星新一１００１夜

シオコージ @nanasibunka

【ブログ書きました】「バック・トゥ・ルーツ、全作ツィートするぞ！星新一〜『かぼちゃの馬車』（新潮文庫）」ツィッター上で「星新一１００１夜」という企画？　を始めた。氏の１０００編を超えるショートショートを一編ずつ要約してツィート…続き→http://t.co/0aTf5nMJHK

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【星新一１００１夜（昼でも）】(58)「情熱」～地球から別の太陽系まで向かう巨大ロケット。乗組員も生きて帰って来れないような長い旅になるだろう。出発を間近に迎えた時、正体不明の大型宇宙船が地球へ近づいてきた・・・（新潮文庫『悪魔のいる天国』所収）

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【星新一１００１夜（昼でも）】(56)「ロケットとキツネ」～宇宙研究所へキツネを連れて現われた男。特別に飼育されたというキツネはさなざまなものに化けてみせる。男は研究所員らに宇宙旅行に役立つこのキツネを買ってくれないかと持ちかけた。（新潮文庫『悪魔のいる天国』所収）

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【星新一１００１夜（昼でも）】(55)「無重力犯罪」～地球へ接近した彗星の調査のためロケットが飛び立った。大勢の見送り客の中に一人の不審な男が。男は警官の調べに対し「ロケットに乗組員が全員焼け死ぬような細工をした」と不適に笑う。（新潮文庫『悪魔のいる天国』所収）

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【星新一１００１夜（昼でも）】(54)「天国」　～うだつの上がらない人生を送ってきた中年男。ひとけのないバーで思わず「いっそ死んでしまいたい」とつぶやくと、それを聞いたバーテンが「あなたを生きたまま天国へお連れしましょう」と持ちかけてきた・・・。（新潮文庫『悪魔のいる天国』所収）

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【星新一１００１夜（昼でも）】(53)「デラックスな金庫」～全財産のほとんどをつぎ込んで豪華な金庫をつくった男。外側は輝く銀張りで、やわらかな布で磨いては悦に入っている。ある夜、突然賊が忍び込み、男にナイフを突きつけて金庫を開けるよう要求した。（新潮文庫『悪魔のいる天国』所収）

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【星新一１００１夜（昼でも）】(52)「調査」～夜空から赤い炎の尾を引いて落下してきた謎の物体。銀色に光るロケット形をしていて金属製と思われる。学者たちが呼ばれ調査を始めると物体の中から電波が発射され、さらに外側を覆う表皮がはがれ始め・・・。（新潮文庫『悪魔のいる天国』所収）

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【星新一１００１夜（昼でも）】(51)「合理主義者」～徹底した合理主義者のエフ博士がある夜波打ち際で見つけた奇妙な壷。栓がはずれて中から古代アラビアの魔神が現われ「助けてくれたお礼に望みをなんでも叶えましょう」と博士に持ちかける・・・（新潮文庫『悪魔のいる天国』所収）

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【星新一１００１夜】（５０）「要求」〜ある女に殺意を抱いている男。女のために強盗をはたらき捕まったが、刑務所にいる間に女は他の金持ちと結婚してしまったのだ。殺人計画をねっていると、突然テレビがUFO出現のニュース速報を流し始めた。（新潮文庫『おのぞみの結末』所収）

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星新一１００１夜（昼でも）】（４９）「空の死神」〜エンジンに不調を起こし低空飛行を始めた旅客機。女性客室係は乗客たちの不安を静めようと一人一人に声をかけてまわる。しかし乗っているのは誰もがさまざまな事情から死を望んでいる者ばかりだった。（新潮文庫『おのぞみの結末』所収）

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【星新一１００１夜（昼でも）】（４８）「おのぞみの結末」～得意先のため大金の輸送を任された銀行員は思わず気を静めるためのおまじない「メロンライス、ガムライス」を唱える。金の詰まった鞄を持って得意先の車に乗ると、運転手も同じ呪文をつぶやくのだった。（新潮文庫『おのぞみの結末』所収）

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【星新一１００１夜（昼でも）】（４７）「ある占い」～ひとりの若い女が街角で易者にこの先の運命をみてもらう。「近いうち危険な目にあうかも。でもそのあとにいいことがあるでしょう」と易者。女がその場を離れしばらく歩いた時、上から植木鉢が…。（新潮文庫『おのぞみの結末』所収）

