日本の「戦時標準船」とはどんなものであったか?

あと徴用船についてもちょっと
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ooi@n_m @izumosobarieato

@bosc_1945 @br117 呉の工廠が押さえられて海外向けの船舶を建造するようになるんだけど、その前に海外から電気溶接技術導入、したらば流す電力も違えば溶接棒から母材まで資材の質が違うと。。

2010-09-19 00:01:18
某S氏 @bosc1945

@br117 確か第2次のE型船(870t)だったと思いますがこれは全面溶接だったと思います。 がしかし「浮いて動く」のが精いっぱいで、雨の日には甲板から雨漏りがしたという曰く付きの船でした。 ちなみに“量産”した数419隻w

2010-09-19 00:04:12
ooi@n_m @izumosobarieato

@br117 @bosc_1945 出来るはずのない方法で出来るはずのないことをしていたというオチに、まあ、その方向に至るまで米国はリバティ船とかでずいぶん痛い目を見るわけですが。。

2010-09-19 00:04:50
某S氏 @bosc1945

@izumosobarie ほほう。前間さんの「誉」本は読んだけどそれは読んでないな・・・。早速買おうw 見敵必買!見敵必買!見敵必買!

2010-09-19 00:08:22
某S氏 @bosc1945

@br117 @izumosobarie まぁ、結論はいつも「みんなビンボが(ry」な訳ですがwww

2010-09-19 00:09:12
ooi@n_m @izumosobarieato

@bosc_1945 案外大和本のどっかと被ってるかもしらんですが、IHIに至るまでの流れを起こした本ですので、目を通しても良いかと。

2010-09-19 00:15:28
某S氏 @bosc1945

@izumosobarie 大和本は上巻の途中で挫折しましたw 確か西島さんと言う人の工数管理が主な話だったかな? とりあえず今アマゾンで注文しましたw

2010-09-19 00:18:55
ななリス @nana_lis

@bosc_1945 当時の話は「造船士官の回想」にも有ったような・・・

2010-09-19 00:20:36
ooi@n_m @izumosobarieato

@bosc_1945 大まかな内容は、戦前のことと、戦後呉工廠がどういう道を辿ってきたのか、です、で、呉工廠1回外国資本の手に渡ってるでしょ、あの時期に技術導入をやって、それが伝播していって…と言う件が出てくるんですよ。

2010-09-19 00:23:28
某S氏 @bosc1945

@izumosobarie @br117 そもそも論としては軍の商船被害予想が途方も無く甘かったって言うのもありますが、戦争が始まってるのに「船」の残滓を残した「戦時標準船」を作ってて、ボカスカ沈められるようになったら泥縄的に急いで作れと。

2010-09-19 00:25:41
某S氏 @bosc1945

やっと第2次で「戦時標準船」になったかと思ったら、安全度外視で二重底は無いわ、間引き率を良くするために鋼板は粗悪品だわ、機関は故障だらけだわ、船なのに水は漏るわで・・・。 ちなみに、軍部の見解では二重底の有無は沈没率には関係ないのだとか。そりゃ粗悪船作ってりゃ一発でボカ沈だわな。

2010-09-19 00:29:50
ooi@n_m @izumosobarieato

@bosc_1945 @br117 もう一つ言えるのは、粗悪品であるか無いか以前の問題として、鋼板そのものの材質が電気溶接に向かなかったと言う話がありませんでしたっけ、鉄鉱石の産出場所に起因する問題だったような。

2010-09-19 00:38:21
某S氏 @bosc1945

面白いのはアメリカとかイギリスの戦標船は一万トンクラスだけど日本の戦標船の主力は870tの2E型だった事。大きくても2A型で6600tでアメリカのリバティー船とは比べ物にならない。

2010-09-19 00:39:13
某S氏 @bosc1945

タンカーもアメリカのT2 タンカーは基本1万トンクラス、日本の戦標船のタンカー型も2TL型は1万トンだけどたった28隻しか建造されてない。実質的な主力は前期の2E型を油槽用に改造した2ET型が135隻。 T2タンカーが4種類500隻作られてる事を考えると、想像を絶する工業力格差。

2010-09-19 00:43:31
ななリス @nana_lis

@izumosobarie 「松型」で手をつけられた鋼材の規格低下は本型においてより徹底され、HT鋼(高張力鋼)の使用もやめ普通鋼だけに絞られました。鋼材の規格変更は、普通鋼は重量が重い代わりに溶接がしやすいというメリットがあります。 http://bit.ly/dAU03Y

2010-09-19 00:44:50
ななリス @nana_lis

@izumosobarie 高張力鋼でも使ってたんだろうか・・・

2010-09-19 00:46:50
ooi@n_m @izumosobarieato

@br117 ああ、知り合いの所のサイトだ(爆)

2010-09-19 00:47:14
某S氏 @bosc1945

@br117 @izumosobarie それは聞いたことがありますね、確か鉄鉱石中の硫黄分が問題だったとか?

2010-09-19 00:47:39
ななリス @nana_lis

日本財団図書館(電子図書館) 「日本造船学会創立100周年記念講演」報告(日本造船学会誌821号記事抜粋) http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1997/00526/mokuji.htm

2010-09-19 00:50:44
ooi@n_m @izumosobarieato

@bosc_1945 @br117 硫黄分は割に悪さをすることがあって、満州産の鉄鉱石はこの点で悩みのタネだったらしく、それを替えることがまず一つ、後は適正な電力量を安定して使う事が必要だったと。

2010-09-19 00:51:11
某S氏 @bosc1945

@izumosobarie ほうほう、こういうHPがありました。http://bit.ly/aRBWyx 仰るように鋼鉄中のわずかな硫黄分が溶接の障害になっていたようですね。

2010-09-19 00:53:28
ななリス @nana_lis

@izumosobarie 日本の鋼材の問題点は、従来のリムド鋼にわずかに含まれている硫黄分だった。0.0数%の硫黄が日本製鋼材を溶接に不向きにしていた。 1950年に輸入された自動溶接機は所定の性能を発揮できなかった。http://bit.ly/cbHxcW

2010-09-19 00:53:36
ななリス @nana_lis

@izumosobarie 予想外な近さだ・・・ 其方もツイッターをしていたりします?

2010-09-19 00:55:19