脱法ハウスの実態は。そして追い出し屋規制法の早期制定、”住まいは人権”を考える。（6/12院内集会まとめ）

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

続。修繕義務は契約当初のレベル迄しか認められない、修繕範囲は大家が自由に決められる等の判断。これまでの判例理論を全く無視し退去の正当事由を認めた。人が住むということをが守られなければならない。長年居住し終の棲家だったものを「主観的利益に過ぎない」と切り捨てた。余りにも酷い判決。

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

院内集会第２部〈住まいは人権を考える〉。脱法ハウスについて国民の住まいを守る全国連絡会の坂庭さんより報告。マンボーの現場に行ってきた。こんなところに人を住まわせて良いのか、と痛感。国交省に緊急対策を申し入れた。国交省が昨日記者会見。続

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

国交省は寄宿舎に該当する可能性があるとしつつ、実態は住居。だが共同住宅に認定することはないのではないか。業界団体の抵抗、改善点も大幅なものになる。また、違反物件の調査、是正等を行う予定とのこと。耐震偽装事件のときに出された通知などに照らしても違法となる可能性が高い。続

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

行政の側が脱法シェアハウスに入居させる手伝いをしている。そこが、本格的に脱法ハウスの摘発をするのか。国交省も〃それに対応するか、見守りたい。違反物件の情報の公表は適宜検討するとのこと。現にシェアハウスに居住する人が救済されない。相談会なども検討して次の手を考えたい。続

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

被災地での住宅問題について。福島大学の鈴木教授（日本住宅会議）より報告。震災復興に関して、居住についてどういう問題が生じているか。日本住宅会議は「住まいを人権」を掲げてきたが、状況は悪くなるばかり。震災から２年３ヶ月が経過、埼玉県では１３０人が今でも避難所生活を続けている。続

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

続。双葉町の人たち。町役場はいわき市にうつるのに、この人達は避難所のまま。未だに段ボールで仕切られた生活。我が国で確立されていない居住権の問題がこういうところに出てくる。問題２つめ。東日本大震災は景気低迷・政治が混迷する中で発生。政治的・社会的・経済的メルトダウンを起こした。続

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

続。なぜか。私たち自身が民主主義や基本的人権、居住権が変な方向にいかなように議論できなかった。問題３つめ。過去にも居住権は議論された。住生活基本法での議論。パブコメで居住権を確立してほしいとの意見。しかし、国民的コンセンサスが得られていない、時期尚早との回答。続

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

このような国政の認識が、脱法ハウスや追い出し屋問題、震災での対応につながっている。居住権が確立されていない。以上。

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

次の報告者・日本住宅会議の方。（お名前聞きそびれました）。東日本大震災の被災者で死亡が相次いでいる。阪神大震災と比べものにならないくらい復興が遅れている。10年先の見通しが立たない。被災者の視点に立ってどう復興を勧めるべきか、白書をまとめた。続

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

続、どう復興に役立てて人間らしい生活を取り戻すか。福島の人は自分の暮らしていた居住を取り戻せない。首都直下型地震が起きてもおかしくない状況。二の舞三の舞にならないように、この白書を考える材料にしてほしい。以上

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

生活困窮者連絡協議会の山田育男さん。新宿区で住宅相談に応じている。脱法ハウスの居住者からの相談があった。新宿区では段ボールハウスの強制撤去があった。第一期では運動で阻止したが、その後に段ボールが火災に遭った。火災に遭うような不安定な居住について考えなければいけないと稲葉さん。続

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

続。脱法ハウスの居住者は6月末の退去を免れても、そこに住み続けることが良いのだろうか。考えなければならない。もう1つ。パンフレット「人が大切にされる住まいと暮らしを」を発行した。居住が制限されているいろいろな人たちが居る。支援者に問題提起してもらった。続

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

続。野宿者支援の立場からは、単身高齢の生活保護利用者が老朽化した木造アパートを選ばざるを得ない現状。野宿者が生活保護を申請すれば、福祉事務所が貧困美人素と結託。これらのような構造を改善する必要、と報告。続

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

障害者の住まいの問題では、ホームレス状態に置かれている人の6～7割が発達障害や精神障害。障害を持っている方が社会から排除される構造。重度障害者には公的サポートもあるが軽度の方は自ら気づかない、社会的サポートもなく排除されがちになる、と報告。続

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

児童養護施設退所者の問題。中卒で進学しないと選択すれば、施設を出なければならない。保証人も居ない。たいていは住み込みの職場。仕事を辞めた瞬間、住居が無くなる構造。次も住み込みにならざるを得なくなる。悪しきスパイラル。住まいという生活基盤を奪われている。支援と構造改変が両輪。続

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

女性の居住問題。布陣保護施設職員からの報告。男の眼差しでは全く見えない。女性であること自体が問題をはらむ。物件選びはまず安全・安心を求める。家賃は高額にならざるを得ないのに、女性は貧困。男性の視点ではなく女性の視点で住まいとは何かを歓上げる必要がある。続

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

という話が、このパンフレットにつまっている。ぜひ、多くの方に読んでほしい。 http://t.co/64MB1mEppN

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徳武聡子 @Satoko_Tokutake

新建築家技術者集団の山本氏より書籍「社会派建築宣言～誰も人間らしく生きる生活空間の創造」の案内。①現状と改革の展望、②建築技術者の様様々な実践、③震災復興の三部構成。耐震補強についても建築家と市民が話し合って実践してきた。続

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

私たちは、建築を社会の中で捉えようと実践してきた。そこに住む人々のための生活空間を作ろうとしてきた。金儲けや自己満足のためではない。課題も多い。社会の歪みも見えてくる。住民とどう取り組んでいくか高めていく必要。人間的な信頼関係を構築すること、環境問題など。

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

最後に坂庭さんから閉会挨拶。各界から90名の参加。住まいは人権、という認識が深まった。皆さんの胸にすとんと落ちたと思う。当事者も参加して胸に詰まる話。これからの戦いの糧になる。全力をあげていきましょう。以上

kraut4388 @kraut4388

@Satoko_Tokutake 追い出しは仕様がありません。家主の方も賃料を払ってくれるのが確実な人に貸したいし、土地活用にシフトしたい人もいるから。

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

@kraut4388 そのあたりが誤解されがちなのですが、法的手続により明け渡しを求めること、強制執行をすることは否定していません。そういう踏むべき手順を踏まずに、実力行使で強引に追い出すことは違法行為であり、やってはいけないというだけです。

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

追い出し行為や不当な取立行為は、大家や管理会社や保証会社の「都合」によるもの。法的に許される範囲を超えている。たとえ家賃滞納がきっかけであっても話は別だということ。どんな理由があっても、暴力に訴えたらいけないのだ。

孤高の山猫藤木中務大輔凪沙 @NaGiSa_FJ

@Satoko_Tokutake このパンフレットは、どこで手に入りますか？

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

@NaGiSa_FJ 住まいの貧困に取り組むネットワークにお問い合わせいただければとおもいますが、とりあえず申込書の画像ファイルをアップします。 http://t.co/BbgvTnslkj