『ルールに従う——社会科学の規範理論序説』読書会@広島修道大学
集合行為問題に関する問題は均衡外にある結果をうまく達成するのはどうしてなのかであり、黙約は均衡選択のメカニズムである。それなのに法規範や社会規範の分析はコーディネーション問題かのようにけしかけたヒュームはけしからん。 #Rules読書会
2013-04-20 11:44:50ゲーム理論は相手の選択を知ることによって均衡が成立するので、計画をどのように知らせるのかもモデル化しないといけない。逐次合理性は日常的によく見られる。協力が合理解であるなら協力は説明できるが非協力は説明しにくい。 #Rules読書会
2013-04-20 11:42:25協力の取りやめは? TFTの話。でも、TFTは頑健なシステムではない。部分完全均衡戦略ではないし、ゲーム終了時点が分かれば協力へのインセンティブはなくなる。N人では不合理な行為や間違いの発生で容易に崩壊する。 #Rules読書会
2013-04-20 11:35:33実際に人間はゲーム理論の予測どおりには行動しない。実践的合理性の道具的把握には限界がある。非社会的文脈での意思決定の分析→社会的文脈での意思決定の分析でいいのか? よくないというのが著者の主張。人間は社会的なことから学ぶ。 #Rules読書会
2013-04-20 11:21:02コーディネーション問題 (右側通行か左側通行か) では、均衡はどれでもよい。「他の人がどうするか」が分からないと自分が何を選好するか決められない。 #Rules読書会
2013-04-20 11:17:52ここでの問題は複数均衡がありうるということ。となるとどの均衡に行くか、という均衡選択の問題が出てくる。結局主体はどの均衡がいいかという選択ができない。ここでもやはり意思決定できない。 #Rules読書会
2013-04-20 11:17:17そこでゲーム理論の「均衡」概念が出てくる。期待 (信念) の後退 (regress) が停止するポイントとして均衡を考える。 #Rules読書会
2013-04-20 11:15:57社会的インタラクションになると話は複雑になる。主体1にとっての状態は主体2の行為に依存するが、主体2の行為は主体2の状態に依存する。無限後退して意思決定できないという問題。 #Rules読書会
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