【電子書籍】 電子書籍と学術書の立ち位置の違いなど 【古本】
で、その作業のための費用(=収益)を確保するに当たって、紙の本では初版を刷った時点で著者、中間作業者(編集、校正など)の費用が確定していましたが、古本で環流する分はカウントされませんし、電子書籍のみの刊行物はその費用の確保が「現状」では困難です @tutiya
2013-05-05 17:45:12簡単に「著者と出版社」とくくってしまって大丈夫でしょうか。 RT @azukigIg: で、研究助成費という補助がない分野の出版物の場合は、「刊行物の収益から制作費を捻出し、著者と出版社の収益を確保し、その収益から次の出版物の刊行に必要な作業を行う」という形になっています
2013-05-05 17:46:09学術書の世界は消費者の動向など気にする必要はないのでしょうが、学術書以外のシビアな出版物の世界では、この消費者の動向を窺う必要が非常に大きくなっています。これについて「無駄だからやめろ」と安全圏から仰るのはわかりますが、こちらは安全圏にいないので QT @tutiya: このご主
2013-05-05 17:46:36出版社の収益の中に「編集、デザイン、校正、イラスト、写真、営業」などの費用が含まれます。 QT @tutiya: 簡単に「著者と出版社」とくくってしまって大丈夫でしょうか。 RT @azukigIg: で、研究助成費という補助がない分野の出版物の場合は、「刊行物の収益から制作費を
2013-05-05 17:47:08出版契約書などでは著者だけが特別な扱いで、それ以外の中間作業者の費用は「制作費」に一括されるのが通常なので問題ないと思います QT @tutiya: 簡単に「著者と出版社」とくくってしまって大丈夫でしょうか。 RT @azukigIg: で、研究助成費という補助がない分野の出版物
2013-05-05 17:47:41その意味で、著者と出版社の収益を確保しないと、「制作コスト=中間作業者の作業費」が確保できないので、【原稿があっても本が出ない】という状況があり得てしまい、実際今そうなっています QT @tutiya: 簡単に「著者と出版社」とくくってしまって大丈夫でしょうか。 RT
2013-05-05 17:48:31@azukigIg あえて申し上げれば、安全圏外にいらっしゃる方が問題の困難性を認識され、安全圏側にいらっしゃることをおすすめします。それで文学的活動がなくなるならば、それはしょせんそういうものだったということでしょう。
2013-05-05 17:48:33著者の書いた誤字だらけの原稿から誤字を無くす作業もタダではできないということです QT @tutiya: 簡単に「著者と出版社」とくくってしまって大丈夫でしょうか。 RT @azukigIg: で、研究助成費という補助がない分野の出版物の場合は、「刊行物の収益から制作費を捻出し、
2013-05-05 17:48:49実際、「同人誌」は増え続けていますし、学術書のような「高校漫研の会報」になれればどんなに楽なことかと思いますが、国営漫研の会報に名を連ねる名誉を誰もが得られるわけではありませんので。 QT @tutiya: @azukigIg あえて申し上げれば、安全圏外にいらっしゃる方が問題の
2013-05-05 17:50:12今の長期出版不況は、点数が多い(沢山本がでる)のに売上が伸びないということではないのですか。 RT @azukigIg: ...著者と出版社の収益を確保しないと、「制作コスト=中間作業者の作業費」が確保できないので、【原稿があっても本が出ない】という状況があり得てしまい、実際今
2013-05-05 17:50:32その意味では、学術書=国営漫研に所属されていることを羨ましく思いはしますが、安全圏にいないものが愚かという誹りをそのままハイそうですか、とも言える人ばかりではないので。 QT @tutiya: @azukigIg あえて申し上げれば、安全圏外にいらっしゃる方が問題の困難性を認識さ
2013-05-05 17:51:03そこは違うと思います。 QT @tutiya: 今の長期出版不況は、点数が多い(沢山本がでる)のに売上が伸びないということではないのですか。 RT @azukigIg: ...著者と出版社の収益を確保しないと、「制作コスト=中間作業者の作業費」が確保できないので、【原稿があっても
