福島県での甲状腺がん検診の結果に関する考察 ver.3.02 岡山大学大学院・津田敏秀氏 に関しての考察

福島県での甲状腺がん検診の結果に関する考察 ver.3.02 岡山大学大学院・津田敏秀氏 http://www.kinyobi.co.jp/blog/wp-content/uploads/2013/03/fefc48e1bcaef4b4191bb12c61f176731.pdf に関して考えてみました。素人考えですので誤りがある可能性が多分にあるのでご注意ください。 続きを読む
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yoka72 @yoka72

これを、38,000人の年齢構成から妥当な罹患者数を割り出して比較した方が、まだ安定性の欠ける数式を使うより妥当な評価が出来ると思われる。

2013-04-24 11:10:33
yoka72 @yoka72

(若年層の立ち上がりの部分で隠れ罹患者を拾えば、スクリーニング効果が無限大になるのは自明だと思うのだが。。。)

2013-04-24 11:20:03
yoka72 @yoka72

これの10~15歳くらいのところを見て、多発だーと騒ぐのはちょっと早計なようにも見える。何年か先に表面化する分(もしくはしない)を先取りすれば十分あり得るような。。。どちらにしても、断定せずに経過を見守るのが正解だと思います。 http://t.co/yW7CrFawKj

2013-04-24 15:12:51
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yoka72 @yoka72

一応、国立がん研究センターのデータでも、同様の物を。 http://t.co/zBVfEq7K1n

2013-04-24 18:32:36
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↑グラフに差がありますが、元データ自体にも差があるためだと思います。
http://ganjoho.jp/data/public/statistics/backnumber/2010/files/data05.pdf

お詫びと訂正。。。

yoka72 @yoka72

【福島県での甲状腺がん検診の結果に関する考察 ver.3.02 岡山大学大学院・津田敏秀氏 に関しての考察】 http://t.co/IhZDhKRZ6K に重大な誤りがありましたので、お詫びして訂正致します。大変失礼致しました。

2013-04-25 08:52:07
yoka72 @yoka72

誤りがあったのは、https://t.co/JHYO1qmCys 『後者での平均有病期間は「(癌と診断される様な)癌が発生してから、治るか死亡するまでの期間」になる。』です。

2013-04-25 08:53:05
yoka72 @yoka72

有病割合≒発生率×平均有病期間 (※発生率を年あたりとする) の意味するところは、ある発生率で毎年罹患し、それがある有病期間において罹患状態が継続するとした場合、ある時点で○名累積されるという意味合いになり。。。

2013-04-25 08:58:33
yoka72 @yoka72

これをスクリーニングの場合に当てはめると、毎年スクリーニングを行い発見された罹患者に対し、そこから一定期間有病期間が継続するとした場合、ある時点で累積○名になる。。。という意味合いの式になり。。。

2013-04-25 09:02:41
yoka72 @yoka72

。。。ちょっとなんか違うな。。。一つツイート削除しました。ちょっと整理してまた書きます。

2013-04-25 09:10:45
yoka72 @yoka72

図は、ある群が平均年齢10歳に達したときに最初のスクリーニングを行い、その後2年おきにスクリーニングを行うとした場合の概念図(始点終点や年齢の区切りは厳密ではありません)。 http://t.co/IydFXxcK2l

2013-04-25 20:29:49
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yoka72 @yoka72

この場合、有病率は1[人/年]×5[年]で5人となる。これは、第4回スクリーニング以降の有病率が4人の状況と6人の状況が半々の状況と矛盾しない。つまり、有病期間を発見~完治、としても問題無いという事。

2013-04-25 20:34:06
yoka72 @yoka72

では、何故初回スクリーニングの場合に齟齬があるように感じるのかというと。。。そもそも、【有病率=発生率×平均有病期間】の式では、こういった偏った発生は表現出来ない(と思う)。 http://t.co/NpszqGsnpe

2013-04-25 20:38:28
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↑少なくとも、偏った見かけ上の「有病率」の数値から、発生率を求めるのはどうかと思いますね。

疫学第2回:疫学指標とその標準化
http://minato.sip21c.org/epidemiology/epi02.html
◦疾病発生状況と有病期間が安定していれば,平均有病期間=有病割合/罹患率

yoka72 @yoka72

(ある時点のスクリーニングでの発見分をそのまま有病率とするならば、発生率が一定という原則を守ると、発生率=有病率÷平均年齢、有病期間=平均年齢 で一意に決まってしまうはず。)

2013-04-25 20:44:18
yoka72 @yoka72

そんなわけで、 https://t.co/JHYO1qmCys の 「後者での平均有病期間は「(癌と診断される様な)癌が発生してから、治るか死亡するまでの期間」になる。」と断定するのは間違いであると考えるに至った次第です。大変失礼致しました。

2013-04-25 20:47:20

(しかし、考えれば考える程、意図の分からない計算だ。。。)

(ってか、計算にばかり気を取られてたけど、改めて見ると本文もひどい。。。)

【本文に関しての疑問個所】

①スクリーニングでの掘り起こし効果に触れていない。影響がある事が自明な事柄に触れないのはどうなのか。

②「なお、9例や10例全員を発生症例と見るべきだと考えた場合は、すでに述べましたように平均有病期間を1年としてください。」

これは、全ての有病事例はすべて過去1年以内に発生したとみなすという意味(ってか、この方も【平均有病期間】の扱いにブレが見られますね)。

甲状腺癌の成長が遅いという知見や、スクリーニングでの掘り起こしを無視してそういうモデルに当てはめるのははたしてどうなのか。40歳くらいの層をスクリーニングすると、超多発という結果になるのでは?

まとまらなくなってきたので、こちらにまとめ直しました。

まとめ 【福島県での甲状腺がん検診の結果に関する考察 ver.3.02 岡山大学大学院・津田敏秀氏】 に関しての考察2 前まとめ → http://togetter.com/li/491690 がまとまらなくなってきたのでまとめ直しました。 福島県での甲状腺がん検診の結果に関する考察 ver.3.02 岡山大学大学院・津田敏秀氏 http://www.kinyobi.co.jp/blog/wp-content/uploads/2013/03/fefc48e1bcaef4b4191bb12c61f176731.pdf に関して再度考えてみました。素人考えですので誤りがある可能性が多分にあるのでご注意ください。 【同文書にあわせた各数値】 有病率(10万人当たり):約7.87人 平均有病期間:7年 発生率(罹患率、10万人・年当たり):約1.124人 3482 pv 21