【腐】メシマズ話からのSBの食料事情変遷妄想、他
- jyugoya_2nd
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ヴィクトリア朝メシマズ話続報。
この前の、ビクトリア朝イギリス、特に19世紀前半がどんだけメシマズだったかシリーズが載ってる本を発掘してきた。前に書いたことと細部が違う部分がちょこちょこあるな。やっぱうろ覚えで書いちゃいかんね
2013-06-22 17:13:37ビクトリア朝イギリスのメシマズシリーズ料理書&レシピ編(全部別の本) ・野菜の色を良くするため、半ペニー銅貨か緑青を入れよう ・何かを緑に色付けたい時は、緑青・酢・明礬・粗塩を入れる ・ピクルス用の酢は銅深鍋で煮る ・ピクルスは銅貨と一緒に煮るか、真鍮や銅の鍋に24時間入れておく
2013-06-22 17:21:10ビクトリア朝イギリスのメシマズシリーズ ・長年、料理をするイギリス人の間では、カスタード系菓子の風味付け(ナッツ様の香りが付く)にセイヨウバクチノキの葉を使っていた。しかし、これには毒性(青酸多糖体)があり、それまでにも何人かの中毒者が出たものの、ちょっとなら大丈夫と使い続けた。
2013-06-22 17:30:42ビクトリア朝イギリスのメシマズシリーズ当時のコーヒー編1 ・混ぜ物してないコーヒーなんてない ・コーヒー(豆?)を5分煮る ・アイシングラス(清澄剤)と一緒に更に5分煮る ・煤の様に黒い色になって、えぐみが出るまでもう10分とろ火で煮る。
2013-06-22 17:43:54なるほどそのあたり出身のキャラが言う「コーヒーなんて苦くて飲めたもんじゃない」はわたしがコーヒーとして認識しているものを飲めないとかそういう次元の話ではないのか
2013-06-22 17:46:21@zodiac1213 よく海外ものとかで出てくる「泥のようなコーヒー」ってわりと意味不明だったんですが、一連のpostをみてなるほど……と思いました。
2013-06-22 17:58:04@takemix0318 材質のダメさもさることながら、今喫茶やコーヒーショップでいただけるような、澄んだ黒茶色の液体じゃないんですよね、入れ方自体がおかしい。多分どんより濁ってる。清澄剤を入れるのは、豆ごとことこと煮るから、澱が出まくってるせいかなあと。
2013-06-22 18:00:16ビクトリア朝イギリスのメシマズシリーズ当時のコーヒー編2 ・コーヒーの混ぜ物一覧 チコリーの粉、焼いた豆類(インゲン、エンドウなど) 焙煎した、小麦・ライ麦・乾燥人参 ドングリ 飼料用甜菜 焼いた牛馬の肝臓粉など ・混ぜて薄くなった色を誤魔化すために、糖蜜や焼いた砂糖を加える
2013-06-22 17:53:29ビクトリア朝イギリスのメシマズシリーズ当時のスノッブ編 ・ハムはシャンパンで煮ないと食べるのには適さない ・英国のソースの基本が溶かしバターしか。溶かしバターと牡蠣、溶かしバターとアンチョビ、溶かしバターと卵、溶かしバターとパセリ、溶かしバターとシュリンプ、溶かしバターと卵ry
2013-06-22 18:06:56@zodiac1213 これはどういう意味で適さないんでしょう…?<「ハムはシャンパンで煮ないと食べるのには適さない 」
2013-06-22 18:11:03@jyugoya_2nd 要するに、上流階級ともあろうものが、いい食材を適切に食す術を知らないのか、だからイギリス人は!ということらしい。
2013-06-22 18:16:25@jyugoya_2nd しかし、当時のイギリス人が飯よりも酒を飲む方に時間をかけていたのも事実でry つまり国全体の気風として、食べ物を見かけで判断し、味や安全性などをないがしろにしているんではないかね、というのが当時イギリスにいたドイツ人の見方だった。<素材より料理人に問題が
2013-06-22 18:24:09@zodiac1213 @jyugoya_2nd 林望先生のイギリスはおいしいという御本に、あちらのロングセラー(100年以上)の料理本に、インゲンは茶色くなるまで茹でる、と書いてある、と記述があり、栄養とは、料理とは、と。 しかし朝ご飯と紅茶とパンはほんとにおいしいから不思議。
2013-06-22 18:49:42