古典たりえないものの力

後に残らないが故に生じるものもある
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古典たりえるもの

kfjt @syuuigusou

残酷なことだが、漱石や鷗外などと同世代の書き手のうち、何人の書き手が、今も生命を保っているだろうか。第二次大戦前の書き手では、どれほどの人が今も読むに足るのだろうか。戦後派や第三の新人のうち、50年後にも読まれるのは誰と誰だろうか。実に残酷なものなのである。

2013-05-28 20:52:02
ふゅ〜りあす @tebasaki_s

下手に新しい作品だと時の流れに耐え切れず、「なぜこれを教科書に載せた」状態になりかねないので、自分の趣味だけで教科書に入れるのはリスクが高い。

2013-05-28 21:05:41

テンポラリー

ふゅ〜りあす @tebasaki_s

もっとも創作の世界なら、時代の流れに耐え切れなかった作品を出すのは悪い事ではない。流行や風俗と一緒で、廃れてしまったが故に時代を感じさせる効果がある。ウーパールーパーやセガサターンを出せば、「そういやあったねー」と思わせる事が出来る。ベン・トーのサターンは、別の話ではあるが。

2013-05-28 21:13:12
ふゅ〜りあす @tebasaki_s

あと1番手ではなく2,3番手を出す事で、ひねりを効かせる事が出来る。 ハイソカーでソララならありきたりだが、レパードを出せばちょっとは考えているように感じさせられる。 作中でそれを選択する人間の個性にもなる。

2013-05-28 21:18:35
ふゅ〜りあす @tebasaki_s

この手ので最近関心したのは、ぱにぽにに出てきた「エンジェルメイドボム」という喫茶店と「グラスティー」というクソゲー。 「リアルタイムで見ていた人間でも無ければ、どっちも分からんだろ-」 というのがギャグになっている。 というか、どっちも最近というには古いな。

2013-05-28 21:21:19

× エンジェルメイドボム
○ エンジェルエイドボム

今に生きる

ふゅ〜りあす @tebasaki_s

今やってるロボットアニメで云えば、ガルガンティア・マジェプリ・ヴァルブレイヴの3つは同じように知られていても、1年後5年後10年後となればどれか全部知ってる人は少ないだろう。どれが生き残るかはともかく、それ以外の名前を出すだけでネタとなる。それがどれだけ面白いかは、別の問題だが。

2013-05-28 21:29:14
ふゅ〜りあす @tebasaki_s

「普段本を読まない人も買うからベストセラー」 という話があるが、クソくだらん話も読む・見るのも蓄積にはなっている。「なんでそんなの出てくるんだよ!」という引き出しの多さは1つの財産。 送り手になろうとするとそれだけで十分ではないのは当然だが、それでも持ってて損はない。

2013-05-28 21:33:45
ふゅ〜りあす @tebasaki_s

「年取ってると強い」 というのは、自然と蓄積されていくからだろう。とはいえ、若い人間にもアドバンテージがない訳ではない。一般的に若い方が割ける時間が多く、自然と現行コンテンツに対する造詣が深くなりやすい。 これを続けていけば、「よく知っている年長者」 の誕生である。継続は力なり。

2013-05-28 21:39:53

さかのぼる

ふゅ〜りあす @tebasaki_s

とはいえ、「現行作品を追うのは良いけどさ-、少しは元ネタに興味を持った方がよくね?」 と感じる人もいる。 プロでもなければ、個人のやりたいようにやればいい話ではあるのだけれども、何かもったいなさを感じてしまうのですよ。

2013-05-28 21:42:19
ふゅ〜りあす @tebasaki_s

「元ネタにさかのぼれ」は、単純に「互いに知ってるネタを語り合う楽しさ」 を求めてるだけかも知れない。 「知らないネタを教わる楽しさ、教える楽しさ」 もあるけど、それだけでは満足できないのだろうなぁ。  と、人が布教する理由に思い至る。

2013-05-28 21:48:26