片瀬さんの「福島県での甲状腺がん検診のこれまでの結果で、甲状腺がんの発生が多発と言えるのか?」を巡るやりとりのまとめ

yoka72さんとタイトルの件に関して長々とやり取りしてきました。僕の最終見解という形で連投しましたので、まとめておきます。次の4つのパートに分かれています。    津田氏の文書について    片瀬さんのブログ記事について    yokaさんの批判について    おまけ
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↓これはポイントについて事前に書いたもの

上海II @shanghai_ii

@yoka72 後でまとめて論じますが、「有病率に検診やスクリーニングでのデータ、発生率に医療統計でのデータを使用」、これは津田氏の文書でやってることなんで、検証でそれを揃えないという理由が分かりません。

2013-05-02 20:55:22
上海II @shanghai_ii

@yoka72 これも後で論じますが、割り算でDは消去されています。これを補足でも示しておられますね。

2013-05-02 20:56:21
上海II @shanghai_ii

@yoka72 今書いたこと、僕は何度も書いてきました。繰り返してるのは僕も同じです。埒が開かないなと思って、こうして長々と書いてきています。

2013-05-02 20:58:54
上海II @shanghai_ii

@yoka72 軽さというのがどの部分なのか分かりませんが、ポアソン分布のことを言っておられるならば、Dの取り方の方は少なくとも成人で見る限りオーダーが違ってる。このDに関しては、僕のような素人でも過去のスクリーニングを幾つか発見できたものです。

2013-05-02 21:02:33
上海II @shanghai_ii

@yoka72 他の癌の例から長めにとって7年とか、50年ではがんと言えるのかどうかとか、僕には津田氏がDの決定に際して、非常に安易だったと見ています。このDのオーダー違い疑惑に比べれば、ポアソン分布の方は蛇足と書かれても仕方ないでしょう。

2013-05-02 21:04:39
上海II @shanghai_ii

@yoka72 まあ、肺がんなんかではDは1年とかありますんで、津田氏が長めに7年と書いたのは、それはそうではあるんですが。

2013-05-02 21:06:56

ここからが本番

上海II @shanghai_ii

@shanghai_ii 遅くなりましたが、@yoka72 さんの片瀬さん批判を見てみます。

2013-05-03 12:49:23
上海II @shanghai_ii

@yoka72さんには、一連のやりとりをtogetterにまとめて頂いたんで、それを参考にしてください。その中から僕は一部しか取り上げませんので、公正のために全部を収録していただきました。 http://t.co/TB2goKJTBh

2013-05-03 12:50:46
上海II @shanghai_ii

@yoka72 yokaさんの主張 「津田氏の解釈をそのまま使えば、片瀬さんの計算のようにはなりません。別のトリックが付け加えられているのですよ。」 https://t.co/S2Gd5pILjo (つまり、津田氏の方法を踏襲していない部分があると主張されていると思います)

2013-05-03 12:51:59
上海II @shanghai_ii

@yoka72 トリックの詳細は次の3つ1)~3)に分かれる(ように見えます)。

2013-05-03 12:53:45
上海II @shanghai_ii

@yoka72 1)「津田さんが正しいとすると、通常の成人スクリーニングでも多発になる←これはその通り。でも、津田さんは成人と子供のデータを比較してはいない。」 https://t.co/mm82MkJVff

2013-05-03 12:54:02
上海II @shanghai_ii

@yoka72 2)「津田さんは、スクリーニングや検診のデータと医療統計のデータを一つの式の中でごちゃまぜに放り込んだりしてないですよ?」 https://t.co/JuMotQBccT

2013-05-03 12:54:14
上海II @shanghai_ii

@yoka72 3)「私が一番問題視しているのは 「78.7÷D=78.7÷69.0=1.1(倍)これだと、現時点では多発とは言えないのではないでしょうか?」 なんですが?」 https://t.co/kViT9lxWB1

2013-05-03 12:54:32
上海II @shanghai_ii

@yoka72 もう一度まとめると、1)津田氏は成人と子供のデータを比較してはいない、2)津田氏はスクリーニングや検診のデータと医療統計のデータを一つの式の中でごちゃまぜに放り込んだりしてない、3)1)と2)の例として片瀬さんの「78.7÷D=78.7÷69.0=1.1(倍)」

2013-05-03 12:56:11
上海II @shanghai_ii

@yoka72 ここから、1)~3)が本当かどうか見ていきます。

2013-05-03 12:57:04
上海II @shanghai_ii

@yoka72 まず、津田氏示した福島県検診と、片瀬さんの示した成人検診とその結果を福島県検診に適用したものとを一覧表にしてみました。この表を利用しながら進めます。 http://t.co/9QiDBUVVFa

2013-05-03 13:00:03
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上海II @shanghai_ii

@yoka72 yokaさんの1)について 津田氏の有病期間推定7年には他の癌での経験が入ってる。例として挙がってるのも老人の胃癌である。成人と子供のデータを比較していないというのは適当ではない。比較対象になっているのは、成人で、しかも、他の癌。

2013-05-03 13:01:58
上海II @shanghai_ii

@yoka72 だからこそ、片瀬さん(や僕)は、「成人で甲状腺癌」を比較対象に選んだわけ。

2013-05-03 13:02:36
上海II @shanghai_ii

@yoka72 yokaさんの2)について 2)津田氏の「従いまして、3÷38,114は、さらにDで割ることにより年間100万人に1人と比較できます。これを行いますと、3×1,000,000÷38,114÷D=78.7÷D(倍)」

2013-05-03 13:04:27
上海II @shanghai_ii

@yoka72 津田氏のやってることはたまたま100万人の1人との比較なので、式の中に「スクリーニングや検診のデータと医療統計のデータを一つの式の中でごちゃまぜに放り込んだりしてない」 ように見えているだけです。

2013-05-03 13:07:13
上海II @shanghai_ii

@yoka72 つまり、有病率78.7/100万人と逆算有病期間78.7/100万人がたまたま一致しているだけで、比較のためには割り算が必要となります。このことは何度も書いてきた。 https://t.co/lkqGJimIst https://t.co/gZAm2WVkxZ

2013-05-03 13:07:41
上海II @shanghai_ii

@yoka72 これ、分かると思うけど、「逆算有病期間78.7/100万人」は「逆算有病期間78.7年」の間違いです。

2013-05-03 14:17:21