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【星新一１００１夜】（４６）「わが子のために」〜地方都市の名士でありながら陰で犯罪組織にも関わる男。東京の大学に通う息子が人を殺してしまったときく。訪れた弁護士は息子を精神異常ということにし、父親のあなたも異常な振舞いをしてほしいという・・・。（新潮文庫『おのぞみの結末』所収）

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【星新一１００１夜（昼でも）】（４５）「親しげな悪魔」～体調がすぐれず病院に通うぱっとしない青年に、悪魔だと名乗る老人が「三つの願いを叶えよう」と声をかけてくる。老人が持っていた病院のカルテによれば青年の寿命はもうあまり長くないという・・・。（新潮文庫『おのぞみの結末』所収）

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【星新一１００１夜（昼でも）】（４４）「現実」～財産もなく優秀でもない小さな会社勤めの男。明子という女性に熱を上げていたが彼女は別の男性と結婚してしまった。ある晩、明子の夢を見ながら寝ていた男がふと声をかけられ目をさますとそこに彼女の姿が・・・（新潮文庫『おのぞみの結末』所収）

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【星新一１００１夜（昼でも）】（４３）「侵入者との会話」～一人暮らしの女性のマンションに拘置所を脱走してきた強盗容疑の青年が侵入してきた。部屋に居座り、電話で迎えにきてくれと仲間に連絡を入れる。やがて外に車の止まる音がし、ドアのチャイムが鳴った…（新潮文庫『おのぞみの結末』所収）

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【星新一１００１夜（昼でも）】（４２）「あの男この病気」～一枚の写真を頼りにある男を追い続けている男。港町や山奥を探し歩き、都会へ戻っては街角の占い師や酒場の女にたずねてまわる。すでに１０ヵ月がたとうとしており、もうあまり時間はない……（新潮文庫『おのぞみの結末』所収）

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【星新一１００１夜】（４１）「ひとつの目標」～実験中のエフ博士の研究室を、世界征服をめざすグループの一員と名乗る男が訪ねてきた。けして悪意から世界を支配するのではない、国家間をめぐる現状改善のために博士の研究が必要なのだと男は持ちかけてきた、（新潮文庫『おのぞみの結末』所収）

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【星新一１００１夜】（４０）「一年間」～独身の青年の部屋を二人の女性が訪ねてきた。朝の食事や部屋の整理を手伝ってくれる精巧なロボットを使ってみないかというのだ。さぞ高価なのではとためらう青年に、彼女らは割安な一年間だけの賃貸契約を勧めてきた。（新潮文庫『おのぞみの結末』所収）

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【星新一１００１夜】（３９）「ああ祖国よ」～アフリカの小国バギジアが突如日本に宣戦布告した。米軍払い下げのぼろ船二隻でわが国をめざし４０日かけて侵攻してくるという。テレビ局ではあの手この手で特別報道番組をつくることに・・・。（新潮文庫『おみそれ社会』所収）

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【星新一１００１夜】（３７）「古代の神々」〜コンピューターが管理する平和な世界が実現し5000年あまりが過ぎたAC4900年、少年が夢で聞いた不思議な声をもとに地面を掘ってみると、まだコンピューターが世界を支配する前のタイムカプセルが姿を現わした。（新潮文庫『おみそれ社会』所収）

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【星新一１００１夜】（３６）「回復」〜意識をとり戻したとき男は包帯でぐるぐる巻きの状態だった。看護婦の話によれば交通事故で全身に火傷を負ったのだという。少しずつ記憶が戻ってきた、男は若く美しい人妻と不倫の間柄だったのだ。しかしその夫が・・・（新潮文庫『おみそれ社会』所収）

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【星新一１００１夜】（３５）「手紙」〜重要な政策の決定を迫られているその政治家は一通の便りを待ち続けていた。人生の岐路にたったときどこからともなく現れる謎の手紙。その指示に従い彼は現在の地位にたどり着いたのだった。（新潮文庫『おみそれ社会』所収）

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【星新一１００１夜】（３３）「牧場都市」～朝起きるとベッドのまわりに素晴らしい料理が用意され、町を歩いていてもそこかしこにさまざまな食べ物が置いてある町。しかしそこに住む人々はやせ細り、自分の食欲と戦いながら常に腹を減らしているのだった・・・。（新潮文庫『おみそれ社会』所収）

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【星新一１００１夜】（３２）「キューピッド」〜フリーカメラマンの青年は夕暮れのバーで若い女性を見かけ、恋の思いに満ちたその表情に釘付けになる。彼女にもう一度会ってその表情を写真に収めようと、青年は次の日もバーを訪れる・・・。（新潮文庫『おみそれ社会』所収）