山崎久隆さん「茨城県 東海村を中心とした 原子力施設について」(5)

seki_yo @seki_yo

1. 高速増殖炉の 安全性。 もんじゅ差止裁判、最終的には 最高裁で 覆されたが、名古屋高裁 金沢支部で、住民の 訴えが 認められ、勝訴した。(山崎久隆)

seki_yo @seki_yo

2. 争点は、炉心崩壊事故の 可能性。 想定では、一時冷却系の 流量喪失、制御棒 挿入失敗、炉心 核分裂反応 停止失敗。(山崎久隆)

seki_yo @seki_yo

3. 燃料棒 自体が 壊れ、制御棒が 挿入できない 可能性。 ウラン燃料と 違い、プルトニウムの 含有量が 多く、再臨界を 起こしやすい。(山崎久隆)

seki_yo @seki_yo

4. 高速増殖炉では、即発臨界が 起きる。 炉心は 瞬時に 破壊され、同時に 格納容器も 爆発で 破壊される。 小林圭二さんの 証言を 高裁は 認め、判決要旨で「重大事故が 起きる 可能性は 否定できない」と 判断した。(山崎久隆)

seki_yo @seki_yo

5. 規制委員会は、不十分ながら、軽水炉については、代替注水と 格納容器ベントを、シビアアクシデント対策として 要求している。(山崎久隆)

seki_yo @seki_yo

6. しかし これは もんじゅや 常陽のような 高速増殖炉には 当てはまらない。 規制委員会は 緊急時対応として、福島第一原発と 同種の 事故を、もんじゅには 想定しないことに なった。(山崎久隆)

seki_yo @seki_yo

7. 住民避難計画。 東海村の 高レベル廃液貯蔵タンクは 地下構造物内で 管理。 地震・津波で 送電が 停止すると、冷却不能に 陥り、蒸気爆発を 起こし 高濃度ガスが 放出、風下 10km まで 広がる。 時間的な 余裕は ほとんど ない。(山崎久隆)

seki_yo @seki_yo

8. 市民団体が、津波に 襲われた 場合の 対策について、原子力研究開発機構に 質問状を 送る。 その 回答が「津波の 海水で 冷却でき、爆発は 免れる」 つまり、実効性が ある 対応策は ない。 当時の 理事長が 鈴木篤之氏。(山崎久隆)

seki_yo @seki_yo

9. 2007年の 柏崎刈羽原発事故で 判明した 重要事項の 一つが 地盤の 液状化現象。 配管や ケーブルが 通る コンクリート製の トレンチ、これが 地中から 浮き上がった。(山崎久隆)

seki_yo @seki_yo

10. その 結果、配管や ケーブルが 切断され、敷地内の モニタリングポストからの 受信も できなくなる。 とりわけ 危惧されるのは、冷却のための 配水管が 切断されること。(山崎久隆)

seki_yo @seki_yo

11. 規制委員会の パブリックコメントに 対する 回答で、情報の 一元化管理を 明記している。 これは 自治体が 持っている 権限を 奪うことになる。(山崎久隆)

seki_yo @seki_yo

12. 防災基本計画では、住民の 生命財産を 守るのは 自治体であり、それぞれの 市町村長。 JCO 事故のとき、村上村長が 非難を 浴びたが、避難を 指示したことは、責務として 当然の 措置。(山崎久隆)

seki_yo @seki_yo

13. 今回の 原発事故で わかったことは、自治体が 国からの 指示を 待ち、その 結果、住民が 必要とする 情報が 届かなかったこと。 自治体は 自主的に 防災計画を 立てる 必要が ある。 原発立地自治体の 首長も 同じ、再稼働を 先に 求めるなど おかしい。(山崎久隆)

seki_yo @seki_yo

14. いくら 防災計画を 立ててみても、大量の 原子力施設に 囲まれていては、住民への 安全確保は できない。 村上村長が 今、求めているのは、そのための 原子力施設の 解体撤去。(山崎久隆)

seki_yo @seki_yo

(参考) ストップ・ザ・もんじゅ "もんじゅ裁判" http://t.co/Q4kckAkwDs