耳をダンボにして聞いています。お母さんと赤ちゃんを守る先生方の熱意。 #寄生虫学会

2013-03-31 12:14:11
堀 成美 @narumita

ワークショップ「先天性トキソプラズマ症の現状と課題」。最初はトーチの会の発表。一般の患者の目線で話す「おなかの赤ちゃんが健康に生まれてくるために」 #寄生虫学会

2013-03-31 12:35:01
堀 成美 @narumita

「妊娠の経過は順調だったが、妊娠31週のエコーで脳室が4倍に拡大されていると指摘された。トキソプラズマの値だけが高く、最近感染したのではといわれた。入院中、携帯で情報を探したが、一般向けの情報がなかった。情報が無くさらに不安になった。」#寄生虫学会

2013-03-31 12:36:57
堀 成美 @narumita

「アセチルピラマイシンは都内の病院でもとりよせに1日かかり、外来でないと処方できないということで、便宜的に退院して処方を受けた」#寄生虫学会

2013-03-31 12:38:23
堀 成美 @narumita

妊娠中、知識がなくリスクをおかした自分を責めた。「妊娠14週に一度だけユッケを食べた。セフェム系抗生剤を服用しても治らなかったが、その後軽快」「トキソの検査はしなくていいのか聞いたが、検査は受けなかった」なぜそのことを知る機会が与えられなかったのか?と泣きたかった。#寄生虫学会

2013-03-31 12:40:32
堀 成美 @narumita

「赤ちゃんは1日めからピリメタミン、スルファジアジン、ロイコボリンを服用」認可されていない薬のため個人輸入をするように言われ、その助成もない。ネットでつながった母親も「自分のせい」「孤独な闘い」に悩んでいた。 #寄生虫学会

2013-03-31 12:43:16
堀 成美 @narumita

「患者会の活動を通じて、必要な情報が得られるようにしたい、患者の孤独感をやわらげられるようにしたい。パンフレット「妊娠中の母子感染に注意」は母子手帳交付コーナーでの配布もはじまっている。HPからダウンロード可能なので配布をしてほしい。」#トーチの会 #寄生虫学会

2013-03-31 12:48:00
堀 成美 @narumita

「今一番お願いしたいのは、母子感染の注意や啓発。厚労省HPに母子感染症ページが開設され,感染研のHPにトキソプラズマが書かれるようになった。妊娠中の感染予防11条など平易な言葉でかかれた注意情報を広げて欲しい」 #寄生虫学会

2013-03-31 12:51:11
堀 成美 @narumita

トーチの会 http://t.co/elLatRn5Ck は風疹予防の啓発もトップページでしています。トキソプラズマについて全くしらない妊婦さんも多いですね。 http://t.co/vrVzOiQKG7 #寄生虫学会

2013-03-31 12:54:55
堀 成美 @narumita

2題目は1999-2011年のトキソIgM陽性妊婦779例のまとめ。 IgGアビディティ、頸部リンパ節腫脹、不明熱との関連、生肉など危険因子の検討。IgM抗体陽性例は78%、陰性では35%。土いじり(47%VS28%)、ネコ飼育歴(39%VS32%)。  #寄生虫学会

2013-03-31 13:04:25
堀 成美 @narumita

妊婦を治療しないと13%が先天性トキソプラズマ症に。年長の同胞を調べると網膜炎の子がみつかる。提言:妊娠中のスクリーニング検査、同胞の子の検査の啓発、妊娠中の生肉や土いじりリスクについての啓発等。#寄生虫学会

2013-03-31 13:12:29
堀 成美 @narumita

人口レベルでみると、関東の妊婦の抗体陽性は7%、IgM陽性は0.3%、南九州は倍くらい高い。ヨーロッパでは妊婦の40%、フランスでは80%が抗体陽性。食べ物の影響、包丁を肉と野菜で使い分けないなどが影響しているかも(仮説)。 #寄生虫学会

2013-03-31 13:14:35
堀 成美 @narumita

トキソプラズマの3クローン:欧米の情報では、TypeⅠ(人への病原性が強く急性患者で多い)、TypeⅡは慢性患者、TypeⅢは家畜に多い。南米では3クローン以外が多い。野生動物ではType12が。2012年の時点では6クレード15クローン把握されている。#寄生虫学会

2013-03-31 13:21:08
堀 成美 @narumita

トキソプは感染しても通常排除ができるが、妊娠や病気などで免疫が通常と異なる場合に排除ができず問題がおきる。大切なのは自然免疫系(IL12)→獲得免疫系→「インターフェロンγ」刺激で誘導されるタンパク質p65GBPase群に注目。これを欠損したマウスをつくって比較。#寄生虫学会

2013-03-31 14:05:43
堀 成美 @narumita

え?これでおわり?「ワークショップ」なのに各演題発表しておわりでござる(- -;)  #寄生虫学会

2013-03-31 14:16:44