第一回大罪大戦紅陣営【交流フェーズ01】

第一回大罪大戦紅陣営【交流フェーズ01】 最初の一週間 紅陣営は、流れを意識し、リプライを余り使わない陣営でした。他陣営と比べて、就寝時の挨拶等がなく、全員で進めていたのが特徴です。
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スロウス @siroeda_sin

プライドの言葉に、ふん、と軽く鼻を鳴らして応答する。 「サボりはしないさ、必要な仕事はきちんとこなす。今の環境は割と気に入っているんでね」 「『怠惰』の名は、他の誰にも譲る気はない。その宿命、果たしてみせよう」

2013-06-05 00:08:00
ラスト/アドウェナ @temari_sin

「ごめんごめん、グリード。今度アタシが頭撫でてあげるから……ね?」 「全く、ラースはつれないなぁ……つまんない」 二人に軽く返事をすると、彼女は髪をかきあげる。→

2013-06-05 00:37:27
ラスト/アドウェナ @temari_sin

→「つまり、プライドが弱かったから眼を持っていかれたってことでしょ? はっはぁーん」 プライドにあれだけ諭されても、彼女には反省をする様子は皆無なようで。

2013-06-05 00:37:42
黒の憤怒:ツォルン @whiteplays_sin

金属が複雑に触れ合う音を一瞬立てて、騎士はラストを見る。騎士の両手は硬い拳として握り締められ、鎧の隙間から緩やかに蒸気を噴出し始めていた。

2013-06-05 00:44:15
プライド @seigo_sin

色欲を背負う女を、緋眼が一瞥した。 「ラース」 傍らの騎士を、手で制する。じゅう、と。肉の焦げるような、厭な音がした。 「今は未だ、その怒りを開放すべき時ではありません。ここは、私に免じて彼女を赦しなさい」 →

2013-06-05 00:49:52
プライド @seigo_sin

→ 「……ラスト?」 片方だけの緋眼が、女を捉える。 それは、酷く冷たく。それは、甚も鋭く。 射抜くように、視線が向けられていた。

2013-06-05 00:57:58
黒の憤怒:ツォルン @whiteplays_sin

「はっ!?」騎士はその焼ける手を見て、慌てて一歩後ずさる。「それが貴方の意思とあらば、仰せのままに。」そして、また頭を垂れた。

2013-06-05 00:58:50
紅の強欲にしてIraのLilja @HeNotShe_sin

「ラスト様は、ラース様の慈しみの手を、わたくしから永遠に奪いましたのよ。この強欲たるわたくしから。ひどいですわ」機嫌は簡単には直りそうにない。スロウスの評価が尤もだ ラースを宥めるプライドを見て、はっと息を飲む。「プライド様、御手が……!」自分が痛む気さえして、己が両手を胸に抱き

2013-06-05 00:59:26
ラスト/アドウェナ @temari_sin

「あちゃー……アタシ、やっちゃった?」ラースとグリードを交互に見やり、ちらっと舌を出したのも束の間。プライドの冷酷な瞳に射抜かれてしまった彼女は、威圧感からか初めて黙りこんだ。

2013-06-05 01:44:09
スロウス @siroeda_sin

「ま、そこまでにしておこうぜ」 しん、とした空気に軽い声が入り込む。 「せっかくこうして集まったんだ。始まる前から余計な火種は生まないほうがいいだろ?」 「ラストもほれ、踏んじゃいけないとこくらい分かっただろうしさ。……分かったよな?」 口調は若干、自信なさげに。

2013-06-05 02:12:50
暴食(Gluttony) @Hajime__sin

「そうそう」 同じような軽い声は、手の届く範囲の皿を空にした暴食から。 「俺達の相手は俺達同士じゃねぇってのは、さっきプライド自身が言ってただろうしよ」 口からはみ出した鶏の骨を噛み砕きながら、肩をすくめて笑ってみせた。

2013-06-05 02:22:28
ルージュのエンヴィー @not_must_sin

「…緊張感はなかったかもね……。ごめんね、プライド。でもさ、目の前にはこんな豪華な料理が並んでるんだし、それに……」 プライドの右目を真っ直ぐ見すえながら返答していたエンヴィーはここで一度言葉を切り、周囲を見渡した。そして両手を横に大きく広げ、声も一層張り上げてさらに続ける。→

2013-06-05 04:25:25
ルージュのエンヴィー @not_must_sin

→ 「それになにより紅の『同志』がみんな揃ってるんだよ?こんなの、緊張よりもワクワクが勝っちゃうよ!」 喜色満面、心底嬉しそうな表情で語るエンヴィー。自身の発言が気に入ったのか、うんうんと言葉を噛み締めるように頷いている。

