【腐】メシマズ話からのSBの食料事情変遷妄想、他
- jyugoya_2nd
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そして【更なる馬鹿】が期待できなくなった時点で、バブルは弾ける。最終的に、【自分以上の馬鹿】を見つけられなかった者が、もっとも馬鹿、つまりこのババ抜きの敗者となる。
2013-06-24 07:41:49そして、先程も言ったように、バブルで主題になる【物や事業】、これへの興味関心は大多数の投資者にはほぼない。彼らにとって大事なのは、それが大金の引換券であるという事だけだ。
2013-06-24 07:48:39例えば、17世紀オランダのチューリップバブルは、ウィルス感染したチューリップの偶然の美しさ、稀少さに端を発するが、バブルが過熱していく過程でその狂乱に身を投じた人々の大半が、チューリップその物への愛着や興味を持っていなかったという事実がある。
2013-06-24 07:54:49彼らはその熱狂が終わり、現実に戻ってきた時、人間が祭り上げたに過ぎないチューリップをこのバカ騒ぎの根源とみなした。事あるごとにチューリップの球根を叩き潰して回った人の話も残っている。
2013-06-24 07:58:27トップマグは、WTというヒーローを抱えておきながら、ヒーロー事業という物に関して、本編描写で見る限り、かなりの無関心であるように見える。はっきりしているのは、本編開始時点でのトップマグWTには、彼の業務を助けてくれる充分な資金も、サポート人員も不足しているという事実だ。
2013-06-24 08:02:49そこまで無関心なのに、なぜわざわざWTというヒーローを抱えたのだろう、という疑問がいつも頭をよぎる。だが、バブルを説明する際に用いられるgreater fool theory 。これである一つの仮説が立てられる。
2013-06-24 08:05:22つまり、トップマグはある時点から、いや最初からWT、ヒーロー事業を【自分以上の馬鹿】に高値で売り付けるつもりで抱えていたのではないか、という仮説だ。これならヒーロー事業を抱えておきながら、放置している現状に説明が付く。
2013-06-24 08:07:29そしてその目論見は、半分失敗し、半分成功した。半分成功、というのは、アポロンメディアに事業部が買収され、多額のキャッシュが残ったから。半分失敗なのは、おそらくは、彼らが当初見込んだ利益と売り抜け時期の当てが、大きく外れている可能性が高いからだ。
2013-06-24 08:09:30そいや、虎徹が、というかワイルドタイガー(とトップマグのヒーロー事業部)が運用を目的としてではなく、最初から高値でよそに売り抜けるつもりだったのでは、という妄想仮説に、補強材料を探してみた。そしたらあった。WTが出版社所属にも拘らず、3年目の座薬広告まで何の広告ももらってない事。
2013-06-24 18:56:30前に、誰かが、WTは3年目まで広告仕事したことがない、つまりトップマグは出版社なのに、折角の自社ヒーローを、自社出版物の埋草広告にすら使わなかった、っていうのはかなりアレだよね、な話をしていた。んで、これを転売目的でWTと事業部を保有してたと考えれば一つ筋が通るような気がする
2013-06-24 19:01:22転売屋の中には、自分が転売するものに対して全く興味がない人間がいる。株売買にあたり、その会社の事業や業績より、差額とチャートしか興味のない人がいる。
2013-06-24 19:05:06WTはそれと同じで、トップマグはヒーロー事業なんて端からやる気がなく、いずれどこかに高く売りつけたかった。そして、高く相手に売りつけるには、WTに下手に会社のイメージが付くのはまずい。だからトップマグ内の広告仕事を避けたという事はないだろうか。丁度転売物を未開封で置いておくように
2013-06-24 19:07:34他の広告仕事も同じだ。他社広告で、「トップマグのWT」として今以上に顔を売ってしまうと、更に転売がしずらくなる。ヒーロー事業参入を考える他社だって、トップマグイメージが根強い彼を、大枚はたいて買いたいとは思わない。その分価格は安くなる。だから積極的に広告営業もされてなかったのでは
2013-06-24 19:12:54他社がヒーローを抱える事を考える時、大きく二つのルートがある。一つは、自社でヒーローとなる人材を選抜、教育する方法と、既にある程度の経験を積んだヒーローをヘッドハント、スポーツ風にいえば移籍させることだ。
2013-06-24 19:15:36そして、虎徹が転売物としてヒーロー市場に並ぶ時、彼と競合するのは、実績のあるヒーローか、まだ評価の定まっていない新人だ。そして、虎徹は、他社が大枚はたいて欲しいと思う実績を残せているかは怪しいため、他社が彼と比較するのは主に新人達となる。トライアウトに挑むベテランみたいな
2013-06-24 19:24:35WTの転売をトップマグが考えていたとしたら、残念な点がいくつかある。一つは、この転売物はかなり「足が早い」ナマモノである点だ。早く売り抜けなければ、時間と共に転売物は老化する。体力仕事なので猶更加齢はきつい。その間にもWTはトップマグ、という事がどんどん定着していく。
2013-06-24 19:30:32なので、トップマグ所属後半、WTの会社での扱い、価値を考えるに、売り時は逃した今や転売物としては期待した価値をもたらさないが、大枚をはたいてしまったので今更捨てるのも勿体ない。そして、早く売り抜けられなかったのはWTが駄目な素材だったからだ、と思われていた可能性はないだろうか。
2013-06-24 19:36:27トップマグは、ヒーロー事業に関する失敗を、自分達の失策や先見の明のなさに求めず、全ての失敗の責任をWT個人に求めたのではないだろうか。また、良い具合に色々とやらかしているので、責める理由は後からいくらだって作れる。それが会社でのぞんざいなWTの処遇なのではないだろうか。
2013-06-24 19:39:57