2013-05-05 17:51:16それは「原因」ではないですね。他の原因に対応した結果、そうなっているということだと理解しています QT @tutiya: 今の長期出版不況は、点数が多い(沢山本がでる)のに売上が伸びないということではないのですか。 RT @azukigIg: ...著者と出版社の収益を確保しない
2013-05-05 17:51:48はい。その名誉のために大変な努力が必要で、かつ道を閉ざされた人は多数です。 RT @azukigIg: 実際、「同人誌」は増え続けていますし、学術書のような「高校漫研の会報」になれればどんなに楽なことかと思いますが、国営漫研の会報に名を連ねる名誉を誰もが得られるわけではありません
2013-05-05 17:52:38たくさん本が出ているということよりも、「処理すべき情報(仕事や娯楽も含めて)が本以外にもあり、選択の幅が広がっている」「可処分所得、可処分時間単位は従来より小さくなり、可処分時間単位が大きいモノは選ばれにくくなった」 QT @tutiya: 今の長期出版不況は、点数が多い(沢山本
2013-05-05 17:52:48読書とか学術とかの道楽は可処分時間単位が大きいので、数分や数秒で消費できるその他の選択肢にはなかなか勝てないですし、まとまった金額のお金を消費するより、小銭を何度も消費する形にシフトしてきているので、 QT @tutiya: 今の長期出版不況は、点数が多い(沢山本がでる)のに売上
2013-05-05 17:54:23従来型の時間や資産の消費スタイルである書籍は選択されにくくなってきたということと思います QT @tutiya: 今の長期出版不況は、点数が多い(沢山本がでる)のに売上が伸びないということではないのですか。 RT @azukigIg: ...著者と出版社の収益を確保しないと、
2013-05-05 17:54:28原因を指摘したのではなく、事実記述についてうかがいまいた。 RT @azukigIg: それは「原因」ではないですね。他の原因に対応した結果、そうなっているということだと理解しています QT @tutiya: 今の長期出版不況は、点数が多い(沢山本がでる)のに売上が伸びないという
2013-05-05 17:54:51そうして1点当たりの売り上げ=選択される回数、規模が小さくなるので、それを補うために点数を増やすことになり、点数は出してもそれを購読する読者が増えるわけではないですから1点当たりの売り上げが下がり、それを補うために点数がというスパイラルになっています QT @tutiya: 今の
2013-05-05 17:55:35ですから「出版点数が多いから売れない」というのは出版不況の【原因】ではないと思います QT @tutiya: 今の長期出版不況は、点数が多い(沢山本がでる)のに売上が伸びないということではないのですか。 RT @azukigIg: ...著者と出版社の収益を確保しないと、「制作コ
2013-05-05 17:55:59その点はよく指摘されますが、テレビの普及時に同じでしたが、出版はむしろ伸びました。 RT @azukigIg: たくさん本が出ているということよりも、「処理すべき情報(仕事や娯楽も含めて)が本以外にもあり、選択の幅が広がっている」「可処分所得、可処分時間単位は従来より小さくなり
2013-05-05 17:56:28出版は元々、それこそ黄草紙の時代から薄利多売だったと思います。それでも回せていけたのは、制作に掛かる人数が少なく制作費が抑制できていたこと、それと文庫本(廉価多売本)の出現が大きかっただろうとは思っています QT @tutiya: 原因を指摘したのではなく、事実記述についてうかが
2013-05-05 17:57:22いえ、「出版点数が多いのに売上が減少している」という事実だけを確認したかったのです。それは結果であって原因ではあり得ません。 RT @azukigIg: ですから「出版点数が多いから売れない」というのは出版不況の【原因】ではないと思います
2013-05-05 17:57:45それまで出版物は部数が4桁程度以下が普通で、単価も高いものでした。それが5桁部数以上を売れるようになった(日本の場合は映画が高く出版物のほうが娯楽として安かった)ので、出版が伸びたのだろうと思います QT @tutiya: その点はよく指摘されますが、テレビの普及時に同じでしたが
2013-05-05 17:58:27