2013-06-05 04:39:25
紅の強欲にしてIraのLilja @HeNotShe_sin

酒瓶を冷やす氷をいくつか布巾に包んで濡らし、傲慢へ駆け寄る。「どうぞきちんと冷やしてくださいまし。でないとわたくしも痛うございます」 話し始めた暴食に驚き振り返る。「まあ、もう平らげてしまいましたの? お話の続きをしていただかないと、わたくしの分までなくなってしまいそうですわ」→

2013-06-05 09:22:37
紅の強欲にしてIraのLilja @HeNotShe_sin

→嫉妬が喜色満面に語るのを聞いて、こちらもまるで酔ったように「同志……そうですわ、わたくしたち、同志(ルージュ)ですものね。わたくしも、ここに集ってはじめて、正しく眠りから覚めたような心地がしますのよ。ああ、わたくしは本当に、ルージュのグリードなのだと」あるいは歌うように続ける。

2013-06-05 09:24:16
暴食(Gluttony) @Hajime__sin

「『同士』、ねぇ」 くつくつと、喉を鳴らして笑う。 「てめぇらにゃ悪いが、俺ァ慣れ合うつもりなんざ微塵もねーよ」 真紅の三白眼を、他の大罪たちへと向け、『暴食』は笑う。 「俺は、腹が膨れりゃそれでいいんだ」→

2013-06-05 11:22:58
暴食(Gluttony) @Hajime__sin

→「こんなもんじゃまだまだ足りねぇよ、『強欲』」 口の端を吊り上げる。 「――つっても、他に話すことなんぞありゃしねぇが……安心しろ、今はまだそっちに手ェ出す気はねーからよ」 右手をひらひらと振った拍子に、腕輪に着いた装飾が触れ合って音を立てた。 まるで、牙を噛み合わせるように。

2013-06-05 11:29:18
ラスト/アドウェナ @temari_sin

「ああ、分かった分かった……アタシが悪かったよ」 スロウスの弱い語調の言葉を受け、彼女はその場で脚を組んでそっぽを向く。 しかしエンヴィーが声高らかに語り出すと、彼女は身体ごとそちらに向けて話を聞き。→

2013-06-05 13:31:14
ラスト/アドウェナ @temari_sin

→「仲間、か……それも大事なんだろうけれど、そんなことより」 彼女は黒のロングスカートの裾を手で掴み太股の高さまで捲りあげる。そのまま太股に忍ばせた銀色の短剣を掴み。 「アタシの他に『色欲』を名乗るヤツが居るのが許せない……」 短剣の先端をなめるように、舌先をゆっくりと這わせた。

2013-06-05 13:36:34
ルージュのエンヴィー @not_must_sin

「グリードは話が分かるね!大好き!そして……グラトニーは馴れ合うつもりはないかー…。言いたいことはわかるよ?でもね、グラトニー。私と馴れ合えばいいことあるかもよ?例えば──」 ひょいとエンヴィーは自分の取り皿から骨付き肉をつまみ、グラトニーの眼前に掲げる。 →

2013-06-05 16:43:43
ルージュのエンヴィー @not_must_sin

→「わたし、手が汚れちゃうから骨付き肉食べるの苦手なんだよね。ほら、どう?わたしと馴れ合ってみない?」 グラトニーの前どこか意地悪そうな笑顔を浮かべつつ肉を左右にヒラヒラと揺すって見せる。

2013-06-05 16:48:28
プライド @seigo_sin

怠惰と暴食の言葉に、場は一時の平穏を取り戻した。 傲慢たる男は残る唯一の瞳も閉じ、静かに溜息をつく。 「いいですか。私は諸君らに協調や孤立を求めている訳ではないのです」 再び開かれた瞳は、強欲によって冷やされた自身の手には一瞥もくれず、一同に会する大罪たちを映していた。 →

2013-06-05 20:55:55
プライド @seigo_sin

→ 「私が『原初の大罪(ルージュ)』に求める事象は唯一つ。『絶対的な勝利』のみ」 空いている腕で、グラスを揺らす。注がれていた血のようなワインには、大罪を冠する面々が映った。 「――故に。悪戯に戦力を削り合う訳にはいかない。皆、私にとっても大切な『駒(なかま)』なのですから」 →

2013-06-05 21:08:30
プライド @seigo_sin

→ 「戦意を奮わせるのは大いに結構。鍛錬を諫めようなどと言う心算もありません。しかし、輩(ともがら)に殺意を以って刃を向けるのなら――」 そこまで言いかけて、男は口を噤む。 「いえ、これ以上の無粋な真似は止めておきましょう。食事が冷めてはいけません。会食を続けましょうか」 →

2013-06-05 21:25:58
プライド @seigo_sin

→ 治療を施す強欲に、「充分だ」と告げて。 男は一人、部屋を後にした。 どうやら、この城のテラスへと向かったようだ。

2013-06-05 21:29:29
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